5000rp
8月22日より、乗車券購入時に運賃と5000Rp.のデポジットが必要になります

紛失が止まらない電子チケット、1回乗車用COMMET(普通乗車券)に歯止めをかけるべく、次なる一手。各駅ではすでにホーム先端付近の線路やホームに鉄条網を張って、“持ち逃げ客”の阻止を図っていますが、根本的解決には至っていません。そこでKCJ公式ページには20日より、普通乗車券購入時に5000Rp.を徴収すると発表。ただ毎度のことながら諸般の事情により開始が遅れておりましたが、明日よりデポジット徴収の適用開始するとのこと。

せっかく7月に大幅値下げが実施されたにも関わらず、再値上げ。特に短距離利用者や貧困層からの反発も予想されます(5000Rp.といえどもEkonomi層には大きいですよね・・・)。当然デポジットですから、使用後は返却されるわけですが、デポジットを返却してもらうには、下車後再度窓口に並ばねばならず、朝夕は相当の混雑と混乱が予想され、泣く泣く受け取りを諦めるという事象も出てきそうな予感です。

ただ混乱を最小限に食い止めるため、使用後7日以内ならデポジットの返金に応じる模様。さらに同じく7日以内ならMultiCOMMETのチャージポケットを使用しての繰り返し使用が可能とか(稼動してみないことにはわかりませんが)。ですから、事実上は値上げにはなっていないのですが、デポジットの返金、また再使用をするには、しっかり出場記録を残すことが前提でありますので、今までのような使い方をしていると、それらには応じてもらえません(面倒くせぇ・・・)。また各駅での周知徹底も為されていませんから、明日の初日の駅は混乱を極めるものと思われます。大きな衝突にならねばいいのですが。

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きっぷは返却しましょう、だなんて他国では考えられないですよね;;

まあこれに不満があるならMultiを買え!ということで、売れ行きのよくないMulti券へ誘導の誘導策とも受け取れます。ここのところ主な駅では特設ブース出してMulti券の発売をしていることがしばしば見受けられますが、お客は全員スルー。券売窓口は列を作っていても、こちらはいつも閑古鳥が鳴いています。20000Rp.という割高のデポジット、そして予めカードに預金し、電子マネー化するという(返金規定とかないですし)のにかなりの抵抗があるのでしょうね。その日暮らしの低所得者層も多くいるはずで、日本のようなシステムが定着するまでには、まだまだ時間が必要と見えます。

なお、このため、車時の改札通過方法が変わります。これまでは、出札時にカードが回収されたため、挿入口にカードを入れて出場していましたが、明日以降はMulti券同様、改札機上部の黄色い部分にタッチして出ることになります。もっともCOMMET導入当初の構想はこのシステムであったはずで、先祖返りした結果。ですから、元々改札口にカード挿入口設置されておらず、今年からのプレ・本格始動に合わせ、急ごしらえで改造・設置されたもので、わずか半年も使われずにお役御免になってしまったわけです。

もっとも鉄道趣味者としてはデポジット5000Rpを払うことにより、合法的に券をお持ち帰り出来るというのはありがたいのかもしれませんね。このシステム変更でカードの図柄などが変更されてしまうのかというのも気になります。