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Djoko Tingkirに牽引され、Bukit Duri電車区に配給されるハエ12
牽引側の運転士と連絡を取り合い、205側も力行しているのか?

ようやく気持ちの整理が付きましたので(?)、やっとこさ更新。いや、単純にネタが多すぎただけです・・・。いやぁ、でもねぇ。PalmerahからTanah Abangまで、ピカチュウとスズメバチ(Djoko Tingkir)の重連牽引(しかもピカチュウは今回が初仕事!)というのは撮り逃したのはやっぱり悔しい。Wijaya Kusumaさえ、いなければ、なんですよ。ムムム。なお、事故当時の状況はこちらをご参照ください。

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この状況下で、乗客を待たせ、事業用のWijaya Kusumaを先発させるという横暴さ!

ともかくもこの日、205系短縮編成の10連復帰後の証拠写真を撮るために、Sudimara界隈で撮影をしており、ハエ32/15をとりあえず収めることが出来ましたので、撤収!!と駅に向かおうとする道中、駅の放送から運転見合わせを告げる放送が風に乗って聞こえてきたではないですか!!これはヤバい、かもと一瞬焦りましたが、駅に着くと下り列車が脱線の為当分来ない。しかし上りは既にSerpongを出ており、すぐに来るとのことで、やってきた電車に乗ったのですが、いっこうに出ないのですよ・・・。位置情報を見てみると、先行電車が2駅先のPondok Ranjiに入っており、Serpong線は自動閉塞化されていませんので、これが出ないと、こちらも発車出来ないと言うのはわかるのですが、それにしても遅い。通例ですと、脱線当該区間を単線運転に切り替え、運行を続けるわけで、20分ほどして、先行電車はPondok Ranjiを発車。が、こちらはいっこうに動く気配なし。すると、副本線を回送電車が通過しますとの放送が。はぁ?と見ているとやってきたのはWijaya Kusumaじゃないですか。これ、たまたまSerpong,Banten線でMerak往復の第一事業部長巡察が設定されていたとのことで、事業部長が乗っている手前、遅延させまいということなのでしょう。遅延させたら、司令員のクビが飛ぶのでしょうし。全く、日本だったら、ふざけるなと暴動ものです。実際、第一事業部長とやらは、運転台の重役シートにふんぞり返っておりましたよ。ジャカルタを管轄する第一事業部長は、おそらくバンドン本社の次に位置するくらいの重役ですからね、ことさらふんぞり返るような連中が集まるのも道理です。

位置情報を追っていると、このあおりで先行のTanah Abang行き1975列車は行先をKebayoran行きに変更。Kebayoranで折り返し運転という処置に。これを、そのままTanah Abang行きにすると、交換待ちでWijaya KusumaがKebayoranで抑止されてしまうため、本来なら発車させられるはずのTanah Abang発の下り列車もPalmerahで抑止させ、Wijaya Kusumaを大名列車に仕立て上げました。まあ、それでさっさと通過させてくれれば、それはそれでよかったのですが、第一事業部長に脱線事故の一報が入ったのか、鶴の一声?で、脱線現場を見学させろ!となった模様。このゴタゴタで、Wijaya KusumaがKebayoranで結局バカ停してしまい、私の乗っている1977列車はPondok Ranjiまで進んだものの、そこでまた30分近い停車。本当にクソだ、DAOP1!!ただ、Pondok Ranjiで降りても、大迂回道路しかないため、ここは我慢してKebayoranまでは行かなければなりません。定刻Sudimara10:54発の1977列車、Wijaya Kusumaの通過を待ち、やっと発車したのが12:26。続いて、Pondok Ranjiで再度バカ停車、発車は13:12。ですので、Kebayoranに着いたのは13:20頃ですね。ちょっとしたお楽しみはここで、Palmerah~Kebayoran間下り線が使えない為、下り列車は上り線を使用しての運行。ですので、普段は使用していないKebayoran3番線が活用されているのです。下り列車はKebayoranまで上り線を走行し、発車後渡り線を通って、下り線に入ります。

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3番線に入ってきた下り電車

この交換待ちは大してかからず、すぐに下りが入ってきたのはなかなかのものでしたが、放送によると、もう1本待つとのこと。はぁ?というわけで、ここからはオジェックに乗り換え。

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で、2本目の交換はまたもWijaya Kusuma

何やってんだお前?と言いたいところでしたが、タネを明かすと、第一事業部長一行を乗せたWijaya KusumaはKebayoranから下り線を逆走し、205系のケツに乗りつけ、視察を終え、Tanah Abangに向かう為、再度Kebayoranに戻ってきたとのこと。で、もちろんここでも1977列車より先に発車させなければならないため、一般利用者はまた待ちぼうけですよ。

そんなこんなで、オジェックで事故現場に到着すると、先日のレポートの通り、ちょうど脱線復旧が終わり、ハエ12はPalmerah駅に移動済み・・・。

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現場に着くと、またコイツがやってきました。

現場ウォッチングを終え、トボトボPalmerah駅へ歩いていくと、Wijaya Kusmaが場内抑止中。ざまぁ!というのも、事故当該のハエ12は、Palmerah駅下り方のシーサスポイントで上り線に転線、下り列車と当駅で行き違いをする必要があったためです。

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右側がハエ12編成。回送表示になっています。

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脱線当該部分

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脱線当該台車

これで、ようやくハエ12編成より先回り出来るぞ!と思ったのですが、直後に発車・・・。このときは下り列車に隠れて見えなかったのですが、前方にはスズメバチだけではなく、ピカチュウもいたわけです。発車の感じからして、牽引されているとうのはわかったのですが、まさかピカチュウ登板とはね。仕方ないので、再度オジェックを捕まえ、Karet経由でTanah Abangへ。

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まあ、すでに切り離されているわな。
ちなみに、奥の205は先ほど私が乗っていた1977列車で、
ちょうど到着したばかり。14:50。

しかし、可哀想なのは1977列車に乗り続けた乗客で、第一事業部長巡視がなければ、あと少なくとも1時間半は早着出来ていたでしょう。

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構内入替えするピカチュウ号

ようやく、私もこれで先回りが出来ましたので、ピカチュウがここで切り落とされたのは残念ですが、毎度おなじみのスズメバチ牽引の配給を撮ることにします。考えてみると、パン上げ通電状態での牽引は初ですし;;

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もちろんこの時間では大逆光です

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ですので、メインは後撃ち
回送表示しながら、スズメバチが前にいるのが見えるでしょうか?

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これが撮れたので、まあいいですわ

おまけ
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脱線したサハ204-25

俺の半日を返せと言いたいところですが、Wijaya KusumaもDjoko Tingkirも正直いつまで活躍するかわからないですし、いい思い出にはなった、でしょうか。なお、ハエ12編成はよく翌14日からサハ204を抜いた暫定8連で運用復帰しています。

鉄道コム






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