特に変化なし・・・
6/15~6/28分のマンガライレポートです。結局、Dpokの6133Fは不具合が直らず、(冷房改修部品を調達するまで再起不能?)新規出場車はありませんでした。Balaiyasa構内入替用のD301ですが、2両ともリバイバルカラー化が確認出来、今後もしばらくは活躍が見られそうです。
2週間分の動き、まずは、16日に開業したTangerang線内3駅ですが、そのうちのTanahTinggi駅を訪れてみました。
最新デザインの駅名板
来年には開業しなければならないはずの、空港連絡線との分岐駅となるこちらの駅、なにか面白いものが見られるのでは(Tangerangまで行くの自体、ご無沙汰;;)と思い行ってみるも、残念ながら特に目ぼしいものはなし・・・。折り返してくる電車でそそくさと戻ってきてしまいました。
典型的なTangerang線の中間駅
Tangerang側を望む
空港連絡線の工事の足音は全く気配もなく・・・。本当に来年、開業するのか!?
幹線道路にそのまま面した駅本屋
すでに駅前にはオジェックが陣を張っているのは、流石!といった感じです。駅の佇まいはお隣のBatuCepel駅と似たような感じ。しかし、オレンジ色の駅名看板も掲げられているわけでもなく、なんだか地味ですね。
ではお待ちかね、車両関連の話題。
前回、運用復帰をお知らせしている6134Fですが・・・
鋳鉄シューを全検明けと同時に履いていた6134F、案の定不具合が発生し、19日頃から元のレジンシューに履き替え、運用に復帰しています。いい加減これで学習しましたかね。KCJ?去年失敗しているのだから、今年やろうがダメなものはダメなんです。電制が効こうが、減速度も高いであろうメトロ車では、踏面ブレーキの力も205に比べて高いのでしょう。
レジンに戻っています
まあ205と103以外は地下鉄直通車両ですから、基本的に乗り入れ基準を満たしているはずですから、205だけが鋳鉄を履かされているわけもなんとなくは頷けるわけで・・・。かれこれ、鋳鉄だ再出現してから3か月近く経過していますが、205の車輪摩耗は、去年メトロ,都営が使っていたときより、目に見えて少ないですからね(それでも減っていますけど)。フラットが発生にくい、かつ踏面が荒れるため、4M4T車の空転が予防されるというメリットもありますから、別に鋳鉄を履いて、車両に影響が出ないのであれば、一概にダメとも言い切れませんけど。
しかしながら、制動距離が格段に伸びるのは明らかで、また205のスカートが損傷しました。
何かと話題の多いハエ1ですが、クハ204-89のスカートが完全になくなりました
これまで、踏切事故等で、スカートを損傷した場合、強度の弱い(元々壊れるように出来ている)中央部のみを取り外し、両サイドの支柱は残ったまま、運用に就いていましたが、今回損傷したクハ204-89は、支柱ごと撤去してあり、完全にスカートのない状態でした。撮る者にとっては、下手に残っているより、完全にスカートがない方が逆にネタにはなるのですが、当地でスカートなしで走行するには、リスクが大きく、もしかしたら、近いうちに現地タイプのスカートが設置されるのも近いのかもしれません。
なお、乗務区でもこれに対応する運転法に改めているようで、自主的にスジを寝かせており、所要時間が若干伸びています。まあそれでも、止まり切れず、接触事故が後を絶たないのですが。駅進入時も、車輪への影響を考えてか、どこぞの私鉄のように基本的に45km/h進入するようになってしまいました。早期に安価な鋳鉄シューの使用を停止することが望まれます。
H19編成が菱型パンタに換装されています
お次はこちら。これまで気づかなかっただけかもしれませんが、H19編成もいつの間にか、203系からの廃車発生品の菱型パンタになっていました。既にH7が菱型になって久しく、H7のときは、パンタ枠に亀裂が生じたとのことですから、今回も同様の事象が考えられます。基本的に強度面で劣るシングルアームですので、オランダ時代のままの非常に高い架線の区間を走行時に、どう影響が出るか未知数の部分。残りの20本もいつ何時、同様のことが起きるかもしれず、菱型パンタにも数に限りがありますから、今後が懸念されます。南武編成も、既にシングルアームに換装されていますし・・・。
被られたので、後追い
いずれにせよ、パンタが見えにくいので、またリベンジせねばなりません・・・。
念のために、H7の方も、急きょ撮影しましたが、そのまま菱型でした。
