先週末のゲート前。205とBonBon時空を超えた出会い。
第五陣到着のH28,H19がひとまずBalaiyasaManggaraiに収容されています。となると自動的に残りの2本、H11,H22がBukitDuriに入ったことになりますが、H22は早くも週明け20日月曜日にDepok電車区へ配給されています。
ズームで205だけを
Manggarai工場では205系が一時留置されている以外、大きな動きはなかったのですが、蓋を開けてみると、慌しい週末となりました。
では先週の動きをどうぞ。
H21デビュー
既に前回のマンガライレポートでも触れていますが、13日より205系H21編成が運用を開始しています。相変わらずKKWラッピングなしで投入されていますので、早めの撮影が吉。内部からの確証はありませんが、観察していますと、やはり横浜の編成も限流値を上げているようで、頑張って加速している感があります。いかんせん4M4Tなので、フラッシュオーバーなど起こさなければ良いのですが。
6106F全検出場
Depok電車区で全検中だった6106Fが出場しています。6106FはSIV不具合により、203系ないし103系のMGを1台搭載という訳アリの編成ですが、無事出場しました。依然として、1両だけ6107Fの6507を挟んでいます。出場し際し、このところ流行っている白ナンバーになった他、6000系では初めてアンチクライマー部への色刺しも実施されました。05系と違い、どうしても太くなってしまうので、やや目立ちすぎなような気もしますが・・・。なお、早速持ち場であるSerpong/Bekasi線で運用されており、この日はSerpongにいましたので、Serpong線を中心に活動しました。
TMG6000に再び組成変更車が登場
はじめ見たときは目が点になりました。だって、4連化され、事実上離脱していた太帯&KAIロゴなしの6271を先頭に8連でやってきたのですから。画像を良く見てもらえればわかるとおり、前3両は後期型、戸袋窓なし集中冷房車ですが、後ろは分散冷房になっています。
新たな編成は以下の通り
新6271F:6271,6272,6277,6222,6247,6216,6127,6128
一応証拠写真。今回も前後で顔が違います。
要するに6271Fから何らかの理由で6278を抜き取り(おそらくMGの故障でしょう)、6121Fの5両とドッキングさせ、8両を組んだということです。6121Fが8連で稼働状態にあるにもかかわらず、このような組み換えが実施される裏には、冷房用補助電源を8両中2両化するという電車区の判断があるようです。ですから、先日、6161Fと6181Fの間で編成組み換えを行って誕生した新6181Fは6006形が2両組み込まれています。これまでTMG6000は8両中1両のDCDCコンバーターでなんとかもってきましたが、Thermorailの冷房が意外に電気を食うという事情があるのかもしれませんね。いずれにせよ、しばらくこういう動きが続くのではないでしょうか。
そして盲点だったのがこちら!新6161Fも運用復帰!?
前述の通り、6161Fと6181Fの間で、入れ替えがあり、新6181Fとしてすでに運用に復帰していますが、DCDCコンバーターを搭載する6006形を失った6161F側は必然的に運用落ちしていたわけですが、なんと!夕方のフィーダーで突如姿を現したではないですか!!こりゃどういうことかというと、先に新しい組成を書いた方がわかりやすいと思いますので、
新たな編成は以下の通り。
新6161F:6161,6212,6185,6236,6157,6158
反対側を。(こちらが6161でしたね;;)
というわけで、タネを明かせば6連なんですね。そして、DCDCコンバーターをどこから捻出下かと言えば、4連の6217FRakitanから。太字の車号が6217Fから捻出された車両です。逆に編成から外されたのが、6215,6162,6255,6152の4両です。またRakitanの方は、電車区として相当の思い入れがあるようで(現場の技術を結集させて作った先頭化改造車1号ですからね!)、今後も末永く使用するために、事業用車に転用する模様です。いやぁ、ですから、変な塗装になったとは言いつつも、4連でフィーダーに入る姿は貴重だったわけですよ!
