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疎開のため、Manggarai駅に現れたハエ20 撮影 Adam様

いよいよ、ジャカルタは雨季本番に突入しました。別段スコールのような雨が降り続くわけではなく、フツーに朝から晩までシトシト雨が降り続くのですが、これこそが、ジャカルタ洪水を引き起こす最大の要因!降水量自体は大したものではないのですが、海抜が限りなくゼロに近く、ロクに排水設備の整備されていないジャカルタ市内は、それが2日も続けば、水浸しになってしまうのです。在住の人なら今更何をという感じですが、今年もやってきました。鉄道沿線で特に危険なのが、KampungBandan及びBukutDuri電車区周辺です。既に先週は環状線が一時KampungBandan~Kemayoran間運転見合わせになっていたようですが、昨日夜から今朝にかけて、BukitDuri電車区が完全に水没しました。朝8時頃には最大の30cmに達したそうです。

昨年は4年に一度(?)の雨年で予想通りの大洪水となったわけですが、今年も赤道付近の海水温度の異常上昇で予断は許さない状況の模様。ですから、今後もBukitDuri電車区も再び浸水しそうな予感ですが、今回は先日入線したばかりの205系の動きに絡むところもありますので、更新します。

一応、KCJからの公式発表がありましたので、こちらも上げておきます。

am 01.25 Jalur 10 dipo bud rel sudah terendam air(banjir)dari luapan sungai ciliwung,Jam 01.55 ka ka sudah mulai di keluarkan dari dipo bud untuk stabling mri, Rangkaian klb 414 Loop 8 ber mri 02.21 masuk jalur 12 jak jam 02.35 (stabling jak) Rangkaian klb 422 Loop 2 ber mri 02.21 masuk jalur 4 sta psm jam 02.35(stabling psm) Rangkaian klb 1405a Loop 59 ber mri 02.38 (stabling jak) Rangkaian klb 794 loop 30 ber mri 02.42 masuk jalur 5 jng jam 03.03 (stabling jng) Rangkaian klb 652 Loop 43 ber mri 03.16 (stabling jak) Rangkaian klb 650 Loop 41 ber mri 03.15 (stabling bks) Rangkaian klb 796 Loop 3 ber mri 03.20 (stabling jng) Rangkaian klb 798/ 806 Loop 34 ber mri 03.36 (stabling dp) jam 03.45 air sudah merendam jalur 10,9,8,7,5,6 dipo bud,Rangkaian klb 1401 Loop 57 ber mri 04.00 (stabling jakk),jam 05.00 ketinggian sudah mencapai 10 cm jalur 1 s/d 10 sudah terendam air,jam 07.00 ketinggian sudah mencapai 30 cm,

KA BATAL Dampak banjir dipo bud Ka 794 (Mri-Jng) Loop 30 Ber 04.50 Ka 1401a (Mri-Jakk) Loop 57 Ber 05.05 Ka 650 (Mri-Bks) Loop 41 Ber 05.10 Ka 796(Mri-Jng)Loop 3 Ber 05.13 Ka 798(Mri-Jng)Ber 05.30 Ka 805/806(Jng-dp) Ber 05.51 Loop 34 Ka 1405(Mri-Jakk) Ber 06.25 Loop 59

というわけで、わかる人だけニヤニヤして下さい。

つまるところ、本日早朝午前1時に入水が確認され、順次車両の疎開を開始。そして4時前には全ての車両(休車中のHITACH・Rheostaticは除く・・・)の疎開が完了したようです。疎開はPasarMinnguの待避線から、Bekasi,JakartaKota,Depok電車区と各所に及んだようです。雨の都Bogor地方に降り続き、チリウン川に流れ込んだ雨がジャカルタ市内に至るまでには1半日以上かかるため、おおよそ見当もついていたのでしょうから、スタッフの方々はおそらく初めからBukitDuri電車区に泊り込みだったのでしょうね。このようなスタッフの皆様の懸命の夜を徹した疎開作業の結果、浸水による車両の被害は無し。そして先週搬入されたばかりのハエ1,ハエ20編成もBalaiyasaManggaraiへ取り込まれました。

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反対側からもしっかり撮影

ただ、このうちハエ20編成はマンガライ工場内満線のためか、深夜から本日昼前まで、ずっとManggarai駅1番線に留置され、新車展示会状態だったようで;;多くの鉄道ファンが詰めかけたようです(笑) 画像はそのときに駆けつけたAdam様からの頂き物(スマホで撮影)です。

なんだ、こんなことなら自分も行けばよかったなぁ・・・と。ハエ20はこの前撮ってないですし。ちなみにハエ31は当初からManggarai工場に配給されていたようで。

※マンガライレポート、明日には上げようと思います・・・

追加画像

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BukitDuriから疎開した車両たちでいっぱいのマンガライゲート前・・・

このため、6112Fは再度マンガライの森方面へ移動していました。

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DjokoTingkirに繋がれていたのは休車中のTMG6171Fのアタマでその奥にはTM6127Fらしき姿が見えます。そして205も当然こちらへ。

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ハエ1らしき編成が森の中に・・・。木が生い茂りすぎて、撮れませんでした。

ついでに

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TMG6201F4連は相変わらずですが、メトロ中間車はかなり入れ換えが行われたようで。

Dsc_0119_r
そして定位置から05-107Fが編成ごと消えていましたので、どうやら本当に倉の中で復旧作業が始まっているようですね!

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