今月も橋の下からお送りします
気づけば4月も末日・・・。もはや速報性もなにもないですが、2015年度廃車分60両の詳細を時機を逸してしまい、画像は撮ったものの上げず仕舞いでしたので、今回再度撮りなおしたついでに更新します。その他のネタとしてはナハ10,13の6M6T化やハエ31の復帰など、既出ものばかりですが、ご承知ください。
ついに廃車置き場に移動してしまった1060F・・・
廃車待ちの部品取り用の中間予備車群は、もはやわざわざアップするまでもないと思いますので、詳細は割愛させていただくとして、やはりこの数か月の動きとして1060Fを上げておきましょう。検査切れ後も約1年間走り通した末、ついに命運尽きてしまいました・・・。少数形式はこれまでの流れを見ていると1本潰して、その他延命というのがどうもKCJの方針のようですので、いずれの東葉1000もその例にもれず、いずれかの編成が生贄としてささげられてしまうのは明らかなことでしたが、1080,1090Fに比べ状態の良好かつ、黄縁顔という1060Fの離脱は一抹の寂しさを感じます。東急8000のように(8003Fの状態が良かったことから廃車撤回、代わりに8039Fが・・・)ちょうど検査のタイミングが重なれば、1060Fを臨時入場、1080For1090Fを代理廃車なんてこともあったのでしょうが、あいにく昨年末から今年上半期に1000の入場はなく、逆に不具合の多い1080F,1090Fに部品を譲る形での廃車となってしまいました。ああ、でもどうせ部品取りするなら、ライトカバーも踏切事故で損傷した1080に移植すればよかったのに・・・。 一応、メトロ中間車(右は6313,6513と差し替えられた6315,6515)
Manggaraiから配給された6281F。今後さらにオフレールされるのか?
60両からあぶれてしまった6013,6278,6121
今年度はどのようにこれら廃車予定車両を処理するのでしょうか。いい加減、●田産業呼んだ方がいいのではないでしょうか・・・。
で、いよいよお待ちかねのオフレールされた廃車体群です。1月に某ツアー御一行様と一緒にオフレールしたての姿をEva情と共(笑)に撮っていましたので新鮮味も何もないのですが、AsianRailwayPlaza様のご報告の通り、いつのまにかご丁寧にナンバリングまでされています。確かにしっかり60両あるわけですね。 こう見ると、60両あるようにはとうてい見えないのですが・・・
とりあえず、既にオフレールされた60両は以下の通り。オフレール順の車番ですので、ここに上げる画像とは順序が逆転していますが、ご了承ください。
6271 6272 6172 6237 6128 6127 6277 6222 6176 6262 6267 6187 6205 6227 6232 6175 6158 6157 6236 6113 6185 6161 6212 6247 6216 6913 6171 6178 6162 6215 5248 5676 5250 5634 6226 6225 6192 6257 6122 6197 6152 6255 8813 6186 6125 6195 6265 6202 6235 6177 202-5 6126 8107 8935 8260 8137 8928 8811 8511 8611 Espas他(52~55)
今回唯一の203系、モハ202-5他(48~52)
これだけCikaum送られなかったわけですが、それもそのはず、8813と同じく仮台車になっていました。 JALITAの忘れ形見、8813他(42~46)
これも仮台車のため、本線走行が出来ず現地でオフレール。 なつかしの緑帯を保持する5000系4両他(1~36)
Purwakartaが満線になったことから、5000のPurwakarta廃回も中途半端な状態で終了してしまいました。 全検後、一度も運用されなかった6171,6178(15~28)
旧ブログを漁っていただければわかりますが、あれは一体なんのための出場だったのでしょうね。6171F8連は検査を通したものの、なぜか6151のアタマと交換した形で運用復としてしまったんですよね、あのとき。 都営6000の中に紛れるメトロ6000・・・・(18~23)
6113Fなんて、SIVさえ調達すればなんとでもなったものの・・・。これにて汽車会社製全滅・・・。 Thermorail冷房もわずか2年でお釈迦ですか・・・(12~14)
ようやくケツが見えてきた・・・(1~9)
いやいや、凄い両でした・・・。ホント、これら車両今後どうする?のって感じですね。
その他、オンレール中ですが訳アリ車両を。 サハ203-2
広告付きという理由からCikaumに廃回出来なかった車両ですが、構内での廃車なら問題ないわけで、処遇が気になるところです。6315,6515のいずれもラッピングがあり、未だ留置が続いていますが、何なのでしょうね。とうに契約も切れているはずで、問題があるなら剥げばいいだけとは思いますが。 Manggaraiから配給されたBintaro事故車、7121
しかし台枠は生きているのか、隣の203-2とも連結されています。 同じくManggaraiから配給されてきたCilebut事故車、05-307
事故車は永久にDepok留置でしょうか。
さて、皆様ご注目の8039Fもとりあえず上げておきましょうか。ちなみに103系も隣にはいっていましたが、撮りやすい位置ではありませんでしたので割愛。いや、103は部品を供出する相手もいないので、引退当時の姿で眠っていますよ。 窓も抜かれており廃車同然の8039
ご安心ください。栄光の8039のナンバーこそ名乗っているものの、実は8007号です・・・。それがせめてもの慰めですね。本物の8039号は8007として、生きながらえています。8039Fを先に運用復帰させるために、差し替えたのだろうけれども、後から修復された8007Fが結果後まで残ることになるとはなんとも皮肉な話。国内でまだこれだけ同系列が残っているのだから、部品が調達出来ないわけがないのですが。こんな調子では8500の追加譲渡は無理ですかね・・・。
では、廃車ウォッチングはこの辺にして、ピット線の方へ。中に入らず、外からなら構わないとのことだったので(やっぱりそうだよね・・・)、外から撮らしてもらいました。 8604Fまさかの死亡!?
