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ジョグジャで運用開始した205系

既報の通り、2月2日からジョグジャカルタ~ソロバラパン間(愛称ジョグロ線)で運用を開始している205系武蔵野線M23編成ですが、連日の充当が確認されています。ということは、未だにバティック帯化されず、オレンジ帯のままということ。どうやら、カッティングシートが複雑すぎてM22編成の帯色変更がかなり遅れている様子(1日1両とかいうペースですね;;)・・・。というわけで、M23編成はオレンジ帯のまま土日もそのまま続投と予想し、夜行バスでスクランブル発進してきました。



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バスは鉄道の数倍快適なのですが、疲れているのは
年のせいかな?・・

乗って、そのまま即上げという手抜き更新ですが、疲れていると頭も回転しないものですみません。まあ、疲れているのは年のせい+205系乗車整理券0:05発券レースに参戦したからです・・・。いや、普通にバスで初めから寝ていたらこんなことにはならなかったでしょう。バスの座席はシートピッチも足元も超広々、巨大フットレストでソファでテレビを見ながら寝るようなスタイルでしたので。バスマニア曰く、ロサリアインダのMRTルバックブルス~ジョグジャルタ便には新型ダブルデッカーでも、特に新しい二次車が投入されているそうです(前に乗った一次車はフットレストが小さかった)。


朝の時点では残数ゼロの整理券、争奪戦は深夜0:05スタートでした・・・

さて、先日の更新でお知らせしていますが、2月7日までのソフトオープニング中、臨時電車への乗車には公式アプリ、KRL Accsessからの整理券の発行が必要です。始発駅では100枚程度、中間駅では20~30枚しか用意されていないため、かなりのプラチナチケットとなっています。朝の6時、7時の時点では常に全列車残数ゼロと表示されており、では果たして何時から発行されるのか・・・。ジョグジャ自治鉄代表にダメもとで問い合わせてみると、0:05から発券だそうで、開始と同時に取らないとほぼ乗れないよ、とのこと。0:00開始と思わせて準備中・・・と勘違いさせ就寝に誘導という罠なのでしょうか(笑)

ちなみに、日本の私鉄各社のアプリ式座席整理券がスクショ対策で画面が常に動いているのと同じく、時限式タイマーが表示されているため、インドネシア人の大好きな転売は出来ないように対策されています。ということは、真面目に乗りたい人が0:00まで起きて頑張っているんですね。乗客のほとんどは鉄ヲタだろうというのは容易に予想が付きますが。

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10:00打ちならぬ0:05打ち
始発駅の発券枚数は110枚のようです

で、やはりというか、何というか0時になった途端、明らかにアプリの動作が重い・・・。整理券フォームが開けたり、開けなかったりで、これ大丈夫か?とヒヤヒヤしていましたが、何回かクリックしたらようやく開きまして、なんとか整理券をゲット出来ました。

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無事整理券が取れるとKAREL君がお祝いしてくれます
(あれ?まだ旧塗装なのね・・・)

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整理券表示画面
20分前になると緑に変わり、改札入場が許可されます

なお、整理券は何列車でも発行出来、運用予想が外れた場合の保険で次の電車も分も取ってしまいました。上書きされ、前のものが消えるのではと心配でしたが、消えることなく、上の画面のような表示になりました。先の電車が発車すると、次の整理券が表示されます。この仕組みがジョグジャで問題なく稼働した場合、ジャカルタ地区でもコロナ対策の最後の切り札として投入されるのでしょうか??5分毎に走らせていて、どうせホームで前に入った客とごちゃ混ぜになってしまうわけですから、意味はあるのか?とも思いますが、チカラン、ブカシ、ボゴール、チルブットなどでは、最近では毎朝のように1時間待ちとかの大行列ですので、これが導入されれば乗客のストレス軽減には繋がるのではないでしょうか。私のように途中駅から乗っている人にはあまり意味は無さそうです。

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ヲタ用待機スペース

しかし、ヲタたちは気が早いですから、20分前に来いと言っても、既に1時間弱前にはジョグジャカルタの改札前に集まっており、特設テントの待機列で待つ羽目になってしまいました。というか、到着した電車でそのまま折り返す感じでしょうね。特にこの電車、ジョグジャでの折り返しが1時間もあるスジでしたので。駐車場で入線を撮ってから駅に行ったら、ヲタが大量にたむろしていて危ないところでした。

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肝心の天気は・・・推して知るべし!!

