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今週末も密密

先日のメダン行きに引き続き、怪社用務でもジョグジャ行きが舞い込んできまして、経費で落ちるのなら、せっかくですのでバスではなく夜行列車で行こうではありませんか。ただ、ここで究極の選択を迫られるわけです。どうして鉄道がこんなにも敬遠されるかと言えば、迅速抗体検査に2000円弱かかるからです。往復で4000円はちょっとデカすぎますよね・・・。しかし!!果たしてここで迅速検査を実施して良いものか、いや、そんなはずはありません。





このときは、GeNoseは実用化されていたものの、本格採用ではなく
少数の駅での試験採用でした

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3週間前のジョグジャカルタ駅のGe Nose検査場
駅舎の外にまで人が溢れるほどの大混雑でした

Ge Nose C19(通称グノース検査)を体験せずして、インドネシア鉄を名乗るわけにはいかないでしょう。グノース検査とは世界初、そして世界で唯一の吐息によるコロナ陽性判定システムであり、検査工程を全自動化することで大幅なコストダウン、そして検査時間の短縮を果たしています。検査代金はわずか30000ルピア(300円弱)と破格であり、駅での大量検査の実現と低価格を両立した、鉄道のために開発されたも同然のシステムです。グノース検査の科学的立証が出来たのなら、安心安全の公共交通機関の復権とコロナウイルスの地方部への感染拡大抑止、さらには全く陰性証明書所持義務が無く、野放し状態のマイカー利用者をコロナウイルスばら撒きの張本人として、世の中に晒し上げることが可能となるのです。

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息でコロナ感染の有無がわかるって本当!?

ただ問題なのは、このグノース検査のメカニズムがブラックボックスで、医学的根拠が全くないことです。検査方法は至って簡単で、呼気をビニール袋に採取し、これをブラックボックスに投入。すると、秒速でAIが陰性か陽性を判断するというもので、おそらく無作為に陽性患者が抽出されてくるシステムになっています。こんなガラポンくじで大当たりを引いては洒落にならず、それで軍隊に連行されボゴールの収容所送りにでもされたら、たまったものではありません。安いものには安いなりの理由があるわけです。外国人(除く中国人)が悪人扱いされて久しく、日本人やインド人がプロパガンダづくりに利用されており、AIが外人に対し自動的に陽性判定、嫌ならカネ払え!!と軍隊が脅してくるなんてシナリオも容易に想像がつきます。実際、カネ払って陽性を陰性に書き換えさせている事例は空港などで発生しているわけで・・・。

ですので、非常に気乗りしませんでしたが、やらないことには文句も言えませんので、話のネタにグノース検査に挑戦してきました。先にネタバレさせますが、これ、素晴らしく良く出来たシステムです。何度も言うようですが、医学的根拠が全くないという点が本当に残念な限りです。これさえ解決すれば、世界に売り出せる技術であることを確信しました。

グノース検査の流れはこんな感じです。

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まずは列車チケットを発行
スネン駅構内のレイアウトが大きく変わり、便利に進化しましたね
(何故、昔はチェックイン機をあえて果ての果てに置いていたのか・・・)

まず、通常通り、駅に着いたら自動チェックイン機に予約番号を入れ、チケット本券を発行します。バウチャーの状態では検査を受けることは出来ません。

これを持って、検査場へ。入り口に軍隊が構えており、チケットを見せて中に入ります。このときにグノースか、迅速抗体検査か聞かれますので、グノースと答え、整理券を貰います。

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チケットと整理券を持ってお会計へ

列がグノースと迅速抗体検査に分かれているので、グノースの列に並びます。なお、これは会計待ちの列です。駅は大混雑でしたが、グノースの超回転率のおかげで、スイスイ。待ち時間なく、会計台に進みました。

会計台でチケット、整理券をお姉さんに渡します(ちなみにこのお姉さんは普段は車内販売をやっているReskaのプラミ嬢でした)。そしてお会計。KAIとしては珍しく、現金払い可能(というか、現金だけかな)。ああ、だからReskaがやっているのかもしれませんね。

