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今年の創立記念日は、社歌76周年記念PVまで製作して
しまうほどの力の入れよう。どうした社長!?
※動画リンクは記事の最後で

9月28日はインドネシア鉄道記念日≒KAI創立記念日です。例年、バンドン本社及び教育センター敷地内で大々的に式典及びイベントが催されますが、引き続きのコロナ禍ということで式典自体は本社ホールで実施されたものの、幹部クラスのみの出席。その他社員はオンラインで視聴とのことで、特に今年は昨年のようなキリ番でもなく76周年ですから、罐への側面ステッカー掲出などもなく、例年通りの感じに終わるのかなと思ったら大間違い。蓋を開けてみれば大変なことになりました。




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ちょうどスケジュールが合ったことから、
当日は私もバンドンまでお祝いに

さて、先週は猛烈に忙しく1週間遅れのアップになってしまいましたが、28日に実は本社へ足を伸ばしていました。一昨年の会場がキアラチョンドンの教育センターでしたので、本社敷地に足を踏み入れるのは今回が初めて。本社ゲートをくぐってすぐ正面に現れるこちらのトンガリ帽子の建物、通称1号棟。広報物で必ず登場するので見覚えのある人も多いでしょう。印蘭鉄道時代から引き継がれている建物で、KAIの社長専用オフィスとして使われています。ここにディディック社長がいるのだなぁ、と感動ものです。斜め向かいには大樹の下に以下の記念モニュメントがあり、インドネシア鉄道の歴史を感じさせます。

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1945年8月28日の鉄道利権奪還を記念するモニュメント
式典に合わせ献花されています
これに基づき9月28日が鉄道記念日に指定され、76周年という数字は
1945年の共和国鉄道局(DKA)発足からの通算です

式典の内容はオンライン化の恩恵でYouTubeで配信されていますので、気になる方はご覧ください。2時間に及ぶの長丁場で飽きると思いますが、例に漏れずジョーナン閣下からの有難いお言葉を頂くことが出来ます(笑)

式典のライブ配信動画はこちらからどうぞ

動画全編を見ずとも、76周年目のスローガンはMelayani Lebih Cepat dan Lebih Baikとなっているのがわかり、高速化を前面に打ち出したものになっています。既報の通り、9月24日からジャワ島間内の最高速度が120㎞/hに引き上げられており、これを盛大に祝うことが今年の式典の主題と言えそうです。奇遇にもマンガライ駅の高架立体化も一部完成しており、76周年の今年はKAI史上に刻まれる歴史的な年と言っても過言ではないでしょう。それが75周年よりも豪華な創立記念日になった理由と思われます。

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創立76周年記念ラッピングは独立記念日とは対照的な水色に
CC206 1511 SDT牽引の特急Taksaka

そんなわけで、社長のヲタ向けサービスもいつも以上に力が入っています。8月に赤色の独立記念日ラッピングを実施したばかりですが、なんとここで再び記念ラッピングが登場!!しかも、いつもなら1ヵ月ピッタリで外してしまうラッピングが、独立記念日のものは好評なのか?あえて残してあり、28日の運行開始早々、独立記念日×創立記念日の混色運用が多数発生しているのです!!

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社長これはやりすぎでしょうww
スピードアップで撮影がラクになった特急Argo Lawu
牽引はCC2061502 CPN

今回、独立記念日に引き続き、客車への側面ラッピングも実施されており、初日にバンドンから出発した列車は、赤罐×青客車・青罐×赤客車の混色で1本もオール青が無い・・・と鉄ヲタを狂喜乱舞させる事態になっています。なお、創立記念ラッピングは公募となっており、鉄ヲタもデザイン案を送ることが出来、ガチ勢は本気のデザイン案を応募していました。ただ、残念ながら鉄ヲタ案は採用されませんでしたが・・・。実はKCIも創立記念日に同様のイベントを実施していますが、結局結果が公表されず、ラッピングすらされなかったところを見ると、ヲタしか応募せずに、こちらは流れた可能性が高そうです。そりゃ、リバイバル山手線案とかが大量に送られてきたら困ってしまいますよね(爆)

それにしても、社長さんはヲタ心を完全に把握しているというかなんというか、混色は反則技でしょwwコンプリートするまでにどれだけ通えばいいのよ、と。しかも、独立記念ラッピングは順次撤去、創立記念に変更とのことで、混色編成はなおさらレア貴重!!これにはインドネシア人鉄の尻にも火が付きまして、上記混色撮影時、チキニ駅先端は約20人の大激パでした。

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ラッピング車の定番、特急Argo Bromo Anggrek
1両だけ赤客車が残っていました
対向電にやられてしまい車番は不明、SDTのどれかかな??