全く動きが見えないのは、Bogor電車区で長期留置されている6151Fですが、こういう状況になってくると、故障していないのであれば6226号を寝かしておく暇はなく、今後も何らかの差し替えが発生するのではないでしょうか。そして検査だけ通して、姿を消した6171,6178の2両も、果たしてどうなるのか、目が離せません。またDCDCコンバーターが捻出できないのであれば、205系の投入にあわせて、6連化される編成もあるのかもしれません。フィーダーなんて6連で十分なんですから、特にJAK~KPBなんて。
既にマスコミで報道されている通り、ハエ23編成に車内ディスプレイ設置
去る16日、掲題の通り車内ディスプレイの運用が開始されました。Manggarai10:30発の列車が一応お披露目となったようで、KCJ関係者や報道陣が乗り込んだようですね。まず搭載されたのはハエ23編成で、6扉車を除く、各号車に抱き合わせで2箇所(計4台)の大型液晶ディスプレイが設置されました。元々、枕木方向のつり革があったところに設置しているわけで、321系のように液晶の下からつり革がぶら下がるのかと、期待しましたが、単純に撤去されていました。
果たして、継続的に使用されるのか・・・
事前情報では次駅案内もあるとのことでしたが、この日は稼働していませんでした。マナー放送がひたすら繰り返されている感じでした。まあ近いうちに、広告媒体としても活用されることでしょう。
6115Fに吊り下げ式の行き先サボが掲出されています
もしかしたら、これ以前にも出現したかもしれないのですが(記憶が曖昧ですみません・・・)、新しいタイプのサボが登場しました。もうかれこれ半年近く前ですが、本格的に黄色の大型ボードが本格的に用意され、浸透するのかと思いきや、いつの間にか消えてしまい、あれはなんだったのか・・・という感じなのですが、どうせやるなら、このような外に出すタイプの方が視認性が良いですし、撮っていても楽しいですよね。しかし、いかんせんこの1本のみであり、果たして、実用化に向けた試験段階なのか、気まぐれなのかは定かではありません。なお、話は変わりますが、例のブレーキシュー、6115Fは未だに鉄製のを履いてますね・・・。
最後に広告車の話題。現在作業中;;
前回に引き続き、バイクの広告ですが、モハ205‐246にも出現しています。
あくまでもイメージ画像、一応当該はハエ4です
こうなると、いよいよノーラッピングの横浜線編成が貴重なものになってきそうですねぇ。というわけで、Serpong線を中心に撮影してきました。
というわけで、いきなりSerpongでなくて恐縮なのですが、15日の改造明け試運転後、DepokBaruのH15から。試運転を撮影されたMr115様は、投石防護網装着前で、さぞかしガッツポーズだったことと思いますが、依然として網のないまま、DepokBaruに疎開されていました。
このままの顔で留置されるというのは珍しいですねぇ。
編成札も付いているし、駅も駅だし、国内でKCJカラーを再現したら、こんな風になるのでしょうね。
なんちゃって小机駅イベント会場(笑)
ではSerpong線に足を進めましょう。この日はH6とH24の2本がSerpong運用に入っており、先々週末から始まった205系Serpong入線も順調のようですね。6M編成のハエ31は早々にSerpong線から離脱しているわけですが。
まず、やってきたのは、いつものSerpongのカーブ。S字側はどうせ朝は陰りだし、S字を撮るならParungPanjangの方が良いに決まっているので、上り列車をサイドから。以前、ここで撮ったことがあるのですが、バナナの木がやや鬱陶しく、ためらっていましたが、バナナの木が生え変わり、さほど邪魔にならなくなっていると聞き、リベンジしてみました。
撮影地に到着するや否や、KRD客車が・・・。
お目当ての205系をまずは後撃ち。宅地開発で、景観を損ねる防音壁が立ち始めているので、なんとか上手く処理するしかありません。
壁のおかげで、緑バック感が出せなくなったのが残念です。まずはH24。
Serpong止まりで、すぐに戻ってくるので返しを。
古い鉄橋を渡るH24
その後も、しばし来る列車、来る列車撮影していましたが、メトロだらけですので割愛。
CC203牽引のKalimaya号
度外視していたら、まさかのCC203で慌てて、シャッターを切りました。おそらくKrakatauの釜と共通運用なんでしょうね。
6M編成のマト51が来たのでアップ。何故ハエ7,31はBekasi線専属になってしまったのでしょうか。
Majaから戻ってきたH6。築堤に日が当たるようになったので引き気味で。
ややバナナの葉が被りましたが、目をつぶりましょう。あくまでも側面強調、ラッピングなし、それが撮れればいいのです;;
で、場所を移し、ParungPanjangへ。もちろん上りS字目当てなのですが、この時期って、昼前になっても側面に日が回らないのですね・・・。このシーズンに来たことなかったっけ・・・。
仕方ないので、以前103系を撮った、後撃ちアングルで。
緑の絨毯を行くH6
Krakatauの時間になっても、S字側は無理で、インカーブから・・・
そうこうしているうちに、下りが撮れるようになってしまいましたので、予定変更で、Maja行きのH24を逆サイドから撮影。
これはこれでいいのですが
これでは午後まで粘っても、念願のS字は叶わぬ夢になりそうですので、天気も徐々に曇り空になっていることもあり、Majaまで205で乗り鉄してくることにします。
ParungPanjangまで歩くと、先発のEkonomiLokalに間に合ってしまいましたので、先回り。しかし水切りからの疲れで、蒸し暑い客車に乗ると、どっと疲れが出てしまい、この後の活動ルートを考える間もなく、眠りに落ちました。もっともヘロヘロで、ParungPanjang以遠の撮影地を開拓する余力もなかったのですが。
で気づくと、Tenjoで、こりゃまずい、205系とすれ違ってしまう・・・というわけで、慌てて下車。すでに向こうが待っている状態でした。
Tenjoで客レと行き違い待ちのH24
Tenjo名物、盛大なはみ出し停車、そして踏み切りを封鎖する205系
このH24はCilejitでMaja行きのH6にすれ違うダイヤですので、ここでしばし待ち。待つこと、10数分ばかし、やって来ました。ホント、本数増えたなと思いますよ。早期の複線化が待たれます。
いまや貴重になる純粋な低床ホーム
で、これに乗車し、Majaへ。
Tigaraksa~Cikoya間の路盤流出部、ようやく工事が始まりました。来る4月改正?で複線化完成か!?
