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深夜のDepokに現れたKFW8連

ドイツ復興金庫より支援を受けて製造が続けられている、KFWこと新型国産電車(主要機器はボンバルディア製)I-9000の終電後試運転が実施されました。日中試運転含めて、半年近く何の音沙汰もなかったKFW。久々の試運転です。

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連結面。ちなみにこのLED、キーボード打ちなのか、Merakとか出せるんですよ;;

当該は第一編成と、第二編成。先日、INKAから戻ってきたやつです。あれれ??これら編成の終電後試運転なんてとっくの昔に終わってるわけだし、日中の試験もそこそこ繰り返していたのですから、また終電後からやり直しですか・・・。ということは相当INKAで中身をいじくってきたんでしょうね;;今度こそ上手く動けばいいのですが。車内にはINKAとKAIのスタッフ、それからボンバルディアからの刺客も混じってました。導入時からしばしば現地指導してる様子のボンバルディア社員、1年たっても運用入りできない自分のとこの車両を見て何も感じないんですかね??

というわけで、またまた終電でDepokへ行ってしまいました。BonBonと同じ時刻にMRIを発車したとしても、今度は最高速度は通常通りであり、さっさと撤収できると皮算用していました。が、しかし。MRIでの発車に相当てこずったとのことで、結局BonBonと大差なく・・・。しかももう地元ファンはKFWは飽きるほど見てますから、ギャラリーは私のみ。さすがに心細かったですが、だいたい予想はつきましたので、それ相応の身なりで家を出て、駅寝してました。某雑誌社も、この件にはもう動かないようで、閉まっており、居候は絶望的でした。ちょうどギャラリーも居ませんでしたので、以前お会いしたことのあるINKAの技術屋さんに頼んで最寄駅まで乗せてもらうことにしました。まあそんなわけで無事帰還したわけです。でもどの部分が不具合で返却され、修正したのかは、お茶を濁され明確な回答を得られませんでした。

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車内はとても明るく、他の途上国の車両に見劣りしないか、それ以上の素晴らしい設備なのですが・・・(シートは譲渡車に則り、クッションが入りモケット張りに!)

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つり革はINKAのロゴ入り。そして裏面には運輸省マークの彫り込みという懲りよう。こんなところに金をかけなくても・・・。

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ドア上ディスプレイ。確か後期車はLG製だかなんだかの別物を搭載していたはず。

しかしね、KFW、走行を見ると如何せんお上品過ぎるよ・・・。なんなのこの静かさは。Holecの教訓が生かされていないというか。ちょっと先が思いやられますなぁ。それから運輸省はいつまでボンバルディアとの癒着を続ける気なんでしょうか。せいぜいシーメンス製だったら少し状況は変わったかもしれないですね・・・。

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