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但し限定運用ではないので、運次第。
この日のTaksakaは罐にラッピングなし・・・、まあ白×青もパターンの一つか(笑)

ただ、私は先週の多忙で完全に出遅れたようで、どうやら先週末時点で赤客車はもうジャカルタにほとんど残っていないらしく・・・。朝に上って来たParahyanganが正に青罐×赤客車だったのですが、日中のParahyanganは引き続きコロナ運休で、折り返しは18時台・・・と全く順光下で撮れないというね・・・。もう、これは諦めます。はい・・・。

今回、創立記念ラッピング施行予定は以下の12両
CC2061501 CPN ※先週末時点で赤
CC2061502 CPN ※先週末時点で赤
CC2061503 CPN 
CC2061504 CPN 
CC2061505 CPN 
CC2061506 BD
CC2061507 BD
CC2061508 BD
CC2061511 SDT
CC2061339 SDT
CC2061348 SDT
CC2061350 SDT

せめてもの救いはコロナが急速に収まり、長距離列車の運行本数が徐々に増えつつあると言うこと。独立記念日にはジャカルタからもはや数本しか発車していないという状況で、ラッピング施行車もわずか4両に留まりましたが、現在、お馴染みの列車が戻りつつあります。朝の下り列車では、Argo Bromo Anggrek、Argo Dwipangga,、Taksakaがラッピング対象となり、効率的な撮影が可能になっている他、スピードアップのおかげで、午後は15時台にTaksaka、Argo Lawuがガンビル着となり、こちらも合わせて撮影可能列車となりました。チャンスが増えたのは不幸中?の幸いです。

さて、冒頭のKAI社歌76周年記念バージョン。女子に興味など無いと言われるかもしれませんが、注目はそこではありません。


騙されたと思って視聴してみてください
個人的には鉄警隊が歌うところがツボ

そう、もう答え合わせが出来ましたね。独立記念日が過ぎてから突如姿を現した赤鼻ブルドックCC201 7723 BD、当初からプロモ撮影用と言われていましたが、それがこの76周年用PVだったんですね。思えば、デザイン自体は他のCC206独立記念ラッピングと同じですが、CC2017723には側面にインドネシア独立76周年のロゴが入っておらず、あくまでもKAI UNTUK INDONESIAのメッセージしか入っていませんでした。デザインコンペの結果を待っていてはPV撮影に間に合わず、急遽ラッピングしたものと思われます(つまりこの撮影は8月下旬頃に行われていたわけです)。既存のCC206を使わず、CC201にあえてラッピングしたのは、演出上前面デッキが必要だったからでしょう。ノッペリ顔のCC206では記念撮影に適していませんからね。



だったらPV撮影後、すぐに原状復帰すれば良いものをわざわざ運用に入れるあたり、流石はデディック社長です。創立記念PVに入れているくらいですから、別にCC206の赤ラッピングが残っていても問題はないわけで、もしかしてチピナンのCC206の2両は計画変更で青色にされず、赤で当面の間残ったりして??いやいや、それよりもスマランの国鉄色リバイバルカラーを早く運用投入してくださいよ、社長!!てっきり、Djoko Kendilと共に創立記念日に活用されるのかと思っていました。


ちなみに歌い手の女子ですが、外部の人間だそうで。この手の動画はいつも社員総出で作っている(アンおばちゃんもノリノリで踊りますww)ので、綺麗どころが限定運用されている社長秘書とかなんじゃないか?と思いましたが(笑) Feat Indahkusとあるのがそれで、歌手/女優だそうです。Parahyanganの食堂車に乗っているじゃないんですね、残念。

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コメント

コメント一覧

    • Wati
    • 2021年10月06日 13:40
    • > ちなみに歌い手の女子ですが、…… 歌手/女優だそうです。
      > Parahyanganの食堂車に乗っているじゃないんですね、残念。

      この人、何人なんですかねぇ?
      もちろんインドネシア人でしょうが、sukunya mana?
      ジャワでもスンダでも、ブタウィでも無さそうな。
    • パクアン急行
    • 2021年10月06日 15:12
    • >Wati様
      Wikipediaによると、Indah Kusumaningrumがnama langkapで、略してIndahkus。1994年パダン生まれとあるので、ミナンカバウの方のようですが、拠点はバンドンのようです。
    • Wati
    • 2021年10月07日 14:55
    • > Indah Kusumaningrumがnama langkapで、略してIndahkus。

      何だかJokowiのような略し方ですね。
      Jokowi以外で初めて見ました。

      > 1994年パダン生まれとあるので、ミナンカバウの方のようです

      ミナンですか。
      私のイメージするミナン人って、彫りが深くバタ臭い顔をしているので、ちょっと意外でした。
      パラヒャガンの食堂車に乗っているなら、ナシゴレンとテーボトルを注文しに乗車したいなぁ。
    • パクアン急行
    • 2021年10月07日 20:46
    • >Wati様
      そうですね。芸能人には疎いので、こういう略も実際はもっとあるのかもれません。また、ミナンカバウとはいえ、メダン華人とのハーフかもしれませんし、一概には言えないでしょうね。もちろん食堂車にいたら私も注文しに行きますし、Reskaの売り上げにかなり貢献するでしょうね(笑)
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