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信号無視して交差点に突っ込むBatara Kresna
(後追い画像)

スラバヤの帰り、ソロ・ジョグジャ経由で帰ってきたもう一つのお目当ては(自称)Rail Bus、当時としてはINKAが誇る最高峰の技術で製造したと言われる(笑)連接式電気式気動車です。インドネシアには100年早いと言わざるを得ない技術を、単なる役人の見栄の為だけに作られたこの飛んだシロモノ。運用開始早々にぶっ壊れて、路線ごと運休・・・とかいう話は落花生。さまのブログなどを参考にしていただければ、と思いますが、さすがにINKAの技術は曲がりなりにも上がっており、また車両が壊れたら代走という常識的判断もKAIが出来るようになっており、最近は基本的に毎日運行されているとのことで、今更ながらこのレールバスが唯一の営業車両というウォノギリ線乗り潰しをしてきました。いや、レールバス故障でキハ代走こそが大団円とも言えるのかもしれませんが(爆)
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希望はこっちでしたが・・・

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Batara Kresnaのサボまで出てるし!

日車KRDことMCW302系はさすがにソロ~ジョグジャ間の快速PRAMEKS運用からは外れており、全車離脱なのか?と思われましたが、地元ヲタの書き込みを見ていると、Rail Busの検査時等に、しばしば日車KRDも登板している様子。ですから、Solo Balapan駅構内に2両を組み、そしてウォノギリ行きサボを出したまま留置されているときには、おおっ!!明日はまさかの代走か!!と期待してしまいました。

ウォノギリ線のBatara Kresna号は早朝Purwosari駅を6:00に出発し、その後ウォノギリまでをチンタラチンタラ2往復するのみで、昼過ぎには営業終了という、やる気のなさ・・・。まあ、そもそもこの路線、かの乞食大統領がソロ市長だったことろの肝いり事業として復活させたのがことの始まり。町の中心部を横断するように、Purwosar~Solo Kota駅間がにインドネシア唯一の路面走行区間となっており、土休日のカーフリーデーによる目抜き通りの歩行者天国化とあわせた目玉として、デビューしたのがBatara Kresna号です。といいながら、路面区間では乗り降り出来ないというオチ付き・・・。もし、歩行者天国の目玉にするなら、途中に停留所設けて、単純にPurwosari~Solo Kota間を行ったり来たりさせればいいのにね、と思いますが。それに輪をかけて、観光列車と言いながらPp.4000という破格の安さから、ソロ市内に行商しに来ていた人が帰るのに乗ったり、朝から暇なウォノギリ民が冷房で涼むために乗り込んでしまい、肝心の観光客が満席で乗れないという・・・。一般列車としてはあまりのクソダイヤで実用的でないうえ、結局観光列車としても売り出せないという、中途半端さです。ホント、形だけの企画書しか書けないインドネシア人です。中身が詰められないのですよ、ここの人間は(盛っているのではなく、これは紛れもない事実)。走りゃそれでいいと思っている。

文句垂れても、ここまで来て乗れないなんてのはお話にならない・・・。仕方ないので、ホテルを5:00に出て駅へ。もう、Batara Kresna待ちの人が。予想通り、いかにもウォノギリだぞ!!って感じの人たちばかり。そんな、1時間も前に行かなくてもと思われるかもしれませんが、Rail Busは所詮遊園地の遊具程度の乗り物で、立ち席含めても定員は100人にも満たないわけで、週末ともなれば定員に達しましたので乗車できませんと張り紙が出ます。それで事前予約も出来ないのだから、観光客にはハードル高すぎ。さすがに1時間前に行けば買えましたけどね。

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残念ながら、本日はRail Busでの運転

1,2両目の座席はここでほぼ満席。3両目に誰も乗らないのは、座席が後ろ向きだから。2号車は集団見合い式です。とにかく車両が小さいので全員着席でも圧迫感があり、そもそも初めて汽車に乗りました!みたいな家族も多数いて騒々しいので私は3両目、K3 2 10 01に乗車。へぇ、2010年製なのか、これ。新製冷房Ekonomiと同じ年のデビューなんですね。しかし、なんだこのエンジン音。今にもぶっ壊れそうな騒音を立てていますが、大丈夫なのかこれ・・・。ちなみに、私はてっきり液体式気動車と思っていたのですが、こいつも電気式なのですね。VVVFと主電動機はK3 2 10 03についており、またこれも今にも壊れそうな音色でした・・・。

さあ、いよいよウォノギリに向けて出発です。

続く


コメント

コメント一覧

    • いずみ中央
    • 2018年07月09日 21:08
    • 今日は
      単線一閉塞で行ったり来たりでも良いのに、何故1日二往復と言う遣る気の無いダイヤなのか
      普通のKRDIではなく、何故こんな維持管理が大変そうな特殊構造の車両を作ったのか

      謎が多いですね、私には理由が分かりません
    • パクアン急行
    • 2018年07月09日 23:01
    • <いずみ中央様
      やる気のないダイヤについては、KAIもこの列車に対してやる気がないからです。地方政府から補助金出すから走らせてくれと言われているので、補助金相応の本数を走らせているに変わりありません。KAIはあくまでも、長距離輸送で商売をしていますので、ある意味線路と運転要員を貸し出していると言った方が正しい解釈かもしれません。車両の方も、運輸省がINKAに発注、それをKAIに押し付けているだけで、馬鹿なお役人が目立ちたいがために、作った車両ですね。このびっくり構造については、続編でお話します。
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