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実はCC201にも1両だけ施されたムルデカラッピング

現ダイヤでのブカシ線内究極のネタ列車とも言える(これを理解できるのは相当コアなインドネシア鉄ですが・・・)スネン8:50発の130列車スラバヤパサールトゥリ行き急行Dharmawangsaですが、9月9日発車分にCC2017723(元番CC20128)BDが充当され、沿線は現地鉄で大いに賑わいました。普段は誰もいない炎天下のいつもの撮影地も珍しく同業者ありというほど。DharmawangsaもPPKM(緊急活動制限)で長らく運休になっていましたが、ちょうどこの日からの設定開始で、あたかもこの記念ラッピング罐で運転再開を祝うかのようでした。





公式にはCC206の4両のみに掲出のはずでしたが・・・

KAI長距離列車に対する独立記念ラッピングは8月2日の記事でお知らせしている通りで、8月17日の時点でも、これらCC206の4両のみの存在でしたが、なんと!!独立記念日を過ぎてからバンドン機関区所属のCC2017723に対し同様のラッピングが施されていることが判明しました。どうもバンドン本社でのプロモーション撮影用としてラッピングが施されたようで(動画は未確認、来年以降のアニュアルレポート等で登場?)、本来は営業運用は想定しなかったものと思われます。ただでさえコロナ運休で必要車両数が減っている上、バンドン所属のCC201は専らパダララン~チチャレンカ間の普通列車専用で、第一事業部(ジャカルタ地区)に顔を出す唯一チャンスであるプルワカルタローカル(チカラン~プルワカルタ)もPPKM(緊急活動制限)中で全列車運休中・・・。というわけで、この罐を撮るにはバンドンまで足を伸ばさない限り撮れない、かつ運用に入っている保証はないというギャンブル状態でした。

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撮影までは長い道のりでした・・・

まあ、どうせ週末をジャカルタで過ごしたとしてもネタは無い・・・と3週間前の土日にバンドンまで足を伸ばしていたのですが、当然の如く運用入りはなく。その後の運用を見てみても、ほぼほぼ予備車状態でバンドン在住鉄以外にはハードルが高すぎると、潔く諦めることにしていたのですが・・・。ぶっちゃけ今渋滞がないので、家の近くの高速バス乗り場からプリマジャサに飛び乗ってパダラランまで1時間半、チチャレンカまでもノンストップで2時間なのでランカスビトゥンより近く、運賃500円ちょいですから、この潔く諦めることが非常に重要だったりします(というかハリムまでの移動時間を考えたら、高速鉄道なんて要らないよねって話・・・)。ちなみに、バンドンでは無収穫で帰って来たわけではなく、こちらの件はまたいずれお知らせします。

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バンドン所属のCC201がスラバヤに行くとは、これまた予想外の動き・・・

そんなわけでCC2017723の撮影は完全に諦めていたのですが、突如上京の知らせが。牽引機故障の影響で、クロヤ9月5日夜発の急行Serayuがバンドン(Kiaracondong)で牽引機交換を実施し、なんとこれにCC2017723が充当されたのです。スネン着は早朝で撮影不能な時間帯ですので、果たして折り返しどの列車に充当されるのかが、ジャカルタ鉄の注目でした。翌朝のSerayu戻しが大本命!!同日夜発のSerayuで戻るのならば、これまた撮影は不能で、頑張ってスネンの踏切からバルブ撮影するしか(鉄ヲタが群れをなせばセキリュティも怖くない!!)といったところでした。しかし、鉄ヲタの予想通りにはいかないのが世の常で、折り返しは同日夜のジャカルタ貨物駅発の荷物急行ONSという悲報が。どう転んでも撮れない・・・。仕方ないので、鉄ヲタ一行様はチピナン機関区からの出区を狙うということで、私も怪社帰りに参戦してきましたが・・・。

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逆エンド出区は承知でしたが、CC206が無動力でぶら下がっているとは・・・

こりゃもう絶句するしかない。何のために1時間も張ったんですかねぇ。やはり、この罐は潔く諦めるしかなかったと言い聞かせるしかなかったのですが、ここからがまた長く・・・。一部の現地鉄はそれでもなおONSの出発を待っていたようですが、出てきたのはノーマル罐だったというオチ。と言うのもジャカルタ貨物駅到着後、車両故障が発生とのことで、同駅の入れ替え罐がONSのピンチヒッターに。ラッピング罐はそのままジャカルタ貨物駅留置、翌朝?にタナアバン機関区に回送という手配が取られました。

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ここまで出てきて停車
エンド向きがなぁ…

翌日の昼に買い物がてらタナアバンに行くと、確かに庫内で整備、アイドリング試験をしており、いずれにせよ一旦チピナン機関区に再回送しないとならないため、出て来ないかとしばらく観察していたところ、汽笛鳴動の後、動き出しました。おお、これは期待と思ったのですが、庫から車体を出したところで止まってしまい、車体清掃に入ってしまいました。こりゃダメだと、撤収。

いずれにせよ、バンドンからの貸し出し扱いですので、バンドン経由のいずれかのスジで返却されるはずで、ダメ元で翌朝ブカシ線内でSerayuを待ってみましたが、CC201充当でしたがノーマル罐。しかも最悪なことに、この時間帯にタナアバン→チピナンで回送されていたとのことで、立ち位置を完全に間違えましたwしかも、その後の情報では、その翌朝、早朝のプリオク発チカランドライポート行きのコンテナ貨物に入るという情報を貰ったのですが、これまた日の出前で撮影地なし。チカランドライポートまで足を伸ばすことも一瞬考えましたが、行ったところで良いことはないだろうと勇気ある撤退。

が、なんとこれが功を奏したのか、これまた運用計画変更で、急行Dharmawangsaに充当との報が!!病み上がりの車両をいきなりこんな長距離に入れるのか?と不思議にも思いましたが、これを信じてリベンジオブブカシ線内。天気も雲一つない快晴、今度こそ故障せずに出てきてくれと祈るのみでした。

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スネンを出てから何人の鉄ヲタに手を振って来たのかと思いますが
機関士もノリノリですね

いやぁ、ここまでの道乗りが長かった・・・。もはや三顧の礼どころではありません。それにしてもラッピング面積の大きいCC201は迫力がありますね。欲を言えば第二エンド側にもお願いしたいところではありますが・・・。これまでジャワ島管内のラッピングはCC206に限られ、CC201への装飾はCC206の配置が無い北スマトラに限られていましたが、まさかジャカルタで見れる日が来るとは驚きました。客車用ラッピングと共通の今回のデザインですが、CC206では寸法の都合で見切れていたインドネシアの島々が前面にデザインされているのが良いですね。薄っすらなので、わからない人にはわからないと思いますが。

そしてイレギュラー対応とは言え、ジャワ島の罐は本当に広範囲で回されていることにも驚き。一定期間内には所属区に戻さないとならないわけで、運用担当者の苦労が伝わってきました。スラバヤからバンドンにどうやって戻るのでしょうか?適当な工臨でも設定されたのかもしれませんね。

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