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ゾロゾロと集まるKAI職員でごった返すBogor駅

ジョコウィ大統領のBogor~Gambir間の巡察にあわせ、3月28日に同様の試運転が実施されていますが、その後巡視の設定自体が取り消しになってしまい、当該車両も各地の所属区に返却されていましたが、この度再度設定されることとなり、試運転も再実施することとなりました。19日にジョコウィVSプラボウォの代理戦争とも言うべき、ジャカルタ州知事選の決選投票が実施されるため、選挙対策としてのパフォーマンスなのかと思われましたが、このタイミングの試運転では、選挙に間に合うわけもなく(基本的に17,18日に選挙活動は実施できません。そして19日は祭日ですから、業務ネタはありえないでしょう)、果たしてジョコウィはいつ姿を現すのでしょうか。通常、大統領専用列車は特別車Bali,Nusantara,Torajaを重連の罐で牽引し、WijayaKusumaは露払いの役割。今回の日車製KRDの大抜擢の裏には一体何が?(いや、何もありませんが!)
なお、この巡察はPondokCina及びTanjungBaratの国鉄用地(現在は駐車場)を活用し、中間層向け高層アパートメント(下層階は一部商業施設)建設の着工に伴うもので、TanjungBaratの建設用地で、視察と同時に起工式が執り行われるものと思われます。そのため、視察列車はTanjungBaratに停車後、PasarMingguまで回送され、式典終了後の大統領を乗せ、再度Gambirに向かうスジとなっています。
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TanjungBaratの広~い国鉄用地(かつては何があったのでしょう??)

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こんなもんが出来るらしいです。ちなみに駅反対側には駅直結イオンモール(予定)建設中

事前に頂いた運転報では、前回と異なり、RailClinik1を露払いとして、続行でWijayaKusuma+RailOneの特別編成のみの運転で、予備編成のRailClinik3の文字はなく、ちょっとがっかり。それでもPasarMingguから先は、RailClinik1とWijayaKusuma,RailOneの併結(前回は運転報上ではさらにRailClinik3を加えた6連、でしたが実際にはRailClinik1,3とWijayaKusuma,RailOneと別編成での運転)となっており、それはそれで十分見ごたえのある内容でした。ただ、お昼過ぎまで会社を抜けるわけにも行かず、どうあがいても、連結走行シーンは見れない算段でした。もっとも、ネタバラシをしてしまうと、試運転ではPasarMingguでの長時間停車はなく、全区間別編成での運転だった模様で、まあ無理して張り込みしなくて良かったな、と。それじゃ、いったいなんのための運転報なんだ・・・と言った気はするのですが。まあ、午前中下りなんて、逆光もいいところですから、本番はぜひとも曇りをお願いしたいところです!!

そんなわけで、鼻から走行シーンはあきらめていますので、発車準備シーン狙いで、朝からBogor駅にに向かいました。

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おや???

と、いきなりの衝撃・・・。おいおい、RailClinik3はTanahAbangでお休みではなかったの??Bogorに着くと、ちょうど電車区からWijayaKusuma,RailOne編成がまさに出庫しようとしていたのですが、既に1番線にはスマトラ(メダン)向けRailClinik第三編成が停車中。これは思わぬ誤算です。逆光なのが痛いところですが、屋根の下に止まっているおかげで、最悪の事態は免れました。聞くところによれば、予備編成として、Bogorで待機しているのだとか。ではこのあと第一編成も出てくるんだな。6連走行はお預けになってしまいましたが、未だにお目にかかれていないRailClinik編成を一度に2本も賞味できるなら、これはこれで早起きした元は十分取れました。

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逆側から

さて、一旦どこかのタイミングでコメットを出場記録を残さねばならないので、とりあえず撮るべきものは取って、今のうちにと改札へ。ちょうど先週月曜にオープンしたというC-コーナーBogor店もついでに冷やかしてきます。

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運輸事業者展での展示ブースをそのまま移設して、グッズショップに仕立てました

ちなみに、Juandaのショップでは既に品切れになって久しい205ディスプレイモデルが1個だけ並んでいたので、お茶様へのお土産にと、確保しておきました(笑)

で、ホームに戻ると、ありゃりゃ。

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縦列停車ではなく、並びでした

WijayaKusuma,RailOneが入線してきてしまったではないですか。しかも、と並べるのね・・・。こちらの編成写真は撮れませんでしたね。いやいや、こっちは幾度か撮っているから、RailClinik3が撮れただけでも喜ぶべきでしょう。

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RailOneとRailClinik3

しかし、KRD同士の並びなんて、早々見れるものではなく、感動モノでした。

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RailClinik3とWijayaKusuma

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まさに兄弟車という感じ

特に日本人にとってアツいのは、変てこ顔に改造されてしまったRailOneよりも、オリジナルの面影を残すWijayaKusumaとの並びですね。しかし、一旦停車後、数センチ単位で微調整し、ぴったり並べたというのは、またインドネシアらしいことで。やっぱそこはこだわりますよね。

ひとまず片はついたのか、幹部連中が貴賓室に引っ込んだところで、KAI,KCJの内部抗争から、左遷されながらも、最近栄転された某氏に手招きされ、WijayaKusumaの内部を見せてもらいました。今回のジョコウィの乗車にあわせ、某氏の手により、若干手直しがなされています。床のカーペット設置はもちろんのこと、壁の壁画、天井サッシの木目化がなされています。

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展望ビデオ見ながら歌える?カラオケコーナー

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メインダイニング。ジョコウィはここから撮り鉄を逐次監視します

なお、運転部後部はガラス張りになっており、まさに巡察車にふさわしいつくりとなっています。すると、前方からRailClinik1が姿を現したではないですか。

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手旗信号に誘導されRailClinik1も電車区から出てきました

そのままWijayaKusumaと連結か?と思いきや、構内通路部分を空ける形で停車。しかし、撮りにくい位置だなぁと内心ブツクサ言っていると、停止位置が修正され、屋根の外に出てきて順光状態に。なんだ、職員連中も結局写真撮りたいんじゃねぇか。

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これは素晴らしいの一言。やってくれるじゃん。

かれこれ、登場から1年近くたつのに未だにちゃんと撮れていなかったRailClinik1です。本来の役割はCSR活動の一環で僻地医療サービスを提供することにあるわけですから、なかなかジャカルタにはやってこないですからね。

運転報ではとりあえず、露払いが9:20発とかになっていましたが、一向に出る気配もなく、いまだにKAI第一事業部の人間が到着する電車からゾロゾロと降りてくる一方なので、こりゃまだ発車しないな・・・と次に出るKota行きで撤収することとします。

おまけ

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RailClinikの見せ場。担架の緊急搬出入シーン。

見ていて、正直ヒヤヒヤしましたよ。というか、この扉が実際使われることってあるのでしょうか??救急車じゃないのですから。

19日はジャカルタ州知事選挙決選投票日です。しかし、特別列車をKRDで仕立てるのは評価しますが、6連走行シーンを撮らせてくれないんじゃ、そりゃ支持できねぇよなぁ。