菱型パンタのH7
205もしっかり観察しておかないとなりませんね。
お次は、毎度の広告車関連。
また被られましたが、ハエ12に新たな広告が
モハ204-328にelevaniaの広告
以前、メトロ車にラッピングされていた通信会社の広告が205に登場しました。同様のラッピングはH4にも施されているのですが、そちらは未撮影、次回の宿題です。
で、そのH4というと、21日にジャカルタ市制488年記念列車に充当され、JakartaKota~Gpndandia間でジャカルタ市のアホック知事が乗車しました。その後も、車内のラッピングは残っており、当方も乗車してきました。
床面,座席モケット,座席裾仕切りにも手が加えられ、力が入っています
なお、当該はモハ204-187のみで、他の号車は通常のままでした。
座席
おもしろいのは、このシートで、元の座面に上からカバーとしてかけてあるんですね。しょうもないビニールかけて、汚れを防止したいなら、この方式にすればいいのに、と思います。そうすれば、座面のモケットを安い生地にしても、カバーかけてしまえばわからなくなりますしね。それこそ、このカバーも広告化してしまえばいいわけで。しかし、なかなかシックでいい感じですね、このデザイン。
戸袋部の広告枠にはジャカルタ市の歴代交通が展示されています
昔のPPDも
よりによって、この車両だけ混んでいたので、今度また機会があれば乗車して、説明書きもじっくり読んでみたいと思います。しかし、ベチャ、ベモから、KFW,そしてMRTまで掲出されていたのには驚きました。
路面電車も!
KFW、果たしてなんと説明されていたのか・・・
MRTはシンガポールで代用;;
KOPAJA ACとかマニアック過ぎ;;
極めつけはKRDですよ・・・・・
山盛りEkonomiがなかったのが心残りです。
なお、Adam氏がアホック知事を激写されてきたとのことで、画像を頂きました。ありがとうございます!!
こんな状態でよく撮りましたね;;流石です。
マニアライクなこの市制記念列車に、辛口コメンテーターはなんと答えたのでしょうか。
車内ラッピングといえばこちらも。シンデレラに引き続き、映画コラボ企画第二弾。当方、全く門外漢ですが、minionとかいう映画の車内ラッピングに05-810が充当されました。また期間限定でManggarai駅にこれの着ぐるみが登場し、マルチコメット所持者に限り記念撮影に応じるという姑息なキャンペーンもやっていました。
目がチカチカしますね;;
戸袋部にはキャラクターの肖像画的なものが掲出されていました
この手のイベントをやるなら、どうせならヘッドマークくらいだしてもらいたいよなぁ・・・・。
今回のネタとしてはこんなものでしょうか。
残りは撮り直し等々、備忘録を。
5817F、順調に運用中
ロゴなし、05-108側からリベンジ
8007F運用中
前回のデポック通信で、運用離脱中とお知らせした8007Fですが、一時的なものだったようで、この1週間は運用が確認されました。しかしながら、8039Fの方は、引き続きDepok留置が続いているようです。
6111Fの入場により、最後の未塗装編成となった6105F
珍しく、この日はBekasi線で運用中。
5809FもBekasi運用でした
なお、残りは全部205・・・。
安定のArgo Jati。レバラン後に入場し、新塗装化&リニューアル?
混色ArgoBromoAngrek。食堂車は汎用Argoで代走。
こちらもいい感じに混ざってくれたGayaBaru
客レ繋がりで、先週末一番美味しかったのがこちら。
TaksakaのGambir~Kota回送。
次位にBYK出場のCC201、そして特別車Baliをひっさげ、トータル13両!!
検査明けでピカピカのCC2019217
これ、コタに入り切るのかよ!?こんな長いの始めて見ましたよ。
とまぁ、今週はこんな感じで。
早いもので、2週間後にはラマダン明け=レバランというわけで、7/15頃に更新出来れば、と思っております。
コメント
コメント一覧
205のスカートは強度不足ではなく、わざと壊れるように強度を弱くしているはずです。もっとも、すぐに交換出来るようにそうしてあるのですから、当地では全く意味はありませんが。それよりも問題なのは、制動距離が伸びていることであり、通常のレジン制輪子に戻せば、こんな事象はすぐに減るはずです。安全性のことなど、考えないお国柄ですから、仕方ないですよね。