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え?何これ?と思った人も多いはず

1月下旬頃より、昨年末から今年初めにかけて化粧直しが実施された一部の205系に対してさらなる塗装変更が加えられています。塗装変更と言っても微修正といった程度のことなのですが、これまでの処理とは明らかに異なるデザインとなり、違和感を抱く人も多いのではないかと思います。



ちょうど私がジョグジャに行っていた先週の土日頃から目撃情報がぼちぼち上がり、この1週間で急激に数を増やしています。中央線内で1時間待っていれば数本は来るという程で、1週間空けていただけで浦島太郎になってしまうとは、ジャカルタの鉄道の変化に驚くばかりです・・・。


実はこれには続きの話が

それにしても、一体何がしたいのか。H23+H4って、塗装が汚かったあれでしょ?と思われるかもしれませんが、そういう常識が通用しないのがジャカルタです。実はH23+H4編成、一度はトホホ塗装のままで12連復帰したのですが、その後、12月下旬から1月上旬にかけて化粧直しを実施しているのです。

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化粧直し後のH23+H4編成
ごく普通の前面再塗装です

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それがわずか数週間で‥‥

要するに、205系がジャカルタでデビューして以来、黄帯が額縁部分にまで回り込んでいたものが、今回、額縁側の赤が優先されることとなり、側面の黄帯との連続性が絶たれるデザインに変更となったのです。さらに赤が拡大されたのは額縁部分のみならず、前面の黄帯と額縁の隙間(本来、ステンレス地がむき出しになっている場所)も丁寧に赤が入れてあり、単に気まぐれでやったとは思えない仕上がりです。現地マニアの話ではブキットドゥリ所属の編成だけで施行されているという話でしたが、このH4+H23はデポック所属の編成(但し塗装変更の施工はブキットドゥリかも)ですので、全社的に塗装修正が指示されている可能性が高いです。気になるのは、先月出場の205系ハエ26編成の帯処理がジョグジャ編成と同じく、前面帯と額縁の隙間がグレーになっていることで、例のヲタ社長が、日本の仕様に合わせなさいと口出しした・・・とも考えられます。

今のところ、この新仕様が確認されているのは、昨年末から今年初めに化粧直しされた編成でかつ、12連の編成です。10連は今のところ目撃されていません。また、0番台、5000番台は関係ないようで、
両番台問わず塗り変えられています。

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KCIロゴ&新仕様はかなりレア??
H22+H21編成
ただ、これはロゴが無い方がスッキリするデザインかも

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ロゴが欠落したまま化粧直しされたM34+M29編成も新仕様に

あまりにも従来タイプで見慣れてしまっているため、新仕様は違和感でしかないのですが、日本の皆さんにはどう映るでしょうか?まあ、あと2~3年もすれば消滅する旧塗装ですので、ダサかろうがなんだろうが、最後の最後にネタを提供してくれたということに落ち着くと思いますが、回収する側の身にもなってもらいたいですね・・・(笑)

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