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時刻表に掲載されず、こっそり運転開始したエコノミ急行スラユ

事実上の非常事態宣言である「大規模な社会制限(PSBB)」の大幅な規制緩和を受けて、6月上旬から、普段通りの日常が戻ってきています。PSBBが全くPSBBではなかったので、何をもって普段通りなのかといえば、マンガライスタバでコーヒーをすすりながら電車ウォッチングが出来るようになったことくらいなんですけど(爆)



そんな中、5月12日から運行を行っていた臨時特急KLB号は運転を終え、定期列車を6月12日から順次再開しています。 KLB号はちょうど一か月丸々走ったことになるのですね。しかし、既報の通りインドネシアでは平均1200人/日程度でコロナウイルス感染者が拡大しており、レバラン帰省、そしてPSBB解除を受けてさらに増加しています。結局、ブディカルヤが帰省を許可したあおりで、東ジャワがジャカルタに次ぐ感染爆発となっているのですが、ジャカルタも引き続き高い水準であることには変わりありません。そこで6月12日からの運転再開は、当初、バンドン、チルボン以東の一部列車のみの再開と、以下のように告知されていました。ですから、ジャカルタへの長距離列車乗り入れは当面お預けかと思われていたのですが、なんと当日になって、Senen発バンドン経由Kroya行き急行スラユを急遽運転します・・・とのことで。そんなんで、誰が乗るんですかね・・・。前日にネット予約画面上は列車なしになっていましたけど??

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まずはマニアックな急行や快速から運行再開
とは言っても通常時の10%にも満たない本数です


このようにまず運転再開されたのはジョグジャ~ソロ間の快速や、バンドン近郊、スマラン近郊の普通・快速列車の他、マニア好みのごった煮客車を使うような急行列車です。特急列車は現時点でも引き続き運休中になっています。しかし、もはやジャカルタへの入境規制など有名無実になっており、今や高速バスで自由に出入りできる世の中・・・。ただ、さすがに鉄道を大々的に走らすのはマズいのかな・・・と思ったりもしたのですが、なんだ結局1日1往復ながら(ジャカルタ朝発スジのスラユのみ)運転再開ですか。というかジャカルタからの運転再開第1号がスラユというのが、最高にマニアック過ぎてムフフなんですけど。

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約1か月半ぶりに見る白い客車
伝統の名列車、最高のシブい役どころ(おっとっと様談)というのは
誠に言い得て妙だと思います

なお、先週中ごろあたりから、Senen発の急行の一部がさらに追加で運転再開されており、本日時点で、ソロ行き急行ベンガワン、テガル行き急行テガルエクスプレスが運転再開となっています。これで、山線、北本線、南本線にジャカルタからそれぞれ1本ずつ列車が運転再開されたわけですが、北線はテガル止まりであるため、スラバヤはおろかスマランすらたどり着けないとは如何に??この辺は自治体との協議次第とかなんでしょうか。なお、引き続き列車への乗車には、建前上、健康証明書、抗体検査の結果その他諸々の書類が必要とされています。オンラインでのチケット購入自体は誰にでも出来るようになったいるので、おそらく列車の本数拡大と合わせて、なし崩し的に消えてゆくのだと思います。書類の持参必要なしと打ち出してしまうと、客が殺到してしまいますからね。あの無法地帯の高速バスでさえ、表向きには書類がないと乗せないと言っているくらいですし。なお、乗車人数は引き続き座席の70%までとされており(2人掛け座席のビジネスやエグエクティブなら50%にするしかないですよね)、その分運賃に跳ね上がって戻ってきています。また、チケット購入は7日前からになっていますので、運転計画は引き続き流動的です。最新の情報は公式SNSやネット予約画面からご確認下さい。

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現在、ジャカルタから運転されている列車・・・
これを見てしまうと何ら不自由ない生活を送っているものの、
新柄コロナウイルスが及ぼした計り知れない影響を感じずにはいられません・・・


気になるのは、PSBB中も域内通勤列車として運行が許可されていたはずのプリオク~チカンペック/プルワカルタ間の普通列車、通称“走るバラック”の運行開始が全くされないことで、こちらはコロナ禍に乗じてそのまま廃止になる予感も。各エリアの普通列車が再開しているわけですから、もはや止めておく理由などないはずですが、インドネシア最後とも言える濃厚接触列車(普段から乗ったら病気になるレベル)ですので、KAIとしてもさっさと消し去りたいのは山々。しかも、チカランの列車ホームはあの後、線路ごと完全に剥がされており物理的に普通列車の運転が出来ない状態です。(再開時にはタンブン、チカランも電車特定区間として通過にするしかないですね)

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7月1日からの時刻です
次なるネタはこちらでしょうか?

また、もう一つ。5月上旬以来、全く動いていなかったスカルノハッタ空港線は7月1日からほぼ通常の本数で運転を再開します。しかし、朝夕は空港まで行かずにバトゥチェペル折り返しという趣味的に非常に面白い列車になっていますので、こちらも注目です。空港線は域内鉄道と見なされている為、普通列車扱いで健康証明証他の持参は不要です。乗る機会があれば、こちらはまた別にレポートしたいと思います。

鉄道コム

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