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架線下を行く快速BIAS
南スマトラから転属してきたKRDI K3 11 Ts2

さて、本日は待ちにまったダイヤ改正日!!長距離列車では複線化が完成した南本線系統を中心に大幅にスピードアップを果たし、ジョグジャカルタでは電化本開業。ジャカルタ地区では小規模ながらもブカシ線、スルポン線の末端部が増強されています。そして空港線のまさかのスピードダウン・・・と、かなり大規模のダイヤ改正で、考察にはまだまだ時間がかかりそうです(ヘッダーの時刻表リンクから改正ダイヤをダウンロードいただけます)。そんなわけで、ダイヤ改正初日に旧ダイヤのネタを一つ。せっかく空港新線が完成したものの、コロナ禍の煽りを大いに受けて2020年3月下旬から全列車運行休止の憂き目にあっていたソロ空港線、快速BIASです。



既報の通り、この快速BIAS、2021年1月1日の全国の普通列車運転再開に合わせ、同日より運転を再開しています。しかも、コロナ運休前でさえ空港利用客の減少で2運用中1運用を運休していたにも関わらず、今回はフル運用。さらに、それだけではない驚きの事実まで発覚しました。


こちらの記事もご参照下さい

ソロ空港線は開業わずか3か月にして運休になってしまったため、毎日運転の臨時列車から格上げされることのないまま、1年が経過しようとしています。何度もこちらで紹介している通り、毎日運転の臨時列車は時刻表が存在せず、発車3時間前にならないと運転の可否がわかりません。つまり、もはや一般化しているオンラインアプリからのチケット購入が出来ず、発車3時間前に窓口でのみチケットを発売するという旧態依然の列車です。1月1日以降もその形態は変わらなかったのですが、なんと当日の列車に限り、当日の0:30頃から(これは0:05じゃないのね;;)からオンラインアプリからのチケット購入が可能になったのです!!

引き続き、快速BIASの停車する各駅に時刻表も、そもそも列車の存在も書かれていないわけですが、まあアプリからの購入可というのは大きな進歩です。少なくとも、クラテン~ソロバラパンの移動では、当日の快速プラメクスがほぼ完売していることから、救済列車として機能するようにはなりました。

さて、当日24時間前には運行計画が立つようになった快速BIAS、これが何を意味しているかというと、予備車の確保が出来たことを意味しています。空港線用に新型KRDEを2本投入したものの、いつの間にか1本はジョグジャ空港快速に取られてしまい、南スマトラからKRDIを転属させてまでして、何とか繋いできたソロ空港線ですが、なんとこの度、さらにKRDI1本(元Madiun Jaya AC用)の改修が完了し、運用復帰を果たしたのです。

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てっきり、冷改車かと思いきや、冷房車が2本いてびっくり
KRDI K3 11 のTs1

3時間ルールが存在する列車はいずれも予備車が存在せず、3時間前までに車両故障が発生した場合は、そもそも走らないという列車なのです。故障運休という実績を作らないための最強の言い訳なのです。故障運休を出すと担当者が色々痛い目に逢いますのでね・・・。

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ガウォックで205系とKRDIの並びを撮ろうとしていたら、
KRDEがやってきました

ちなみに、この日は昼に車両交換があり、予備車だった新型KRDEもやってきました。言っている傍からKRDIのどちらかが壊れたのかもしれません(笑)あるいは単に定期メンテナンスだったのかもしれません。なお、これで1本編成が不足することから、ジョグジャからKRDE Holec1本がこのあと回送されてきました。3時間前ルール時代にはあり得なかったことで、良くやっているなと思います。

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ジョグジャから臨時回送されてきたHolec
これが空港線にそのまま入ったらネタだったのですが!!

ただ、そんなに気動車に余裕があるのかと気になるかもしれませんので、当日の布陣を上げておきます。こんな感じでした。

プラメクス:KRDE Holec 2本(白とバティック)・客レ代走1本 【予備 KRDE Holec1本(白)】
ソロ空港(BIAS):KRDI2本 【予備 新型KRDE1本】→午後からKRDI1本をKRDE Holec1本と差し替え(予備)
ジョグジャ空港(YIA):新型KRDE1本、【予備 KRDE Holec(緑)1本】
月検査?:冷改KRDI

これがジョグジャ地区に配置されている気動車系列の全ての本数です。ジョグジャ空港線が引き続き、超減便中、日に2往復しかないのが幸いしています。こちらも2運用1予備になったら、結構きつくなってきます。既にプラメクス1本が客レ代走になっていますし。

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BIASの乗客は私のみ!!
画像はKRDI充当の列車

しかし、そこまでしてソロ空港線を毎時1本走らせるのが本当に疑問。まだ国内観光客が若干数存在するジョグジャでさえ、1日2往復のみという大削減を行っているのに、十数往復全て走らせるソロ空港線は一体??気になるので、撮影休憩がてらソロ国際空港まで2度目の乗車をしてきましたが、案の定客なんて誰も乗っていません。

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ソロバラパンの空港線ホームも誰も居ない・・・
誰も乗らないし、誰も降りない

もはや走らせる意義があるのかと思うレベル(ジョグジャの場合、クブメンからの空港利用外客が見込めますが、ソロはね・・・)。いくら、クラテンからの需要はあっても、日中ではほぼほぼゼロ。特に空港線内は誰も乗っていません。2月10日からの電車ダイヤが妙に間隔が開いているのは空港快速への忖度のようにも思えてきてしまいます。

で、その2月10日からなのですが、2運用体制、かつ毎日運転の臨時列車に変わりはなく、引き続き当日発売方式が継続される模様です。予備車があるのだから定期格上げも可能ですが、臨時列車のままというのは、やはり本数削減も視野に入れているのでしょうか。しかし、1月1日から2か月以上も空港線内乗客ゼロでもフル運用で走らせ続けている事実があり、KAIが何を考えているのか理解に苦しみます・・・。
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アディスマルノ国際空港に到着したKRDI

乗客1人に対し、運転士、車掌、清掃員2名、鉄道警察隊2名という有り様で、車掌と鉄道警察隊はもう働く気すらありませんでした。検察も何もなし、空港駅で改札を出るのが面倒でそのまま折り返し乗車しましたので(復路のチケットはオンラインで購入済)、何か聞かれるだろうと思っていましたが、それも無し。あまりに客がいなくて、虚無の世界に入ってしまっていました・・・。

おまけ
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往路は地紋が気になり駅窓口で購入
ここで購入するプラメクスチケットは既にKCI地紋になっていますので、
空港がどうなっているのか気になりましたが・・・

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同じ窓口で買ったプラメクスのチケット
従来は一つの感熱紙だったところを、わざわざ2種類用意するとは
無駄もいいところです

2月10日ダイヤ改正以降の快速BIAS運転時刻は上記理由により10日まで判明しませんので、後日準備出来次第、別記事でお知らせいたします。

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