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せっかくラッピング罐を登場させたものの・・・

断食も残すところわずか、お盆連休レバランがすぐそこまで迫ってきています。我慢の2020年を経て、いよいよ今年はみんなで帰省だ!!と運輸相ブディカルヤご本人が宣っていたにもかかわらず、毎度の前言撤回。お盆及びその前後となる5月6日~17日までの間、同一県域以外での移動の禁止する運輸省令が公布されています。とはいえ、朝令暮改の老害ブディカルヤですので、直前までどう転ぶかわからず。KAIもこの期間中の運転計画を出すに出せず(当然この期間中の予約システムはストップ中)、昨日5月4日にようやく発表されました。





マニア的にはKLB号をもう一度見て見たかったですが・・・
これにラッピング罐が入ればネタ過ぎる!!

昨年の同時期と言えば、ジャワ島管内1日わずか旅客車2両、3往復の無名の「臨時特急(KLB)」を設定し、定期列車は全て運休していました。今年も同様の処置を取るのか、注目されていましたが、今回は定期列車をそのまま走らせるということで、運輸省との間で決着がついたようです。そりゃ、そうですよね。昨年は、国内の移動を全て禁止すると言っておきながら、ブディカルヤは直前に手のひらを返して、バス、飛行機に運行許可を出し、鉄道だけが馬鹿を見た結果になりましたので、1年最大の書き入れ時を失ったKAIは怒り心頭でしょう。だいたい、今年も帰省禁止と言っておきながら、大手バス会社各社は平常通り走らす気満々ですので、鉄道だけ制限するというのには無理があります。



ただ建前上、帰省は禁止されていますので、「帰省客以外」に限って乗車可能です。ただ、そんな見分けが付くわけありません。一応、乗車可能なケースとして、国家公務員、軍人、医療関係者、ビジネスマン、冠婚葬祭、妊娠出産、お見舞いと例が挙げられていますが、どんだけお見舞い客が殺到するのか見てみたいです(笑)会社都合の場合は会社からのレター、家庭事情の場合は村長ないしは町内(隣組)会長の元締めからのレターを持参せよとのことですので、やりたい放題でしょうね。まあ、バスなんて、この書類チェックもないんですから、無法地帯もいいところです。とはいえ、現状走っている運転再開済みの定期列車を全て走らすわけには行かず、大幅に本数が絞られています。去年があまりに少なすぎたので、これでもかなり多いという印象ですが・・・。鉄ヲタフォーラムに上がっていたリストの方がコンパクトにまとまっていますので、上げておきます。

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5月6日~17日に運行される列車
鉄ヲタフォーラムより
上段:特急・急行 下段:普通(快速)

そんなわけで、去年に比べればそこそこあるという印象ですが、鉄ヲタ的には午前中ジャカルタを出る列車がどれだけあるかが重要かと思います。しかし、見ての通り、朝ブカシ線を下って行くのは、Argo Bromo Anggrek, Tegal Ekspres, Serayuの3本のみ・・・。せっかく、ラマダン・レバランラッピングを罐に施したのに、期間中に走る対象列車はArgo Bromo Anggrekだけですか・・・。運用変更で他の列車への充当も期待されましたが、Tegal Ekspres, Serayuはそもそも牽引罐がCC206ではありませんので、サプラズ充当すら発生しません・・・。

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いつの間にか消えてしまう前に
せこせこ回収です

基本的に固定運用と言いながら、かなりアバウトな印象のある今回のラッピング企画。何度か空振りをしていますが、栄光の1列車、特急Argo Bromo Anggrekには、ほぼラッピング充当になっている気がします。ただ、二色のうちどちらが来るかはお楽しみですので、コンプリートするまでは足しげく通うしかないのですが・・・。以前の記事でも紹介した通り、午後のイスティカルバックで撮れる時間帯の列車はいずれもノーラッピングの確率が非常に高く、期待値ゼロであることから、密かに臨時の設定を楽しみにしていたのですが、こればかりは仕方ないですね。あとは、利用者が少なすぎて、Argo Bromo Anggrekが減車して3両化とかいう展開に期待?でしょうか。逆に乗客が集まりすぎてしまうか??

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鉄ヲタフォーラムより
ドケチ旅行者に残念なお知らせ

ちなみに、基本的に域内で運行が終了する普通(快速)はほぼ平常通りの運行ですが、気づいた方は気づいたと思いますが、走る貧民窟/走るクラスターこと、プルワカルタ鈍行の記載がありません。別に忘れ去られたわけではなく、この期間中、チカラン~チカンペック~プルワカルタ間の普通列車は全列車運休となります。これを走らすと、ブカシ線の各駅停車と乗り継いで、プルワカルタ、そしてバンドンに帰省してしまう「18キッパー」が殺到してしまうからでしょう。特に、2月のダイヤ改正から、これまたヲタ社長の仕業なのか!?チカラン15:35発の普通プルワカルタ行きは、プルワカルタで列番変更し、そのままバンドン経由普通チバトゥ行き(終着22:53)に化けるという、超ネタ列車(全区間乗り通しても100円弱)になっています。当然鉄ヲタ界隈で話題沸騰しており、鉄道系限界YouTuberが殺到しています(笑)彼らがなまじ宣伝していますので、やはりチカラン~プルワカルタ間は運転取りやめするしかないでしょうね。本当に走るクラスターになりかねません。

昨年は域内交通にも関わらず、レバラン当日(イドゥルフィトリ)本番の2日間はKCIも日中全ての電車運行を取りやめていましたが、果たして今年はどうなるのでしょうか。

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コメント

コメント一覧

    • Jomblo
    • 2021年05月05日 23:49
    • 私の勉強不足(?)が大きいんでしょうが、プルワカルタからバンドン方面への普通列車があることに驚きました。
      てっきりプルワカルタから先はバンドン近郊まで特急しかない(イメージは石勝線です)区間かと思っていました。
      インドネシアの限界普通列車旅…日本とどれだけ限界度が違うのか興味があります
      ジャボタベックのブログでありますから難しい話ではあるかもしれませんが、ぜひ他都市の近郊普通列車についてもレポートして頂けると嬉しいです🙏
    • パクアン急行
    • 2021年05月06日 19:23
    • >Jomblo様
      コメントありがとうございます。2000年代に入って全国的に普通列車が廃止されていきましたが、山岳区間で一部集落の道路環境が悪いという事情からなのか、日に1往復だけ残っています(現ダイヤでは1.5往復)。ただ、旅客需要を考えたものではなく、ダイヤ改正のたびに設定時刻がコロコロ変わります。なんだか免許維持路線のような雰囲気です・・・。

      まあ、最近は曲がりなりにも家庭用冷房が搭載され、チケット発券枚数制限、手荷物制限のため、かつてのような人と荷物で満タンというカオス状況にはならず、ごく一般的な普通列車旅になると思います。しかし、駅や車内の売り子も排除されましたので、乗車前にそれなりの食料を調達しておかないとなりません。そういう意味では日本での鈍行旅よりキツイかもしれませんね。それから何より、あのボックスシートに8時間近く座るというのは、もう私には出来ません(したいとも思いません・・・)。

      他都市の近郊普通列車までカバーしたいのは山々(データだけはあるので書こうと思えば書けます)ですが、ジャカルタ・ジョグジャだけで手いっぱいで時間がないのと、書いたところで需要が無く誰も読まないので、今のところ予定はありません。時刻だけならば、チケット発券画面から見れますので、KAI Accsessのアプリをダウンロードしてみてください。
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