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この区間を通過する電車はほぼ消滅します

世紀の大事業マンガライ駅立体化、ひとまずの完成の日が着々と近づいてきています。当初予定では6月末と言われていたボゴール線の高架ホーム供用開始、コロナ云々の事情により先延ばしになっていましたが、いよいよ完成する模様です。もっとも、これをしても実際の進捗率は50%で、残りの列車線ホームの建設はこれから始まるわけですが、まずはボゴール線とブカシ線の分離が実現するわけで、第一の目標は達成することになります。




あくまでも公式ガセ情ということで、果たして8月最後の週末に間に合うかどうかは怪しい部分ではありますが、この立体化の完成と合わせて同日にKCIが大規模なダイヤ改正をせざるを得ないというのは紛れもない事実です。

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ついにマンガライ駅の高架が供用を開始します
バンスーには絶対負けない!!と意気込んでいましたが負けてしまいましたね(笑)・・・

今から10年前の2011年7月のダイヤ改正では、大規模な系統整理が実施され、現在の運行系統がこのときに出来上がりました。マンガライの平面交差を解消するため、当初予定ではボゴール線は環状線に、ブカシ線が中央線に全直通と統一されるはずでしたが、ボゴール線から中央線方面に向かうユーザーから大ブーイングが巻き起こり、ダイヤ改正直前のドタバタで、結局ボゴールからコタへの直通も当面の間は朝夕を中心に若干残すという形に落ち着きました。しかし、その後の10連・12連化の流れで、環状線の東側に12連が入れない(入れたとしてもあまりにも空気輸送になる)ことから、ボゴールから中央線に直通する本数も再び増強され、現在では中央線・環状線の比率は終日1:1になっています(ピーク時はそれぞれ10分毎に交互に運転)。非常にスッキリしたダイヤで、2021年2月改正では完全パターン化も図られ、まさに完成形と言えるダイヤ設定でした。

ただご承知の通り、マンガライ立体化が完成するとこの体制は維持できなくなります。ボゴール線が高架、ブカシ線が地平として分離されるため、立体化以降は自動的にボゴール線が中央線、ブカシ線が環状線に繋がり、これが基本的な運行体系となります。もちろん、ボゴール線から地平へ向かう渡り線、ブカシ線から高架に繋がる渡り線も当然残されるわけですが、これではせっかく立体化したのに平面交差発生・・・という最悪の事態となってしまいます。

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ボゴール線高架化後はブカシ線が現ボゴール線側に移設され、
駅本屋側で長距離列車用の高架ホーム建設工事が始まります
運輸省資料より

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駅前もこんなに綺麗になります
コロナに伴う移動制限に便乗して駅前のプレマン(土地ヤクザ)掃討作戦が
軍隊によって進められています

と、いうわけでKCIの方でもダイヤ改正に向けた準備が着々と進んでいるようですが、KAIは2月に全国ダイヤ改正をしたばかり。ですので、今回の再びダイヤ改正は実施出来ず、あくまでもダイヤ修正という対応を迫られます。実際、マンガライ~コタ間とマンガライ~アンケ間の所要時間は大して変わらないので、なんとかなると言えばなんとかなるのですが、問題は環状線ジャティネガラまでの運用です。一部のブカシ線は大和路快速の如く、チカラン/ブカシからジャティネガラ~マンガライを経由し、環状線をぐるっと一周して再びジャティネガラに至るというしゃもじ型運転になるわけですが、環状線東側の12連入線が解禁されていないことから、ブカシ線の大半を12連から10連に短縮せざるを得ないのです。


