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1番列車がジョグジャへ向かいます
遠くムラピ火山も爆煙で歓迎

1月20日、待望のジョグジャ~ソロ間の都市間電車の運転がついにスタートしました。まずはUJI COBA OPERASI(ソフトオープン)として、運輸省他の関係者、自治体関係者、メディア、それに沿線の鉄ヲタコミュニティなど、事前招待客のみ乗車が可能ですが、追って一般客の乗車受付も開始されます。なお、20日初日から自動改札機の使用が開始となり、招待客には受付時にジョグジャデザイン(昨年10月に先行発売されたものと同じ図柄)のKMTがプレゼントされています。ジャカルタ首都圏以外では初となる電車と同時に、タッチアンドゴーシステムを体験してもらうとは素晴らしいですね。KMTがジャカルタ外にも広まることは、日本にとっても、当然悪い話ではありません。



さて、このところ連日の雨でしたが、この日ばかりは電車の運転開始を祝うかのように朝から晴れ。滅多にお目にかかれないムラピ山も、流石に山肌までは見えないもののくっきりと山影が出ていましたので、プラメクスでブランバナン駅に向かいました。ブランバナン駅ではプラメクス利用者も自動改札機に誘導され、その都度駅員が社員用フリーパスをタッチして回転バーを回していました。

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昨日、関係者をジャカルタから乗せてきたKereta Inspeksi3もサービス運転ですか!?
ムラピ火山もタイミングよく祝砲を上げています

昨日の記事でお伝えした通り、ソフトオープン中の臨時電車は8時台にクラテンからジョグジャ、ソロ両方面に向けて出発します。厳密にはソロゆきが8:00発、ジョグジャ行きが8:13発ですので、ジョグジャ行きは2番列車ということになりますが、客を乗せてジョグジャに入る一発目の電車ということに変わりはないでしょう。そして、定刻通りにその1発目のジョグジャ行きが通過、KFW Ts3の充当でした。なお、ソロに向けて発車したのがTs9で、この日は終日この2本での運用でした。そんなわけで、流石に初日から205系を使っていてはお上に顔が立たないということか、205系の出番はありませんでしたが、スロウォット留置の編成のうち1本が早朝にガウォックに回送されています(編成番号不明、後日確認します)。

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とはいえ、駅入り口には堂々と205系の図柄を貼りだしているんですけどね;;
明日以降205系も充当されることに期待

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ジョグジャから折り返してきたTs3

まあ本営業を開始すれば、きっと205系の出番の方が多くなるのでしょうから、まずはKFWと架線下Holecの記録に励みましょう。しかし、こう天気がいい日に限って、Holecは白編成のみ。緑もバティックもお休み中・・・。なんだかねぇ。なお、3運用中1運用は今日も客レ代走でした。

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臨時電車とプラメクスのスジが近接しているのが助かります

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CC206がわずか5両の客車を引っ張る代走プラメクス

さて、定時運行していたTs3に比べ、Ts9はどうも遅れがち。朝のソロからの折り返しが遅れ10分ほど、折り返し時間で定時に戻りましたが、その後の折り返しで今度は40分もの遅れ・・・。試運転期間中に故障実績のあるTs9ですので、明日以降Ts8に交換されるか、はたまた205系の登板があるかもしれません。

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午後も定刻なTs3

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40分も遅れてきたTs9
光線が回らなくなってしまった・・・

流石にムラピ火山は朝の1時間程度でお隠れになってしまいましたが、午後まで雨が降らず持ってくれたのが何よりでした。明日もこの調子だといいのですが。引き続き観察を続けます。

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