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配給に備えKAI/運輸省規定の車両限界にスカートを切り詰められた8608
クーラーは全て抜かれています

全く天気に恵まれず1週間が終わってしまいました。ブログ更新材料も枯渇してきましたので久々のデポック通信です。日本からの新たな車両導入も無くなり、大きな動きの無いデポック電車区でしたが、このところ現地鉄たちが橋の上でざわつき始めています。結局、準備はされたものの昨年末の武蔵野第12陣到着までに施行のなかったKAI所属の廃車回送ですが、最近、新たな動きが多数目撃されているからです。




昨年中ごろには、一部先頭車両の前面に配給用の鎖が溶接されるなど、いつ廃車回送があってもおかしくない状況でした。205系武蔵野線第11陣以降の置き場が無く、もはや施行せざるを得なかったのですが、パズルのような車両やりくりと、205系4連2本のジョグジャ転属で、なんとか第12陣3本までの留置場所を確保。これで、慌てて廃車回送する必要もなくなり、いつの間にか動きも止まってしまいました。なお、KAI車の廃車先であるチカウム駅構内は既にいっぱいの状態ですが、数駅隣のパシルブングル駅構内の遊休地が整地され、今年に入り既に廃客車の配給が若干数ですが始まっています。デポックからのKAI所属車両も、同駅に廃車回送されるのが濃厚です。

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まずは、第一の橋から
廃車置き場が一見、すっきりしたように見えます

さて、前回は車輪交換待ちの205系と廃車待ちの東葉1080F,1090F、それに東急8608F,8612Fでいっぱいだった廃車置き場ですが、やはり廃車回送に向けてなのか、相当の入れ替えが行われています。これまでずっと奥に押し込まれていてお顔を拝めなかった8608が見える位置にいるのも印象的です。8608Fの手前は分割された5809F。

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8608Fは4両で、その後ろには6111F、
右横は6126F、05-109Fと復帰見込みのないKCI車が控えます

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それにしても整理されたとはいえ、1000/5000だらけ・・・
奥の6108Fは何故か先頭車だけありません

廃車待ち車両はいずれも4両ずつ程度に分割されており、間に緩急車を入れる準備と思われます。なお、初回は東急8612F4両と東葉1090F他の4両になる模様。真下の屋根は5809Fの残りです。長らく、第二の橋の休車ゾーンの常連でしたが、いよいよこちらにやってきました。

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右架線柱奥のブルーシート見えますかね?
その他、休車・廃車のメトロチョッパ車がずらり

前回のデポック通信では、ボゴール電車区から配給された事故当該の8612のブルーシートを何とか紹介していますが、初回廃車回送と言う割には、だいぶ奥に押し込まれています。それにしても、今回廃車が開始されるKAI車を除外しても、ご覧の通りのポスト廃車回送群が控えているわけで、もはやエンドレスです。5線分を廃車候補が埋め尽くしています。上の画像で紹介した2本の他に、05-102F、05-108F、7117Fの姿が確認出来ます。しかし、今年度以降、当分車両の追加導入がなく、これ以上除籍してしまうと、所有数が初の減少に転じてしまうため、おいそれと捨てられない状況です。修繕する気が無くても、配置しておかなければならないという大人の事情があります。ですので、昨年、7117F、05-105F、05-109F、6111Fが除籍された一方、今年になってから深刻なトラブルで復帰見込みのない05-102F、05-108Fや、6123Fと同時の修繕も予定されていながら中止になった6126Fはあくまでも修理待ちの休車という体裁を取っています。

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第二の橋へ。
中央が7117Fと05-102F

続いて、第二の橋へ。こちらは、特に・・・ですね。以前、5809Fがいたあたりに何故か東急の中間車がポツンと転がっています。都営6000最後の生き残りRakitanも、もはや入れ替え用機材として使用されている形跡はなく、このまま廃車回送に出されるのでしょうか。

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するとピットの方からINKAモーターカーが何やら牽引して出てきました

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先ほど欠けていた6108Fの頭、6108Fが休車中6126,6226と
繋がって出てきたではないですか

さてこの6108、車輪交換でもしているのかと思いきや、その形跡はなく、不具合でもあったのでしょうか。6126Fから部品供給を受けたか、定番の台車差し替えとかそんなところでしょうか。6126Fは6101Fとも一部台車差し替えをしているとかいう話もあり、もはや編成での復帰はあり得ないでしょう。

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入れ替えをするわけでもなく、モーターカーはそのまま直進
隣の05系は05-110Fで、数少ない稼働車(予備)

モーターカーはしばらく戻ってきそうもないので、久々に奥の院巡りでも。正直しんどいのですが、色々チェックしたい箇所がありますので、1時間コースの散歩です。

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ここ数日、洗浄線で目撃されている1080F
1090F,5809Fの入れ替えの為に、一時的な移動でしょうか

第二の橋からピット方面の眺望が、木が成長し過ぎてかなり悪化しているのが痛いところで、まずは洗浄線の様子を見に来ました。橋からもかろうじで1080F、それに隣に05-104Fがいるのは見えたのですが、鎖の有無をチェックするには間近から見るしかなく、柵越しに。しかし、この停車位置から考えると、1080Fの後ろに2両ほど何かがいるようですね。1080Fは末期には8両でしたので。車輪交換待ちの205系か何かでしょうか。なお、05-104Fは、しばらく故障で離脱した後、プリオク線で運用復帰を果たしていましたが、5月8日~9日とボゴール線の朝夕運用に入り、10日は代走で終日運用に登板。が、結局それを最後に再び制御トラブルで離脱。もう05-104もダメでしょう・・・。

