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重すぎるLRT、ついに開業!!

最新ニュース欄でお知らせしている通り、7月23日から軍人及び公務員限定で試験営業を開始したLRT Palembangですが、25日より一般の乗車も可能になっています。もちろん、各駅の整備が間に合っていないため、予想通り空港~市内まではノンストップ、その先各駅停車・・・としてアナウンスされていたのですが、市内区間も停車するものの運転停車で客扱いしない駅がいくつかありました。
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空港駅。一見、インドネシアには見えませんが・・・

一番安い便の組み合わせだと、やっぱりスカルノハッタ6時台発になってしまい、Palembangには7時に到着・・・。このときの空港駅がガラッガラでしたが、SNS上の投稿を見ていると、全列車すし詰め状態の満員(ほとんどが列車目当ての地元民)。まあ、覚悟はしていましたが、もみくちゃでカオスでした。

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銀行発券の電子マネーなら、タッチ&ゴーで入れます
(KCI発行のCOMMETは使えません)

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切符売り場は大混雑。
銀行発券の電子マネーが必須です。

しかも、相変わらずのインドネシアトラップ。電子マネーのトップアップは南スマトラ銀行発券のもの以外は駅でチャージ出来ません。さらに、紙のきっぷは乗車制限を実施しているため、定員の120%?
を越えると売り切れになる可能性あり。夕方の便は売り切れとアナウンスされていました。そんなこともあろうかと、朝暇なうちにアルファマートでFlazzにチャージしておきました。

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小型車両なのでめちゃくちゃ圧迫感あり・・・

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急カーブあるくせに、ボギー車という
ギシギシ、ゴロンゴロン言いながら走るLRT、初めて見ましたよ!!

しかし、空港から終点まで1時間超というのは何ともねぇ。メディアでも結構叩かれているのですが、あまりに遅い・・・。特に、用地取得を最小限にするため、交差点含め、道路直上に建設しているため、カーブ半径がかなりきつい。カーブ部分は20km/h制限となっています。が、直線区間でも40km/hでぴったり力行をやめるというやる気のないスジが引いてあり、車両性能的には加速は抜群によく(少なくとも3.5は出ているでしょう)、その辺流石にLRTらしい造りにはなっていますが。設計最高速度は80㎞/hですから、今後はもう少しスピードアップされるのかもしれませんが、アジア大会までの本開業は絶望的で、本数が+αされる程度で、抜本的改良は当面先になります。あ、そうそう、保安装置は当然の如くありませんよ(設置されたら80㎞/h出すようになるのかな?)。

この日はTs3とTs4の2本運用で、前日にはTs5も充当されているのが確認されています。少なくとも、Ts5までは運輸省試験が終了しているようです。

Jadwal LRT
記載の駅でも一部客扱いのない駅があります・・・
(整備完了次第、順次営業開始?)
※空港~B.Sriwijaya間がノンストップになります

23日の開業時にはわずか1日3往復でしたが、さすがに増発されましたね・・・。しかし、アジア大会時にも、欠番している列車が運転になる程度で、運転間隔は約20分毎とのこと。地元民利用禁止とかにしない限り、混乱は見え透いています。どうなることやら・・・です。詳しくは月刊マンガライレポート7月号でお知らせいたします。

おまけ
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皆様注目の、噂の真相(笑)


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