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日中走行シーンはなかなか拝めないSenja Utama Solo編成

昨年レバラン臨から登場したFajar/Senja Utama Cirebon。それ以前から多客期にはPasar Senen始発のCirebon Ekspresとして似たような設定はありましたが、昨年からSenja Utama Soloの間合い運用となったことに合わせ、列車名も変更。確かに昨年まではオールビジネスでしたので、本来エグゼクティブ/ビジネス併合のCirebon Ekspresに見合わないということなのか、律儀に列車名が変更された次第。

が、既にお知らせしておる通り、18年製ステンスの増備に合わせ、5月下旬からSenja Utama SoloにK1の連結を開始。これでCirebon Ekspresを名乗る権利を得たわけですが、K3 Premium+新型リクライニングシートを備えるK1 18編成ということで、本家本元よりもグレードが上がってしまいました;;で、名称も引き続きSenja/Fajarシリーズを名乗り続けています。

そんなわけで、編成は何の変哲もない18年製ステンレス車なのですが、ステンレス車で初となるK1+K3編成。白銀にでもなれば、それこそネタなのですが、さすがにオール銀。とはいうものの、よく目を凝らしてみると、編成の前後で帯デザインが異なるのがわかります。

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前4両がK3P、食堂車を挟み後ろ4両がK1 18

しかもこの編成、Senja Utama Soloの名の通り、各始発駅を日没頃前後に出発し、翌明け方には終着という、かなり撮影には難儀するのですよ・・・。ですので、レバラン臨の間合い運用は順光で撮影出来る数少ないチャンスだったりするのです。ですので、ここまでの画像は乗車翌日にCirebon駅界隈の田んぼで撮影したものです。

さて、題目の通り乗車記にしなければなりませんので、乗ったときの話を。去年は上りのSenja Utama Cirebonに乗りましたが、今年は下りのFajar Utama Cirebonに乗車。ちなみに、Senjaは夕暮れ、Fajarは日の出です。下りはやっぱり列車名の通りPasar Senen5:45発という設定で、Jakarta界隈で撮影するのは難しいでしょう。Pasar Senen入線時なんかも当然真っ暗です。

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早朝の静かなPasar Senen駅

1番線には6:15発のFajar Utama Yogyakartaが既に入線し、客扱いをしています。定期列車は優遇されていていいですねぇ。こちらの2番線は5:25発のKuto Jaya Utaraが発車したばかり。こちらの発車を待って、Fajar Utama Cirebonの乗客はホームへ入れるわけです。ここまで厳格に、客を分離しなくてもと思うのですが、未だにPasar Senen利用者には物理的統制を図らないと収拾が付かなくなるというレッテルがKAIから貼られているようですね。確かにGambiriと比べると、客に対する態度があまりにも酷く、いくら国鉄が改革されようとも、Pasar Senenだけは時間が20~30年前で止まっているような気がします。とはいえ、ジョーナンによる乞食掃討作戦の結果、レバラン帰省の最ピークというのに、このガラガラの駅構内です。お盆時期の東京駅6時台東北新幹線ホームと比べても圧倒的に平和です(笑)

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おお、Balaiyasa Yogyakartaの配給車
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ホームを徘徊していると、1番線の一番最後尾に黄色い事業用車が。前日にYogyakartaから送り込まれ、切り離し作業中でした。この車両、そこそこ見かける割に、ジャワ島管内をぐるぐる回っており、どこに現れるか見当が付かず、なかなか撮影チャンスがないので、ラッキーでした。

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こちらは当然のことながら発車時刻ギリギリの入線

で、乗車するFajar Utama Cirebonは、入線するやいなや、そそくさと乗り込みすぐ発車!!なんも撮影する時間などありません。って、サボがSoloのまんまじゃないか。用意されていないんですな。

が、乗ってしまば快適そのもの。せっかくなので奮発してエグゼクティブにしています。18年製ステンレスK1標準装備の素晴らしすぎるシートは既にお知らせしている通りですが、いや~なんど乗ってもいいよ、これ。たった数センチの座面スライド(落ち込み)機能のフィット感。陰湿パクアン急行が快適と言っているんだから、これは快適でないわけがない!!もう、Jatinegara通過時には記憶なし・・・。おかげで、Cikaumすらも豪快にスルーしてしまいました;;まあ、ウォッチングは帰りにすればいいや。途中、Jatibarangにだけ停車(したのかな?)で、あっという間にCirebonです。快適だと、やっぱり普段以上に速いですわ。結局Cirebonも一番奥の6番線に入ってしまい撮影は不能。まあ、明日撮りゃいいわ、とさっさと出口に向かいました。

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到着!!
赤い機関車は見える位置にいませんでした・・・。


コメント

コメント一覧

    • MOGUPON
    • 2018年07月01日 17:12
    • 「臨時列車乗車記」って、なんかすごい内輪ネタなタイトルのような…たまたまかな。
    • パクアン急行
    • 2018年07月02日 18:23
    • <MOGPON様
      あの当時、巻末に「この文章の著作権は放棄する」と書かれていたので、そのまま使わせていただきましたけど(笑)
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