これまでも変更の際には毎度お知らせしているジャカルタ市内交通の運行状況ですが、当面の間の運行方針が定まりましたので、再度お知らせします。3月2日にデポック在住の2名が“日本人からの経路”(感染経路と日時を遡ると、コロナを移されたのはむしろ日本人だった事も判明)でコロナ感染したと公表されて以来、わずか1か月で3000人(4月9日現在3293人)という勢いの感染拡大。とにかくも、
ちなみに例の新潮の隠蔽記事ですが、よくぞ書いたと思う一方、あれは盛り過ぎです。あそこに書かれている政府の対応は全て正しいですが、だからと言って市民たちまでもが日本人に対し差別的言動を取ると言うのは、印象操作も甚だしいだろうというのが在住者の声ですし、実際に大使館だかのアンケートでも、何らかの被害を受けたというのは数パーセントに過ぎませんでした。要するにあの先生は、この数パーセントを狙ってインタビューしたのでしょう。おそらく、これは大手企業の駐妻の声で、普段からこの人たちは近所のインドネシア人たちを馬鹿にしているので、当然の結果と言えるのではないでしょうか。三◆や〇友、豊□通商あたりじゃないですかね、本当に評判悪いですから。1月~2月の感染者を全てデング熱(私の周囲でも例年ではあり得ない数がデング熱でぶっ倒れていましたよww実際には症状からするとコロナですww)にしてしまうインドネシア人もインドネシア人ですが、駐在JAPも駐在JAPです。ちなみに私はBCGとプリオク菌がダブルタッグを組んでいるので大丈夫だと思います。(笑)
お乞食の乞食っぷりがよくわかるので面白いですよ
とはいえ、アベやコイケの乞食っぷりも凄まじいですけどね
とはいえ、アベやコイケの乞食っぷりも凄まじいですけどね
しかし、まさかここまでコロナ感染者が増えるとはお乞食も考えていなかったようで、ジャカルタからの出戻り感染者に恐れる地方自治体や村落集落の“無許可封鎖”が日に日に拡大し、もはや収拾が付かなくなっています。ジャカルタ特別州政府は再三中央政府に対して、都市封鎖を願い出ていますが、この機に反中アニス知事を潰したいというお乞食の思惑もあり、無視を通してきました。が、さすがに3000人も超えるとなればいよいよヤバい(東京の1週間で+100人に対し、ジャカルタは+1000人ですからね)ということか、渋々書類にサインを入れて本日、4月10日から事実上の非常事態宣言がジャカルタ特別州に限り施行されています。
まあ、事実上の非常事態宣言、正式名称「大規模な社会制限」というのがまた酷いもので、いわば今の日本の状況と全く同じ。依然として強制ではなく外出もできる。電車、バスも運行を続ける。ただし、休業(在宅勤務)を行わない企業への拘束力は有しているくらいの制限です。周辺国が実施している徹底したロックダウンと比べると、かなり緩いものになっています。とりあえず10日から14日間とのことですが、まあ延長は必至でしょう、これでは。
そんなわけで、MRTJ、LRTJ、TJの他、4月7日に変更されたばかりのKCIコロナ暫定ダイヤも、本日から再変更となっています。あまりの政府の朝令暮改ぶりに各社とも対応に苦慮しているというのがよくわかります。ジャカルタ特別州政府下にあり、国の許可が不要なMRTJ、LRTJ、TJは運行時間帯の短縮以外には大きな変化はありませんが、注目はこれまでジャカルタ特別州方針と対立していたKCI、それにKAIの対応です。各社の運行情報はプロマニア集団、FDTJがわかりやすくまとめてくれていますので、以下をご参照ください。
地味に205系がメルヘンになっているところに拘りを感じます(笑)
各線共に概ね6:00~18:00に運行時間帯を短縮
ただし、KCIは運用都合でこの限りではない
※詳細時刻は後述のリンク参照
TJも同様の時間帯で、本数はさらに絞った18系統のみ運転
Railinkは10日、11日は2往復のみ運転し、12日以降は運休。
KAIの第一事業部管内のEkonomi Lokalは全運休
KAIのジャカルタ発着の長距離特急・急行は一部を除いて運休
※参考
MRTJの発車時刻
一部駅抜粋
LRTJの初電終電
TJが運行する18系統一覧
Railinkはクアラナム線含め12日以降全運休となります
5月末までってのが凄いな・・・
2往復だけ2日間走らすというのが本当に謎です
KCIの特別ダイヤはこちらからダウンロード下さい。↓↓
そして、地方へのコロナウイルスの運び屋と化していたKAIも国がサインをしたことで、ようやく運行停止を実行。沿線自治体はKAIへ運行停止を求めていたものの、基本的に無視を貫いていましたので、ようやく本来あるべき姿になったと言えます。それでも飛行機と無許可のローカルバスは走り続けていますけどね。ただ、3月下旬以降、ジャカルタ出稼ぎ客の地方出戻りが拡大しており、これまでの空気輸送が一転、各列車満席状態が続いていました。前回記事でも書きましたが、混乱を抑えるため、今回も事前告知はなしで、当日の運休発表となりました。しかも、当初は全列車運休と言われていたものが、当日になると一部列車は運行継続とまた二転三転・・・。発券済チケットを持っている客は、駅に行って初めて自分の乗る列車がないと知るわけですが、対象外のチケットを予約していた人はラッキーでしたね。おそらく、これらに空きがあれば振替を実施しているのでしょう。前に某三セク社長がブログだかに書いていましたが、KAIは本気でエアラインのチケットシステムを丸ごと導入しているのだなと改めて思いました。
KAIは9日の夜になってようやく一部運休のお知らせを公開
しかし、運休となる列車はアナウンスされず
公式アナウンス前に事前情報をもとに空席照会をしてみると・・・
9日朝時点ではチケット発売済も含め、
10日以降の全列車の運休が予定されていたようです
が、本日朝に改めて見てみるとKerta Jayaのみ復活
FDTJさんのお知らせにもある通り、当初ジャカルタ発着全運休の予定だったKAIの長距離列車はバンドン線、北本線、南本線にそれぞれ数本程度の最低限の輸送力は確保されることとなり、出稼ぎ出戻り客への一定の配慮が見られます。この辺もギリギリまで政府の駆け引きがあったんじゃないかなぁと思っています。当然、最低限の輸送力を確保せよと言ったのはお乞食なのではないかと思います。これでは沿線首長たちは怒り心頭ですね。
当面の間、インドネシアも流動的な情勢が続きますが、とりあえず鉄道に関しては方針がようやく定まったと言えます。これで情報を取りに行く必要もなくなりましたので、私的には少しはゆったりとした生活が送れそうです。月曜日の朝ラッシュウォッチングが最後の外出になるかもしれませんね。
そうそう、12日から公共交通機関でのマスク着用が義務付けになります
マスクが入手できない人は口にバンダナ巻くだけでも乗れますよ(全く意味がない)
マスクが入手できない人は口にバンダナ巻くだけでも乗れますよ(全く意味がない)
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