入場前に体温検査と、先ほどの整理券チェックがあり、緑に切り替わった時点で改札へ誘導されます。そこからは、通常通りKMTをタッチして修了。改札機には確かに1ルピア差し引きとの表示が出ました。ああ、これ撮れば良かったですね。すっかり忘れていました。なお、列の前方を陣取っていたヲタ
軍団は1号車に向かったため、2号車以降は案外平和。私は先頭にかぶりつくような趣味はないので、モハで205系の90㎞/h走行を久々に楽しむことにしましょう。

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路線図

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オンラインCコーナーの宣伝も
(まだ在庫残っているんですね)

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表示は引き続きUJI COBA
ROM更新していないのに、10日からどうするんでしょう??

これまで、KRDE Holecのノンビリした加速で乗り慣れている区間で、205系5000番台の凄まじい加速は違和感でしかありません。しかも、前評判通り、飛ばすこと飛ばすこと。直線区間は基本的に90㎞でぶっ飛ばします。ただ、大半の駅で副本線側にしかホームがなく、入線、発車時に制限がかかってしまうのは残念な限りですね。また、所要時間は各駅停車化されても、最高速度の引き上げで快速プラメクスと変わらないわけですが、停車駅が多いので、体感的にはプラメクスよりも時間がかかる気がします。空スジだけ引かれているというライナー(途中ルンプヤンガン、クラテン、プルウォサリのみ停車?)の運転が待たれますね。


2月7日までの時刻表はこちらからどうぞ

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中間車は意外にも一般客も多かったですね
奥で密集してるのはヲタです

2月1日の一般乗車解禁時、運転台後ろのカーテンが空いており、現地ヲタが狂喜乱舞し、ネット上には多数の画像や動画が上がっています。どうも、それで先頭車に殺到したようですが、あまりに運転台後ろでヲタが騒ぎ、密密空間を作ったため、カーテン開放は再び取りやめになりました。自業自得ですね。一応、お情け程度に助手席側の小窓のみが開けられていましたが、速度計や示唆喚呼を見ることは出来ません。また、中間車はプラメクスから流れてきた客、はたまた今回旅客営業を再開した途中の小駅で降りる人もおり、0時打ちをするような人にはまるで思えないのですが、不思議です。

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ソロバラパンに到着
高床ホームはだいぶ出来てきましたが、まだ工事中

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鋼体架線とパンタ

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折り返しジョグジャ行きの入場待ち列

2週間前のジョグジャ訪問時も含め、詳細諸々が未アップ多数になっておりますので、準備出来次第お知らせします。


バティック帯化したM22編成の姿はこちらからどうぞ
※またしてもM22編成、M23編成の編成番号が逆になっておりました。
お詫びして訂正いたします。

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コメント

コメント一覧

    • Jomblo
    • 2021年02月07日 10:31
    • レポありがとうございます
      ところで気になっているのが、今回の乗車券代で1ルピア差引とのことですが、Top upは確か1000ルピア単位でしたよね…?
      1ルピア不足のために電車に乗れないとかいう、アホらしいことになる人が出てきそうで気になっています
      まぁ999ルピアで買えるものなどたかが知れていますし、999ルピアがカード内に残っていても誰も気にしないのかもしれませんが………
    • パクアン急行
    • 2021年02月07日 17:14
    • >Jomblo様
      TopUpはさすがに1000ルピア単位ではなかったかと思いますが(5000ルピアからだったような?)、とにかく運賃が1000ルピア単位ですのでお買い物に使えないKMTでは999ルピアが常に残ってしまうことになりますね(笑)銀行発券のカードならば、コンビニなどで消化できますが、仰る通りたかが999ルピアで誰も気にしていないのでしょう。この試運転では自動改札機の試験や周知も兼ねているのでしょうから、システムの都合上1ルピアを差し引いているという意味合いが大きいのではないかと思います。


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