支払い後、整理券は回収され、チケットはQRコードのシールが貼られた状態で返却。さらに、同様のQRシールが貼られた検査キット(呼気封入用のビニール袋)を貰います。このQRコードが非常に重要です。実はお金を払っている間にプラミ嬢はチケットのバーコードを読み取っており、この個人情報(氏名、国民管理番号又はパスポート番号、携帯番号諸々)、このデータを転送しQRコードを印刷しています。

よって、迅速抗体検査の支払い時のように、パスポートを見せて個人情報を入力してという時間のかかる一切の手続きが省略され、ものの1分で完了します。空港の検査場なんて、これのために大行列ですからね・・・(空港は陰性証明取得後、ようやくチケット発行が出来るので、KAIのグノース方式はそもそも導入出来ない)。まず、これが最初に感動した点。


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袋をゲットし、検査台へ

次にこの検査袋を持って、10列弱ある検査台に並びます。ただ、これでもかと窓口が空いているので、待ち時間これもほぼゼロ。どこに並ぶか迷いつつ、写真なんて取っていたら、早く進め!!とセキリュティにどつかれました(笑)

で、検査窓口でスタッフから、やり方の指示を受けるのかと思いきや、何もなく、さっさと息入れてくださいと、向こうは何やら作業中で、こっちなんて見ちゃいない。深呼吸せずとも、適当にふっと息を入れて完了。いいのか、こんなに簡単で。ジップロックが自動で閉まるわけでもなく、渡すまでにだいぶ漏れましたし、あんな少量でAI君が判断してくれるのかと、少し不安。

でも、そんな心配も無用。何故なら、袋をスタッフに渡した時点で無罪放免。検査場から追い出されてしまうからです。というのも、検査結果は従来のように手渡しで貰うわけではなく、先ほどのQRコードを各自ケイタイで読み取る、それだけだからです。読み取って陽性と出てしまったら、そのまま逃亡すれば良し。いかに、グノース検査が根拠のないものであるかというのがよくわかります。提供側も利用者側も責任を負う必要はないのです。これが2つ目の感動した点です。

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結果はこんな風に出てきます
ちなみに、PDFをダウンロードする必要はありません
※なお、滞在地のホテルで証明書の提示を求められる場合があります。
ただ、その場合はスクショで問題ありません

そして、結果も秒速で出ます。最初、このシステムがよくわからず、うろうろしていると、またもセキリュティに、さっさと出てって詰まるから!!と言われ、後はどっか適当なところで待ってて!!数分後にはもう列車乗れるから!!とのことなので、あとは発車時間まで持て余しているので、駅のロコカフェへ。検査場からは真反対にありますが、3分も歩いておらず、テーブルに着席して早々、気になる結果を読み込みました。さすがにまだ早いかなと思いましたが、なんと無事、Negativ(陰性)と出ているではないですか!!測定不能というのも一応あるので、あまりに空気が少なかったりすると、ダメなんでしょうね。

そして、気になる改札時の処理ですが、これまた平常時と全く同じで、個人ID(パスポート)とチケットの提示のみ。当然チケットのバーコードスキャンがグノース結果とリンクしているからで、駅員が画面上で確認しています。強行突破は出来ません、念のため。列車は12両ほぼ満席でしたが、ほぼほぼグノース検査という感じで、紙の書類を改札時に提出しているという人は見かけませんでした。改札がスムーズに進むはずです。

グノース恐るべし。とにかく、仮に陽性と出たとしても、全く無罪放免なシステムであることがわかりましたので、今後積極的に進めましょうか(笑)念のために、駅の外のスタバなりなんなりで待っていれば、軍隊が追っかけてくることもないでしょう。

※QRコード式を採用しているのは全ての駅ではなく、スタッフから直接証明書を手渡される方式の駅もあるようですので、ご利用は各自の判断でお願いします。

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