DSC_0227_R
今後の組成変更のカギを握るか?

4月上旬頃より205系M51編成が暫定10連化されています。欠車したのはハエ24編成のサハ204-47,41の2両で、全検(P48)入場時に検査期限の近い車両に再度組み替え、元の組成に近い形に戻されたH27+H14編成の例を見るなり、この2両はハエ24編成と同時に入場し、そちらに再度組み込まれるのではないかと予想されます。




DSC_0230_R
組成に注目

となると、今後のM51編成の処遇です。M51編成といえば昨年12月中旬に、同じく武蔵野線界磁添加励磁制御車のM65編成の一部と組んで12連化、その際に6ドア車両サハ204を4両を組み込むという異例の組成となり驚かされましたが、この当時からあくまでも暫定的な編成であることを匂わせていましたので、サハ204-47,41の2両は順当にハエ24編成に戻るものと思われます。ただ、暫定組成を見るなり、残るサハ204は2,9号車化されずに、これまた異例の対応となっています。おそらく、このまま10連になるのではなく、ハエ24からトレードする形で2両を組み込んで再び12連に戻るのでしょう。暫定10連組成は以下の通り。

◇M51編成の暫定10連化(サハ204-47,41検査入場の為)
・204-201,204-406,205-406,204-125,204-78,205-78,204-115,204-270,205-270,205-101


6ドア4両組み込みは見納めか?

では、ハエ24編成からどの車両が戻って来るか?検査期限を考えればMM'221でしょう。この2両は元H19編成で、2018年2月に全検(P48)入場しています。M51編成の運用開始は2019年9月ですので、それでも1年半の差は生じてしまいますが、4年経たずとも入場することはよくありますから、大した問題はありません。H19に合わせて、来年2022年の検査計画に盛り込まれるのではないでしょうか。となると、M51編成は今後、8M4T組成になるわけです。

DSC_0027_R
引き続き8連のままで運用中のハエ24編成

当のハエ24編成ですが、3月中旬以来、引き続き暫定8連化されています。ちょうどMM'221も欠車しており、これが車輪限度値割れならば車輪交換したタイミングでM51編成に組み込まれるのでしょうか。また残る車両は今年度の入場対象ですので、出場と同時に12連復帰するものと思われます。ただ、M51編成が8M4T化されることで、10M2Tのまま運用投入されているM62編成との差し替えは不可能となります。もしかしたら、ハエ24編成の検査明けを待って、サハ205-59,141の2両がM62に移るということもあり得るかもしれません。ただ、未だに新しいと感覚のあるメルヘン編成ですが、M62編成の運用開始は2019年末であり、既に1年半近くが経過しています。初回入場は2023年末から2024年頃と予想されますが、果たしてどうなるでしょうか。

◇いつもご覧いただきましてありがとうございます◇
1日1回のTETSUDO.COMバナークリックにご協力お願いします

鉄道コム

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット