Dsc_0790
画像は全検前のもの。

前回、今週最後の更新と言っておきながら、臨時更新です。車内ディスプレイ設置時にてっきり全検を通したと思っていた5816Fですが、10月下旬よりDepok電車区に全検入場しておりました。同じくしてディスプレイ設置時の入場で、不調だったSIVをDepok電車区謹製のものに交換しており、塗装も再塗装がなされておりましたので、今回の入場は意外でした。おそらくこれらについては今回の検査で省略されているものと思われます。

当初は最新ニュース欄でお伝えする程度で十分だと思っていたのですが・・・。

なんとこれまで度々噂には上がっていた、初の改番編成として出場してきたのです。

154654_4127950193672_1027146243_n
5816改めKL1-10737(photo: Mas Kevin  Makasih!)

これまでもManggarai出場車にはKAIの標準車番プレートが設置されたものの、ナンバリングは従来通りで、アタマに「KRL1-」が付くだけで、それ以下はオリジナルのまま。103系に至ってはKRL1すら付かずに、元の車番が記載されておりました。

しかしこのタイミングでの車番変更・・・。しかもDepok出場車から。

対照表は以下の通りです。

5816:KL1-1 07 29
5245:KL1-1 07 30
5630:KL1-1 07 31
5363:KL1-1 07 32
5688:KL1-1 07 33
5905:KL1-1 07 34
5326:KL1-1 07 47
5016:KL1-1 07 37

KLX-Y ZZ aaとすると、当然最初のKLは電車を表すわけですが、近年変更されたKAIのナンバリング新基準によるとKLやKRD表記は廃止し、Kで統一。その代わり、等級を表すXと年度を表すZZの間に新たに車種を区別するYが入るようになりました。aaは固体番号です。ちなみにYですが、0が客車、1が電車、2がKRDE、3がINKA製のKRD(要するところ従来のKRDI)、そして未だ採用例はありませんが4が日本製KRDになるのではと思われます。すでにKFWでは新方式が採用されており、例えばトップナンバー車ならばK3 1 11 01となっています(冷房車ですがEkonomiの置き換えという位置づけでKCJの編成ではないのでK3になっています)。しかし何故か今回KL表記が復活。そして初っ端から29スタートで一部欠番ありの37まで。同時期には並行して東急車の譲渡も行われているわけですが、どうやれば29からという中途半端なナンバリングになるのかは不明です。そして消えた35,36、そして謎の47番まで・・・。KAIのやることは本当にわかりません。

しかしながら今後同様の改番は行われると思われ、日本時代のオリジナルナンバーもいずれ忘れ去られる日が来るのかもしれません。

Dsc_1041

そして、現行色化後、まだ次の全検入場していない5817F(深川67F)も近いうちに入場するものと思われ、KKWラッピングなし、そしてDIVISI JAVBOTABEKロゴ残存の、良き時代の残党もまもなく見納めになるのではと思われます・・・。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

トラックバック