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10両フルラッピングになった6131F
(205系にも掲出されているネスレの謎牛乳)

数年前までメトロ車でも頻繁に見られた広告ラッピングですが、ラッピングを剥がしたあとの汚れが問題となり、203系を含めたアルミボディへのラッピングは長らく中止されていました。そのため、2016年以降に導入されたメトロ6000系10連VVVF車は今日まで一度もラッピングが為されないまま運用をされてきました。それが11月中旬ごろから、突如広告ラッピングが再開されているのです。

遡ると、今年の7月にC-Cornerラッピングとして6127Fに久々の広告がお目見え。しかし、C-Corner自体が閉店してしまったため数か月で撤去されていました。 ただ気になるには、これを撤去した際にほどんど車内に跡が残らなかったことです。もしかすると、これが今後のメトロ車へのラッピングの試金石だったのかもしれません。205系のラッピングを撤去した跡が、アルミ車ほどではないものの酷い状態になっているのを見ると、ステッカーの素材を変更している可能性があります。C-Cornerラッピングにあった3Mのロゴはやはりそういうことだったのでしょうか!?

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6124Fは先頭がIKEAの広告になっています
(一瞬、Tiket.comかと思いましたよ;;)

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6129Fは6529が国営企業グループの広告に

メトロ6000系VVVF車へのラッピングが現在確認出来ているだけでも、6124F、6129F、6131Fと急速な広まりを見せています。かつて、メトロのノンラッピング車がレア車扱いされたときのように、再び広告車が当たり前の日常へと回帰するのでしょうか。前の記事でも書いている通り、この背景にはKCIの圧倒的予算不足があり、一部の設備投資の遅延を招いているとも言われており、その不足分をカバーするためにも、今後広告車は益々増えていくのかもしれません。オリジナルKCI帯の姿は早めに撮っておいた方がいいでしょう。

鉄道コム

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