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これが遺影になってしまうのか・・・

7月2日夜、メトロ6000系6106Fがアンケ駅で車両トラブルに見舞われています。自力復旧を試みたもののユニットカットでの回送は断念され、Djoko Tingkir(NR)によってブキットドゥリ電車区に配給される事態となりました。一時頻発していた営業中のチョッパ車トラブルですが、このところは見られなくなっており、現状稼働している編成については当面安泰か?と思われていましたが、経年劣化に対し、もはや抗う余地もないようです・・・。




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せっかくラッピング解除されたと思いきや・・・

6106Fと言えば3月から編成丸ごと「ガジャコーヒー」の黒いラッピングになっており、広告車にするくらいですから、6000系チョッパ車の中では良好なコンディションを保つ編成の一つであったことには間違いありません。6月下旬頃にラッピング解除となり、次いつまたラッピング化されるかもわからず、これだけは撮っておかねば・・・と執念で撮影を果たしたわけなのですが、なんとこの夜に帰らぬ(?)編成に・・・。同じくNRによる配給事案になってしまった05-102Fが全く復帰の兆しがないことを考えると、6106Fの去就が案じられます。


現実になってしまいましたね・・・

同時にKCIの編成不足もいよいよ予断を許さぬ状況となっています。向こう1~2年、車両導入が無い中で、今年に入り05-102F,05-108F,6106Fと運用落ちしているのは、安定運行に黄色信号が灯っていると言えるでしょう。これ以外にも05-104F、05-112Fがほぼ戦力外の様相を呈しており、編成短縮、本数確保が現実のものなる日も近いのかもしれません。

※なお、7月4日に05-108Fが運輸省試運転を実施しています。1年更新の営業許可取得の為であり、書類上のステータスを「稼働中」とするために、05-112F他から機器を移設して実施したものと思われます。
※6106Fの故障原因はSIV故障とのことです。チョッパ制御本体のトラブルではないため、希望は持てますが、SIVの余剰品も枯渇しているため、楽観は出来ませんね・・・。

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