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再び大山脈がお目見えするのか?

廃車両が山積みになる駅・・・として世界的に?有名になってしまったPurwakartaですが、今年1月にはついに解体作業に着手。その後の流れは当ブログでお知らせしてきましたが、別にKAIとしても、この不名誉を払拭するためでも何でもなく、単純に新たな廃車置き場がないために、場所を空ける為に解体しただけなのです。そんなわけで、一時的に閑散としていたPurwakartaの旧機関区跡ですが、新たな車両が配給されてきています。

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4か月ぶりのPurwakartaに到着

選挙休日絡みで、勝手に9連休が出現した当地インドネシア。となると、Parahyanganはプラチナチケットと化し、全く予約できない・・・。ただ、流石に最終日の日曜ともなれば、下りに至ってはガラガラ。そんなわけで、朝一でPurwakarta入り、帰りは渋滞する前にさっさとバスで帰ってくるという手はずで、4カ月ぶりにPurwakartaを訪問してみました。上の画像からでは、あまり変化が見られませんが、4月10日に遥かBanyuwangiから8両(K1 0 66 04 BW,KP3 0 66 08 BW,MP2 0 65 01 BW,KMP3 0 65 05 BW,K3 0 85 34 BW,K2 0 80 32 BW,K3 0 85 35 BW,K1 0 78 01 BW)が回送されてきたのを皮切りに、再びPurwakarta廃回が続々と設定されています。右端にチラっと映っているのはCibatu Lokalではなく、この日の朝に到着ホヤホヤの廃車回送です。

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逆サイドより

この日の朝到着したのは、これまたスラバヤからやってきたSidotopo所属のK3車8両。結局、ステンレス車をジャカルタとバンドンに集中配置し、その玉突き転配の果ての果てに、ジャワ最東端のボロの巣窟Banyuwangiのボロがここに送り込まれてきているわけです。まあ、Banyuwangi持ちの車はさほど両数があるわけでもなく、続いてやはりボロの溜まり場である、Sidotopoの車が大量にやってきているわけです。ちなみに、今回到着したのはKP3 0 65 01 SDT, KP3 0 66 12 SDT,K3 0 66 81SDT,K3 0 85 10 SDT, KP3 0 64 03 SDT, KP3 0 82 02 SDT, K3 0 87 07 SDT, K3 0 66 17 SDTの8両で、いずれも2017年に検査出場し、2019年で検査切れの車両でした。Sidotopoにも廃車の山があるわけですから、何故そちらを解体せず、わざわざ遠路Purwakartaまで回送するのかは大いに謎ですね。

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2年でこんなボロボロになってしまうのかと・・・

まだ、罐が付いたままの状態でしたので、しばらく待てば入れ替えが始まるかな・・・と思いましたが、全然始まりませんでした。こんなところに罐を寝かしておくほど、余裕はないはずなのですが・・・。ですので、ここは諦め裏手を通り、ぐるっと1週してきました。

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解体作業終了後、重機搬入口は完全に塞がれました

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新たな客車の山
(下段は従来からあるKRDとKRD改客車)

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ソロとスマランからも廃車が到着していました

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奥は、元々あったTidak Rucatのコーナーですが
客車山脈と既に一体化しています

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前回、解体されなかった山

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廃機関庫前の搬出口も塞がれたため、5000/1000の撮影は不可

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廃機関庫より

解体作業が終了し、さらに電車のほとんどが消えたことから、警備は以前に比べて非常に甘くなっており、カメラをぶら下げたまま歩いていても、全く問題ないレベルでした。もちろん、駅構内で出したら、一発NGですけどね。いかに電車を撮りに来る連中が多かったかということでしょう。

今後も続々とボロ客車が送り込まれてくるものと思われますが、お顔の付いていない客車では、やはり撮影しても面白くなく、次回はまた、2~3ヵ月後くらいに様子を見に来ることにしましょう。いかにも強度弱そうな客車ですので、3段積みにはならず、2段が限度かもしれませんしね。やはり、3段ないと迫力が足りない気がします。

鉄道コム

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