Dsc_0843_r

告知の通り、マンガライレポートはお休みですが、先日こんなところに行ってきました。接待の都合で、日没までに間に合うかと際どいところでしたが、Angkotに揺られること30分ギリギリセーフでした。

以前バスの車掌に廃止路線に入っていた車両はどこに行ったのか尋ねたところ、車庫の場所を教えてくれた(といっても地図に弱いインドネシア人の言うことなので全然当てにならない)ため、ゴルフなどでこちら方面に仕事に出る際にはついでに探していたのですが、見つかりました。

Dsc_0724_r

ちょうど夕方出庫の名鉄車が出てきました。しかし今や2系統しか保有しない(たぶん)ここのバス。全くルートとかけ離れたこんなところに何故車庫を構えているのだろう・・・。当然鉄道駅からなんかはかなり離れていて、駅からのAngkotも直通しておらず(Kebayoranあたりからは若干あり?)、言うならばDepokとSerpongの間くらいでしょうか。

しかし予想していたよりも立派な車庫でびっくりしていまいました。しばしば見かけるジャカルタのバス(特にミニバスの類)は車庫を持たず運転手の自宅かその近くの道路に路上駐車で夜を明かします。これは運転手はバス会社から車両をリースし、それを差っ引いた運賃収入が手取りになるわけです。一応、バス会社の本社のようなものは見かけても、酷いもんなのです。

ですが、日本の中古バスも使用しているPPD社のこの車庫は正にDipoというに相応しく、守衛さんに挨拶し、一歩足を踏み入れると、どこかの電車区に入ったような錯覚に陥ります。まずは整備場に案内されまして、どうやらここのボスのようなおじさんが出てきました。そして開口一番、3年前から部品の供給が止まっちまって、整備が出来ないんだ!と泣きついてきました。そんなこと言われてもねぇ。悪いのはインドネシア政府なんだから、日本人に泣きついたって、法律までは変えられませんよ。本当になんとかしてあげたいし、気持ちはわかるのですが・・・。ホント政府のアホさ加減には本当に呆れさせられますね。それでいてメンテナンスがなっていないとか難癖つけてんだから。まあそれを名目に環境性能度外視のインドネシア製のボロバスを売りつける気なんだろうけどねぇ。

Dsc_0731_r

まずはキュービックがお出迎え。見た感じ、45系統UKI~BlokMの名鉄カラーが所属しているDipoのようで、43系統はここでは無いようです。しかもとうに廃止されている(?)P41系統(←今朝、先日コメントを頂いた茶さまのブログを拝見してびっくり仰天!)がかなりの台数放置されており、衝撃的でした。私としては最近まで動いており、おそらく最大数を誇っていたであろう46系統の行方が気になっていたので、残念でしたが、奥に案内されるにつれて、濃いぃ世界が広がっておりました。

Dsc_0749_r

まず目に入ったのが、名鉄カラーの神奈中エアロスター!基本的に再塗装されてもオリジナルカラーが踏襲されるのが慣わしですが、赤と白の名鉄カラーはよほど好まれているようで、出自に関係なく、45系統運用車はそれで統一される傾向があったようです。以前私がアップした画像に中扉が4枚折り戸の名鉄車が含まれていましたが、どうもあれ、詳しい方によると実は都営車とのことで、名鉄カラーに塗り直されているとのことでした(お詫びして訂正申し上げます)。今は運用に就いていませんが、整備予定とか?一応45番でしたし。

Dsc_0760_r

その手前ではメンテナンス中。いすゞの・・・でしたよね?型番ご教示下さい・・・。整備場の奥にはもっとbanyakだよ~、ってなわけで足を踏み込むと。部品取り車と化している、P41系統のバスたち。廃止系統のバスは廃車されたなんて話も聞きましたが、朽ち果てていくとしても、単にスクラップされるわけではなく、仲間たちを共に支えているんだなぁとわかり安心しました。実は某所にピカピカの中古車も隠されているのですが、このようなヘリテージ感抜群のバスたちもいいですねぇ。

Dsc_0835_r
かつてはそこそこ見られた西日本車体工業ボディの京都勢もこのような姿に・・・。また今や現地車に置き換えられている41番以外の系統表示のものも散見されました。そして妙に広すぎるこのヤード。雑草すら生えず、しっかりブロックで整備されているのですが、今の保有台数からしたらここが半分も埋まることはないでしょう。かつて中古車が一世を風靡した時代があったんだろうなぁとしみじみ感じると同時に、DipoDepokの未来を暗示しているような気がしないでもなく、なんとなく寂しい気持ちにもなりました・・・。くれぐれも電車は馬鹿な政府に翻弄されて、ここの二の舞を演じないで欲しいですね。

Dsc_0857_r
兵どもも夢のあと・・・なのか気になるこの広大なヤード。

そんなことをしているうちに日没となってしまいましたので、今日のところは引き上げることに。

Dsc_0933_r

いやぁ、しかしここのDipo、謎が多すぎますね。こんなしっかりした詰め所なんてインドネシ
アが作るのかしら??

Dsc_0934_r

BukitDuriで言う、区長室(?)もしっかり建設されており、その手前には立派な礼拝所が・・・。

まさか日本が建設に絡んでいたりしませんよね??

すっかり暗くなってしまいましたので、後ろ髪引かれる思いで、ここを後にします。