すると早速飛び込んできたのが、先日赤帯になったばかりの8604Fが全検棟に頭を突っ込んでいました。しかも、パンタ・冷房も撤去された姿で・・・。まさか、これヤバいんじゃないのかと、ヒヤリとしましたが、どうもこれ全検入場とのことで、一安心しました。しかし、赤帯化して1ヶ月もしないで入場ってなんなのよ・・・。当然ラッピングは剥がされ、再度塗装での赤帯化です。前面の塗り分けがどのようになって出てくるか。細帯を引き継いでることに期待したいですね。 順光下でRakitan撮影会
後ろにはH23が3両繋がっていました
RakitanのKKW看板剥がしたあとの錆、なんとかならないんですかねぇ。営業用編成はしっかり磨いているんでしょうね。 改造線はハエ31とマト52、そして車輪削正に8608F
ハエ31の件は、この前上げましたので割愛します。
ぐるりと回る形でピットの方へ移動。 マト69と6126F。いい並びです♪
マト69、ちょうど検査を終え、営業に入る直前のタイミングでした。
そして、隣のピットにはナハ10,13。またかよっ!!というか朝Manggaraiのとこで撮影したってのまで同じ・・・。ご縁があるようですね。で、今回は何故の検査なのか? あれ、混色になっている??
というわけで、この日ナハ10,13が組成変更されているのを目撃したわけです。さすがに子の午後から運用に入ることはなく、翌日からの運用再開でした。 表に戻るとDjokoTingkirがいつの間にか到着していました
別にナハ13を牽引するとかいう話ではないようですので、ナハ10から抜き取られたモハを見に、再度ヤードへ。 H27とは連結されず、MM’ユニットのみで留置されていました
奥にいるのが、中間車を全て抜き取られクハ+クハになってしまったH27。てっきりこのモハ205-357,204-357を組み込み、4連化し、8連とつないで12連にするのかと思いきや、結果H14に連結する形になってしまいました。なお、H4も隣で相変わらず4連の姿のまま動きなく、留置されていました。話によれば、ハエ31の改修後、H4の作業も開始されたとかいう話ですが。おそらく車輪さえ交換すれば、復帰できるのではないかと思います。 ちょん切られたH23
先ほどのH23の片割れはこんな状態。切り離された方側になんらかの不具合があるのでしょうけど、Ralitanが繋がったままですから、そんな重症でもないのだろうと思い、しばし205の並びやらなんやらを撮影していると、案の定Rakitanが205を牽引して戻ってきました。 おお、これはラッキー!!
そして、あっけなく連結
H23はその後、そつなく運用をこなしていますので、やはり大事ではなかったようです。
そういえば、最近05-108Fが全然運用に就いていませんね。もうかれこれ1ヶ月以上はDepokでの留置が続いています。どうしたのでしょうか。 何らかの不具合がある?05-108F
天気も天気になってしまったので、このそろそろ撤収と、一旦事務所棟に戻り挨拶に行ってから帰ることにしたのですが。KFWの警笛が。 え?
南
蛇
井
こりゃ??
入れ替えするにしたって、どこに転線するのよって話。洗浄線に突っ込むのでは、コキ荷台の廃棄物を下ろすわけにもいかないだろうし。だいたいKFWをこんな使い方していいのか??ちなみにTs10でした。まさにゴミ列車ですな。
※いずれも許可を得て撮影
コメント
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今年度以降オフレールされると思われる廃車達もこの場でピラミッド状に積み上げられて、ここを永久の墓場としてしまうように思います。(泣)
改めて写真で見ると、廃車体の数が増えたことをまた実感させられますね・・・このまま放置しておけば見苦しいのは勿論大分危険な事だと思うんですが、今まで廃車車両に関してどんな方法で処分して来たんでしょうか?
以前にも書きましたが、運転や整備だけでなく廃車車両の解体処理やリサイクル技術(これだけのアルミとステンレスなら相当な量の良質な金属が回収出来るはず)も叩き込む必要性を強く感じますね。
流石に今回は台車を付けたままですので、これからわざわざ外すとも思えず、そうなるとピラミッドは難しいのではないでしょうか。まだ敷地は余っているので、そのあたりに並べられてしまうのかもしれません。
<野津田車庫様
おそらく、ここまで大規模な廃車はKAIとしても初めてなのかもしれませんが、2000年以前に廃車されているRheostaticもあるわけで、それらが果たしてどこで解体されたのか気になりますね。あるいはどこかの田舎駅か工場で眠っているのか・・・。