さらば!マンガライ地平ホーム!!
コロナ禍明けにはもう見れないこの光景をもう一度お楽しみください

さらにブカシ線の運用数は留置スペースの関係から基本的に変わらず、それでいて走行距離が延びるので運行本数も減少します。特に混雑の激しい環状線、現状の10分毎でも殺人的に混んでいるのに、これ以上減らしたら2014年以前の状態に後戻り・・・。さすがにそれではまずいので早朝にボゴール線から環状線経由で送り込まれる運用が数本設定されるらしいですが、焼け石に水です。一方、ボゴールからは5分毎に全てコタ直通。ボゴール線内の本数は変わらないわけで、ブカシで余剰になった12連車が自然と回ってくるのでしょうから、若干の輸送力向上は図られるでしょう。しかし、依然として8連は淘汰されていないため、12連の中にいきなり8連が斬りこんでくるというカオスな状態に・・・。これまでは30分毎のジャティネガラ行きを避ければ、8連は回避出来ていましたが、今後はいつやってくるかわからないというロシアンルーレット状態に・・・。

年末or来年初頭の全国ダイヤ改正時に、ブカシ線からの環状線ジャティネガラ行きとアンケ行きの運用を完全分離し、少しでも12連を増やす等の改善が図られればいいのですが。そして、とっととメトロ8000を発注して邪魔な8連チョッパ車を置き換えてくださいよ!!本当にボゴール線の8連は鬼畜すぎます(外から撮っている分には良いんですが・・・)。

ちなみに、ブカシ線からのパサールスネン経由コタ行きは乗客感情に配慮してか、残置されるというか若干の増強が図られる模様。最適解は環状線をカンプンバンダンを境に系統分離して、12連はタナアバン経由カンプンバンダン行き、10連はパサールスネン経由コタとするのがスッキリするのですが、カンプンバンダン引き上げ線にホームがなく、客扱いがアンケまでしか出来ないというのが癌なんですよね・・・。仮設ホームでも良いので、乗降できるようにして現ホームと繋げてもらいたいものです。おそらく社内でも話には出ていると思いますが、来年以降に期待しましょう。

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何気なく撮っていた1枚でしたが・・・
ちなみに7月上旬から行き先サボがFDTJ仕様になって復活しています
(視認性ゼロのトホホLEDに突っ込みが入ったようですね)

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今後、この路線記号と色もどうなるのでしょうか?

で、ここからが本題(?)。この系統改変が実施されると、鉄ヲタ活動にも大きな影響が出ます。もうお分かりの通り、冒頭のマンガライ撮影地(今後の渡り線)は完全に使えなくなります。おそらく、ラッシュ明けのマンガライ止、ブキットドゥリ入区運用のみ、渡り線を経由して高架から地平に降りるものと思われますが、日に数本でしょう。

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環状線内を行くメトロチョッパ車も見納めですね・・・

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今後は東急12連の環状線走行シーンがアツくなるかも!?
充当されればの話ですが

さらに、地味ですが結構ショッキング(?)なのは8連が環状線に入らなくなることです。環状線直通運用は、ジャカルタが205系の天下になってからのオアシス的存在で、乗る方にとっては迷惑極まりないですが、メトロチョッパ車が固まって投入されているのでネタ車を狙うには好都合でした。特に朝のスディルマンや午後のタナアバンなど、定番撮影地も多く、日本人でいつも賑わっていましたが、今後は通過する列車の顔ぶれも大きく変わります。逆の見方をすれば、ここ数年来ほぼ壊滅していた8連車のコタ運用が激増するということも意味しているのですが・・・。いずれにせよ、この10年間の常識がわずか1日にして崩れ去ってしまいますので、私も慣れるまでに時間がかかりそうです。

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網無しチョッパ車の環状線内走行はさらに貴重になりましたね・・・

とりあえずは、引き続きのコロナ禍で、乗車許可証orワクチン証明所持者以外乗車禁止ですので、ダイヤ改正当日に利用者が右往左往、積み残し大量発生、信号所も大パニックという事態は避けられそうですし、最も恐れられている乗客フォーラムからのクレームは回避出来そうではありますが、実際のところどうなるかは当日になってからのお楽しみ。いや、最大の遺憾は、この歴史に名を残す大イベント当日に立ち会えないということですよ!!これは腹をくくってシナバックワクチンを打つしかないのか‥。ともあれ、公式からアナウンスが入りましたら、また詳細お知らせします。

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