Majaでは上りEkonomiLokalを先に通すため、2番線着。
こういうワイルドな停車風景も近いうちに見れなくなりますね
2番に入ったので、Majaのため池(Maja沼)からも撮影してみる
ドン突きになっている3番線を延長させるために一部を干拓するのでしょうか。
停車時間がまだありましたので運転士氏に頼んで、出してもらいました。
折り返し、TanahAbang行きで、全区間爆睡して、本日の活動は終了。
コメント
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都営6000後期車のMGはもともと6両に2台で、6278にはありません。
6281Fが3台(9両分)持って行ってしまったので、6271Fには1台(3両分)しか残らないわけです。
しかしこの繋げ方は予想外でした。
いつも鋭いご指摘ありがとうございます。勉強になります。そういうことでしたか。後期車は基本的に6連を組むこと前提なんですね・・・。となるとこの不思議なつなぎ方も一理あるということで、なるほど納得です。6271のMGは電車区で復旧させたのでしょうね。今後、編成から外された車両がどのように活用されるのか、気になるところですね。
最後まで日本に残っていた横浜線205系H27編成が明日24日に新津まで配給輸送されるとの事で、5月から始まった今年度の205系譲渡に向けた動きもいよいよ終盤になりつつあります。
さて、ここから本題に入りますが、先日アクセスしたリンク先のブログにKCJが南武線205系120両20編成を来年6月の譲渡に向けて動き出しているとの事が記載されておりました。しかしながら、既に数本南武線から運用離脱が始まっている事から、果たして無事に譲渡交渉成立が早い時期にされるのか、私も多少不安に感じております。また、来年度譲渡予定の計画本数が120両20編成であることから、譲渡予定対象外の編成が果たして廃車解体となるのか、JR東日本管内での転用が行われるのか、はたまた富士急行への追加譲渡がされるのかなど、KCJ側のみならず南武線の今後の車両の動きにはまったく目を離すことができないこの頃です。
南武線の205系がインドネシアで第2の人生を送れることを心から祈っております。
来年度どれくらい譲渡されるかははっきり言って未知数です。少なくとも、ハマ線のように大多数が海を渡るというのは有り得ないということです。4+6に組み替えて余るMM'ユニットをいかに活用するかなんて、機転の利く、頭が柔らかい人たちではないですから。
205系H15試運転撮影した時は試運転看板しか気にしていませんでしたが、
網無しでその後Depok Baruに疎開していたなんて・・・
じっくり撮りたかったです。
Serpong 鉄橋サイドは午前順光で、205系ノーラッピングが綺麗ですね!!
Parung Panjang付近はじっくり再訪して探索したいエリアです。
自然いっぱいですが炎天下で店もないから辛いですね。
パクアン急行さまがSerpong線お気に入りの訳が解ります!
あとはもう少しMajaまでの列車本数と205系が増えたら嬉しい・・・
そうですね、バナナの木さえ伸びなければ、午前のSerpong鉄橋サイドはなかなか美味しいと思います。しかし、ParungPanjangのS字がこの時期、日が回らなくなってしまうのは想定外でした。季節が変わる前に、KKWラッピングされてしまうでしょうから、撮影地を開拓しないと・・・。
仰るとおり、今の本数ではどうもMajaまでなかなか足が進みませんよね・・・。