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05系に何の有難みも感じなかった時代が嘘のよう・・・
この1年でサークルPに降格した05-112F

皆さまご承知の通り、メトロ05系チョッパ車は2010年から2011年にかけて8編成が導入されています。数としては少なく感じますが、当時主力であった都営6000系、東急8000/8500系、そして同時並行的に導入されていた6000系でも10本前後であり、05系もしばらく待っていれば必ず来るありふれた形式でした。




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この日を最後に再び離脱した05-104F
5月10日撮影

しかし、こちらでも度々紹介している通り、この1年間で05系の離脱が後を絶ちません。2012年にチルブット駅の脱線、衝突事故で廃車となった05-107Fを除けば、早々にサークルP指定された05-102Fという存在はあれど、非常に安定した走りを見せていました。6000系チョッパ車がデビュー初期にトラブルを続発させていたのとは対照的です。205系後期車が導入されるまでは、ジャカルタで一番新しい、唯一の平成生まれの車両としての格を感じたほどです。


思えば、これが予兆だったのかもしれませんね

それが一変し始めたのが、ここ1年半くらいのことです。まず、2019年末までに05-109Fが離脱、そして2020年4月には05-105Fが脱線事故当該となり、そのまま復旧することなく部品取りと化し、これら2本は昨年中ごろまでに除籍、廃車となっています(ただし、車両はデポック電車区に放置されたまま)。それでも、去年の今時分には、それ以外の残る5本は当たり前のように走っており、05-108Fには独立記念日を記念してインドネシア国旗が掲出されたことも記憶に新しいことと思います。ただ、その国旗掲出が終わった9月頃から様子がおかしく、当の05-108Fがさっそく離脱し、今日まで復旧に至っていません。そして、これもご承知の通り、05系で最も状態の悪かった05-102Fが昨年11月、何故かボゴール線の朝の応援要員に駆り出され、案の定自走不能のトラブルに見舞われました。これも復旧は果たされていません。

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私の独断の偏見ですが、最後まで残るのは110Fのような気がします

これで、残るは104F、110F、112Fの3本になるわけですが、110Fは102Fを追うように昨年11月にボゴール線内で車両故障(ただし、その後復帰)。104F、112Fも故障と復帰を繰り返しており、昨年末までにタンジュンプリオク線専用編成指定、所謂サークルP化されています。また、武蔵野第12陣到着に伴う留置場所捻出のため、05‐104Fは昨年12月頃から1ヵ月近くに渡ってブカシ電留線で休車になっており、デポック返却後もほとんど運用に入らない時期があるなど、不透明な動きが続いていました。2月には112Fがカンプンバンダン駅で爆発音を伴う発煙に見舞われており、これまた長期離脱し、入れ替わりで104Fが運用入り。ただ、4月末頃から112Fの試運転が度々目撃されており、5月までに復帰しており、このところ順調にプリオク運用をこなしています。一方、104Fは5月上旬に数日間、ボゴール線の朝応援要員に続けては入っており、先日のデポック通信でもお知らせした通り、5月10日には車両交換で終日運用に進出。が、これが仇となって、この日を最後に運用離脱となりました。つまり、現時点で稼働可能なのは110Fと112Fの2本(折しも前面ロゴを新ロゴに更新した編成が生き残りました)です。ちなみに、サークルPはこの2本と6105F、6123Fの計4本で、3運用1予備と、ちょうど良い数で落ち着いています。

このような相次ぐトラブルの続出は機器の経年劣化以外の何物でもなく、廃車・休車が多いからこそ、部品の使いまわしで何とか凌いでいる状況です。いずれの部品も劣化していることに変わりはなく、いずれ限界が来るでしょう。ボゴール線、特に環状線直通運用を狙っていれば当たり前のようにやって来た05系がここまで数を減らしてしまうとは俄かに信じられませんが、当たり前にやって来きた頃に十分撮り溜めておいたのがせめてもの救いです。今更撮ろうという気は正直ありません。後悔すべきは、化粧直し後の102Fをろくすぽ撮っていないことで、102Fだけは奇跡の復活を望みたいところです・・・。

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