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奥の院到着
噂のクハ204-56

今回、廃車対象車と共に見ておきたかったのが6130F脱線事故の巻き添え損傷のクハ204-56。車体外板を修繕を要する大規模なもになりますが、ブルーシートの下で作業が開始されていました。何故か、こちら側の窓も一か所外され、養生されています。遅くとも今年のうちには復活した姿を見られるでしょう。ジャカルタでは12連余り、10連不足の状況ですから、やはりジョグジャ転属にも期待したいところ・・・。

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幻の黄色細帯8007(8039)!!
床下に注目

ここまで来たならば、やっぱり見ておきたいご本尊8007(8039)F4連。8610Fが部品供与を受け増結4両が復活し12連に戻っていますが、8604Fには動きなく、最近は専らドゥリフィーダーに充当されており、走行距離を伸ばしたくない様子。しかし、8604Fの増結用とも言うべく8007を含む4両の整備も着々と進んでいるのも事実。この通り、屋根上の雨漏り対応工事も済ませており、いつでも復帰出来るのでは?と思うのですが、MGトラブルが解決していない模様。一部床下機器が撤去されていますが、補助電源を設置しない限り、12連復帰は絶望的で、果たしてどうなるでしょうか・・・。廃車編成にまだ使えるSIVが残っていれば良いのですが、それも枯渇しているでしょう。これまた、日本からの調達待ちとなってしまうのでしょうか・・・。世も世なら、このまま廃車だったのでしょうが、車両不足に救われた格好です。8039は本当に引きが強いという他ありません。

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一通り観察を終え、第二の橋に戻るとモーターカーが戻ってきました

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おや?全検(P48)入場中のハエ14に連結か?
隣の6132Fは車輪削正

なんとなく、予感がしたので、第二の橋に戻ると、5月分の全検入場で新塗装化された205系ハエ14編成が引き出されて来そうな気配。

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出てきました

引き出されてきたのは8両で、その後入れ替えでピット線に押し込まれました。ピット内に残りの2両が先に留置されていたようで、これで10連に組成完了。座席の交換以外はほぼ全てのメニューを終えているように見え、早ければ今週中にも出場試運転が設定されるのではないでしょうか。10連ということもあるのか、5月分の入場工期はだいぶ短い感じですね。6月入場は暫定8連運用中のハエ24となるようで、一時的にM51編成に組み込まれていたサハ204-41,サハ204-47がBaliayasa Manggaraiからブキットドゥリ電車区に回送されている姿が目撃されています。また、本日ハエ24編成は8連で方転回送を実施、さらに同時にH19編成もスルポン線から返却されており、MM'188とMM'221を差し替え、元の12連に戻した上でデポック電車区に回送される模様です。

ちなみに、KCIは公式に2021年5月末現在の車両保有数を発表しており、1150両としています。私のデータでは、ジュアンダ事故当該にもかかわらず、解体されなかった205系2両を休車と計上し、1152両とこれまで紹介してきましたが、この2両は今回公式から存在を抹消されています。これが果たして正式に除籍となるのかは未知数ですが、一方で、7117F,05-105F,05-109F、6111Fの4本も保有数から除外されており、電車区の資料通り、この3本は除籍=廃車ということで問題ないでしょう。しかし、先ほども書いた通り、6126F,05-102F,05-108F、さらに104Fについては、復帰見込みはないもののTSGOとはならず、TSOのまま保有数に計上されているということがわかります。

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コメント

コメント一覧

    • ジャカルタ電車大好き
    • 2021年06月06日 19:00
    • 5
      東急8500系と8000系は日本でも解体中なのでパーツは手に入るので後何年かはもつじゃないでしょうか?
    • Jomblo
    • 2021年06月06日 23:08
    • デポック電車区は私も1時間ほど散歩してみたことありますが、めっちゃしんどいですよね……
      坂が多くて電車区の壁で代わり映えしない風景、なんでこんなところ歩いてるの?と奇異の目で車バイクからガン見された記憶があります
      次もしいくなら現地交渉でバイク借りて(後ろに乗って?)いきたいところです😅😅😅
    • パクアン急行
    • 2021年06月07日 00:42
    • >ジャカルタ電車大好き様
      予算が付かなければパーツは手に入りません。東急車はKCIの所有ではありませんので、予算を付けるのは厳しいでしょう。去年パーツ一式が納品されたのが奇跡的です。しかし、SIVは国内でも地方私鉄で奪い合いのようですし、そもそも高いので、去年の一式に果たして入っているのかどうか。
    • パクアン急行
    • 2021年06月07日 00:45
    • >Jomblo様
      全て徒歩で回るのは正直きついです。駅で待ち構えているオジェックに頼むのが一番楽ですね。日本人が来れば電車区行きとオッサンたちも勝手知ったるという感じですし。私の場合、奥まで行かず第二の橋までならアンコタですね。第二の橋までアンコタで行って、第一の橋まで徒歩、そこから再びアンコタで駅というルートが安上がりですが、奥まで行くとなるとバイクは必須です・・・。
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