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開発が進むジャカルタ南部エリア
外環高速に沿って、ゆっくり走るMRTJ車両第一編成(後撃ち)

8月9日夕刻、ついにLebak Bulus車両基地から本線上に姿を現したMRTJ車両(この日は引き上げ線部分までの運行。一応、保安装置は稼働させているとの由。)ですが、翌10日夕方には20km/h程度でCipte駅まで走行。当駅に折り返し設備はありませんから、往復のうちいずれかは逆向き運転になるわけで、あくまでも非常走行モードを使用と言ったところでしょう。あくまでも公式には保安装置稼働させているとしていますが。

Blok M駅の工事が遅れているのか、その後15日にようやく折り返し設備のあるBlok Mまで到達。ひとまず、アジア大会前までに、とりあえず走れる状態(今回客を乗せるとは言っていない)に意地でもしてやった感が伝わってきます。そこで、ぼちぼちジョコウィ大統領のお出ましかといった雰囲気でしたが、アジア大会に忙しいのか、今のところ姿は確認出来ていません。

そんななか、Blok Mまでの入線確認が取れ、地上区間では公式試運転?(と言っていいのかな)が始まりまして、本日朝さっそく撮影に行ってまいりました。見た感じ40km/h程度で高架区間をゆっくり通過してゆきました。なお、この列車はBlokMでバカ停の後、午後にはBlok M以北の乗り入れ試験にそのまま充当されるとのことで、初の地下区間乗り入れを記念して、青空の下を行くMRT車両の姿をこのタイミングでアップいたします。

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混雑する高速道路を横目にMRTJが行く
背景にあるのは緑豊かな高級住宅地
(スモークガラス越しの撮影)

公式試運転は今後当面の間、朝9時にLebak Bulus車両基地を出発するようです。各駅ホームには上がれませんから、当然お手軽なビルを探して、そこから俯瞰という形になりますが、大本命だったビルに朝寄ったところ、知り合いの管理人さんが今日に限って不在・・・。というわけで、保険の為に見定めていた、在留邦人にはお馴染みのタケノコ診療所の上の駐車場へ。ですので、一発目は窓越しの撮影になってしまいましたが、まあ記念撮影ということで。しかも、木が予想以上に高く、Lebak Bulus側からやってくるシーンを前から撃つことは出来ませんでした。なお、駐車場の上がさらにオフィス階になっていますので、各オフィスにコンタクトすることが出来れば、さらにハイアングル(24階まであったかな?)から狙うことが出来ます。

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逆光でアレですが、参考までに

なお、別サイドの窓からは、Fatmawatiの交差点で直角に曲がり、北に進路を変えたMRTの高架線を望むことも出来ます。閑静な南部ジャカルタの風景と、夕光線を浴びて走る車両も撮影可能ですね。今後、次々と品のない高層ビルが建ち始める可能性もありますので、開業後早いうちに撮っておきたいですね。

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後撃ち
高速道路を跨ぐため、Fatmawati方面に上り勾配になります

この速度ならば、Blok Mまでぶっ飛ばせば間に合うだろうと、オジェックで向かったところ、ちょうど入線してきました。本当に高いビルが数えるほどしかないFatmawati通り(路地裏に入ると、高級アパートメントがバンバンあるんですがね)、ターミナルBlok M界隈もなかなかお誂えな向きに窓がありません・・・。

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ブロックM着
向かって左のBlok M Plazaにある、あの窓は果たしてどこにある??

流石にここは事前にロケハンしておかないと間に合わないと思いましたので、折を見て色々見て回ったのですが、現状上記画像のBlok M Plazaしか入線を撮れるビルは見当たりません・・・。が、あの窓、外から見ると喫茶店のようになっているのですが、どう見ても館内にそんな店見当たらない・・・。結果、あそこは従業員用カフェテリアでした。いいなぁ・・・。以前、経路だけは確認しておきましたので、イチかバチかで、交渉してみました。

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交渉の末、カフェテリアより
信号システムの確認のためか、この位置で長時間停車していました

先日の港での交渉がダメダメでしたので、その分取り返した感じかな?(笑)まあ、開業後はいくらでも撮れるようになるわけですが。でも、2012年から在留の身にとって、MRTが本当にここを走るってのは、やはり感動モノでした。来年の開業が楽しみです。

おまけ
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M2とM2'のパンタは非常用?になるのでしょうか

最後に宣伝を。手前味噌ですが、何故かこのタイミングで交友社さんの鉄道ファン10月号にMRTJ関連の記事が掲載されます。また、本文では、まだ本線試運転は実施されていない(6月下旬現在)となっていますが、ご覧の通り8月になり実施されておりますので、ご容赦下さい・・・。資料的価値があるかと言ったら微妙ですが(笑)、もしよろしければご覧ください。

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