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実質4M8T状態で自力回送するH17+15編成

7月7日10時10分頃、ジャカルタコタ発ボゴール行き1094列車がJakarta Kota~Jayakarta間(高架線上)で緊急停車しました。モハ205-61のパンタクラフが大きく損傷しており何らかの架線トラブルが発生していた模様です。この影響で中央線は2時間弱Manggarai~Gondandia間で折り返し運転(一部は単線運転でJayakartaまで運転)を行い、ボゴール線、ブカシ線は終日大幅にダイヤが乱れての運転となりました。

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後ろ4両に全くパンタが上がっていない状態

発生現場はコタ発車後すぐの上り勾配上でほとんどスピードの出ない区間ですが、パンタクラフが完全に外れているのが確認されています。飛来物(凧?)があったのか、架線に問題があったのか、ポイント通過後にパンタが離線してしまったのか、原因が気になるところです。最近パンタ関係のトラブルが少なかったのですが、やはり忘れた頃にやってきますね。

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パンタが外れたモハ205-61

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残骸だけが残されています

なお、H17+15編成は自走でゆっくりとManggarai駅を12時40分に通過、そのままBukit Duri電車区へ入庫しました。当日は別の配給がありDjoko Tingkirが充当されるはずでしたが、この事故の影響で復旧要員がこちらに割かれたため(Djoko Tingkirは出動しませんでしたが)、配給は大幅に遅延(こちらは後日お知らせします)しての運転となりました。

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後追い
パンタが少ないのが異様です

パンタに予備品があればすぐに復帰するでしょうが、そうでない場合、またしても欠車8連化するしかなく、12連の不足は益々深刻になります。続報を待ちましょう。

鉄道コム

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