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新塗装化後、門外不出のM22編成がいよいよジョグジャに向けて出発

12月17日終電後から18日にかけて、205系武蔵野線M22編成が第6事業部(ジョグジャカルタ)への転属の為、デポック~ソロ・バラパン間で配給が実施されています(記事公開時点ではまだチルボン手前を走行中でしょう)。M23編成配給時のトラブル、及びブランバナン~ジョグジャカルタ間の電力設備関係の工事遅れにより大幅に遅延していたM22編成の配給ですが、およそ1か月半遅れでの施行となりました。




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なお、ソロ・バラパン~スロウォット間で充当された緩急車は今回とは別の車両です

既報の通り、12月11日に1本目となるM23編成が、一時疎開先のソロ・バラパンからスロウォットに配給され、デポック電車区で引き続き留置されていたM22編成の動向に注目が集まりましたが、やっとこさの施行です。建築限界対策で、今回は屋根上の冷房装置、ベンチレーター、パンタグラフ、そしてスカート、ステップを完全に撤去し、用意周到な準備が為されていましたが、それでも11日の配給が30㎞/h制限で実施されたことから、社内での議論が長引いたようです。緩急車は15日にデポック入りしており、今日か明日かと眠れない日々が続きました(笑)そもそもこの緩急車、M23のときもデポック電車区に送り込まれてから建築限界問題が発覚し、初回はウヤ・・・、そしてM23配給後、再びデポック電車区に戻ってM22と連結までして、またしてもウヤ・・・と思わせぶりな動きが大きすぎますね。ジョグジャ関係に翻弄された2ヶ月間でした。これで、ぐっすり眠ることが出来るというものです。

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屋根上に注目
何も載っていません

で、蓋を開けてみれば30㎞/h制限は撤廃され、一部区間を除き50㎞/hに見直されています。前回は基本的に55㎞/hでしたので、若干遅く設定されています。なお、問題のスマラン~ソロ間は今回、40㎞/h制限となっており、引き続き神経を尖らせているようです。対策しているのだから、もう大丈夫でしょうに・・・。もっとも、仮に全区間30㎞/hで実施された場合、チカンペックの先で日の出を迎えるはずですので、朝練でなんとか回収できる範囲で、それはそれで良かったのですが、この速度になってしまってはチルボンまで行かなければ撮れません。

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今日も現地ヲタがたくさん
3番線には陰湿に10連の6000系が配給を隠すように止まっています

運転報が出てからバスターミナルに直行し、24時間営業の爆走エコノミーバスに乗れば余裕で先行出来るのですが、なんと12月18日からゲリラ的にジャカルタ首都圏への入出境許可制度を再開させるとかいう噂が・・・。レバランの振り替え休日として設定していた年末年始の帰省用連休を、突如はく奪するという暴挙に出たインドネシア政府ですので、今度ばかりは本気かもしれず(とか言って、4月と同じで、脅し文句のみの有名無実な施策なんでしょうけど)、大事を見て遠征は取りやめました・・・。12月17日夜にジャカルタを抜け出して、翌日からもう戻れませんではシャレになりません・・・(戻るには中国から届いた1回3000円以上する新しい高精度共産党チェッカーを使わないとならないそうで、そんなの絶対に拒否)。コロナのおかげで、ワークfromジョグジャなんて芸当も出来るわけですが、こればかりは憎いですなぁ。

そんなわけで、泣く泣く終電間際のデポックへ。これでまた遅れて出て来なかったら最悪・・・とやる気だだ下がりでしたが、30分遅れくらいでは出てきまして、下り終電より先に来ました。しかも、誰もが1番線に入ると決め込んでいた中、なんと2番線に。それでも3番線にデポック止入庫列車が、あたかもヲタ対策(後から4番に入るデポック止を先に入庫させますw)のごとく停車しており、編成撮りは絶望的でしたが・・・。

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75周年ロゴなんて出してから、ロクなことが起きないKAI/KCI
今回は無事に到着するでしょうか

それでも、万が一3番線の入庫が先に出たときに備え、3番線に先回りしていたのですが、なんと2番・3番同発ですよ・・・。いやぁ、信号さんもよくわかっていらっしゃる。せめて向こうが8両だったらなぁ。罐が罐出ししなかったのがせめても救いだったと思いましょう。

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6000系が抜けたときには既に走りだしており、そしてハイビーム!!
撮れただけ良し

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乗務員ステップも撤去されているのがわかります
この先もご安全で!!

なお、撤去された冷房などの機器類は別送でソロに送られており、この編成も一旦ソロで客車区に取り込まれ、冷房設置などの再整備を受けた上で、当面の起点となるスロウォット?に再度配給される予定です。KFW2本と合わせ、必要最低本数の4本に達するジョグジャ地区。営業開始への手はずは整いました。これで年末~年明けにかけて、ジョグジャカルタ~クラテンの部分開業に至るのでしょうか。それとも、このコロナ感染者の爆発的急増を受けて、またしてもスケジュールが遅れてしまうのでしょうか・・・。

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来年、またジョグジャで会いましょう!!
ジャカルタ入出境制限が早期に撤廃されますように!!

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