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Premium×Priorityの組み合わせは見納めに

かれこれ1年強に渡り運転されてきた、Argo Parahyangan救済臨ともいえる毎日運転の臨時列車、Argo Parahyangan Premiumが12月31日をもって運転終了しました。もはや、オールエコノミーにも関わらず、エグゼクティブ最上級クラスを示すArgoの冠を付すという謎の列車でしたが、1月2日以降はBandung客車区への集中投入が続くステンレスK1編成と車両を半数ずつトレードする形で、K1ステンレス+K3プレミウム(一部新型K3非プレミウム)を組み、さらに一部運転区間の拡大が図られます(詳細後日)。それはそれで、最大3色団子がジャカルタ地区で見られるようになるかもしれず、それはそれで楽しみなのですが。

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この列車の肝でもあるPremiumとArgoの組み合わせ

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機回し中~
モナスとK3Pの並びを撮りたいですが、Parahyanganは必ず4番線に入るので不可能・・・

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Bandungで折り返し発車待ちのArgo Parahyangan Premium

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一般色の新型K3と並ぶK3P
とにかく、何故最後の最後で塗装を変えてきたのか・・・
(以後はステンレス車となり、K3はPremiumが標準仕様になったため一般的な帯に)

そんなわけで臨時列車マニアのはしくれとして、運転最終日となる12月31日のArgo Parahyangan Premiumでバンドン往復をしてきました。タネを明かすと、そのついでにプルワカルタの廃車解体シーンも撮影してきました;;K3Pの半数は昨年のレバラン臨終了後、スマトラに転属しており、ジャワに残るのはこの臨時Argo Parahyangan用の1本と、WijayaKusuma用の1本の計2本計3本(←Jayakarta Premiumはまだ運転していたんですね;;)のみ。WijayaKusumaの方も既にお知らせしているとおり、余剰K1を活用しK1+K3P×2の運用に移行しており、オールK3Pの編成美が楽しめる列車はジャワ島から姿を消すことになります。Jayakarta Premiumのみとなりますが、ジャカルタ近郊で順光時間帯には走りません。

ジャカルタ~バンドン間の鉄道需要は留まるところを知らず、KAIはさらなるParahyanganの輸送力増強を掲げており、ボロの吹き溜まりであったバンドン地区にステンレス車を集中投入していることからも、並々ならぬ意気込みも感じることが出来ます。ですので、K3Pも、あっさりとステンレスK1に置き換えられてしまうのではと思っていましたが、K1・K3併結で生き延びることになるとは予想外の展開でした。K1に比べ、相当座席を詰め込んでいるK3(K3P着席定員80名,K1は50名、ちなみにK2は64名←やはり中途半端;;)は輸送力があるのも大きいのかもしれません。オールK3P8連~10連のArgo Parahyangan Premiumの輸送力は最強!!

ParahyanganPre
サボにはPremiumの文字がないので、証拠にチケットを晒しておきます
復路は最後尾の8号車を選択(実際には9号車がPriorityですが)

実際、直前の予約でも最後まで残っていたのがこの列車ですからね。運賃はリクライニング機能のない新型K3が充当される定期Argo Parahyanganのエコノミと同額のRp.110000にもかかわらず、です。リクライニングが有るか無いかで、雲泥の差の乗り心地である新型K3ですから、これはかなりの乗り得列車であったわけです。1月2日以降も、車両自体は走っているわけですから、エグゼクティブが満席の場合は、是非プレミウムの乗車をお勧めします。

おまけ
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定期列車のK1も12月中頃からステンレス車に置き換えられ、2色、3色団子が出現しています
(曇ってしまいわかりにくいですが・・・)

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証拠写真に後追い

ますます目の離せないArgo Parahyanganに今後も注目です。山線区間で撮りたいよなぁ。

鉄道コム

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