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9日ぶりに運用入りした5000系5817F

1月4日の朝ラッシュ運用を最後に、Depok電車区で休車状態が続いていた5817Fですが1月13日の夕方出庫運用に充当されました。引退か続投か、様々な憶測が飛び交う中、昭和の古豪ここにあり!!と存在感を見せつけています。とは言え、いつ落ちてもおかしくないはない同編成ですので、仕事帰りにお名残り乗車をしてきました。

先の記事でも触れている通り、今年のKAI所有車両のリース契約は東急車12連4本と報じられており、このことからも5000系の契約が更新されないことが判明しています。このことからも、5817Fは既に廃車になったと断定している現地ヲタも多いようですが、あくまでも書類上は休車のまま。特にBukit Duri電車区の水没というトラブルもあったため、5817Fは年末から1月4日までほぼ連日運用に入っています。契約改定はその数日後に実施されており、その前に運用実績を作ってしまっていることから、KCIはこの時点で今月のリース代の支払い義務が発生しているはずです。となると、1月いっぱいは少なくとも猶予があると考えるのが無難かもしれません(KAIが月割り計算という親切な対応をしてくれれば)。

さらに現在、東急8604F・8610Fの2本が暫定8連化されており、8両が編成から外れていますが、そのうちの6両が洪水で水没しています。これら車両の処遇は未だに不明です。となると考えられるのは廃車予定の5817Fと東急の中間車8両がトレードされているかもしれないということです。書類上、契約形式が8000/8500系となっていたとしても重要なのは両数ですから、この可能性は捨てきれません。しかも、武蔵野8連の相次ぐ12連化で、現在逆に8連が不足しています。5000系が12月にしばしば運用に入っていたのも、武蔵野編成の組み替え期間中の編成不足を補うためです。しかも、今月に入ってからメトロチョッパ8連車の車両不具合が頻発しており、8連運用を10連や12連が代走するという、これまでになかったパターンが発生しています。そのため、東急車をあえて12連に戻す必要はないという判断が為された可能性もあるのです。まあ、あくまでも憶測ですので、今後の動向に注視するしかありません。

昨日、最後の1往復は環状線Jatinegaraまで入る運用でしたので、撮ってから再び乗る機会がありましたが、相変わらず冷房の効きは素晴らしく、加減速にもなんら問題はありません(末期の103系の方がよほど酷かった)。こんなに良好な状態を保っているのに廃車するというが本当にもったいないというほどです。東急ファンの人には申し訳ないですが、5000を延命した方が絶対にお得です・・・。

そんなことを言っても、余命宣告は既に為されているわけですから、本当にこれが最後の機会になるかもしれないと、しっかりと独特の走行音を堪能し、まさに昭和というべきあの車内、そしてギラリと光るコルゲートボディを目に焼き付けてきました。

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Jatinegaraの新ホームを発車

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Tanah Abang入線

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乗るならやっぱりここですよね

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自宅最寄り駅でお見送り

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再び会うことは出来るのでしょうか・・・

鉄道コム

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