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毎度お騒がせのハエ24編成

9月上旬頃から205系埼京線ハエ24編成のモハ204-188のベンチレーター上にパンタグラフ及び架線モニタリング用のCCTVが設置されています。実は気づいたのは先週で、何の気なしにパンタを見上げると隣の号車にCCTVが設置されていました。ただ、何の前触れもなかったわけではなく、9月2日にマンガライスタバで内職していると、ハエ24編成が謎の試運転表示で入線し、観察してみるとモハ204-188に多数の作業員が乗車(しかも弁当積み込みでしたので長丁場と推測)しており、ラインデリアのダクトから配線を引きモニタに繋げていました。




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ハエ24を見たら何かあるのでは?と疑った方が良いかもしれませんね

ハエ24編成のうちMM'188は車内広告ディスプレイが未設置で、そのためにハエ24編成から外されていたわけで、てっきりディスプレイ設置の工事でもしているのかと思っていましたが、全く別の展開でした。

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わかりますか?

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インドネシア人の大好きなCCTV(旦那の浮気監視用w)

またこんな精度の低いCCTVで一体何をしたいのかと思いますが、SNSを見ていると似たような方式でたしか西武の2000系だかにカメラが設置されたと前にあった気がします。こういうのが流行っているんですかね??試運転時には直接モニタに繋いで映像を見ていたものと思われますが、営業投入後はせっかく設置されても動いてはいないのか、それともどこかに映像は飛ばされているのか。無難に録画されているのでしょうか。なんでもやってみる精神は素晴らしいとは思いますが。


そういえば、こんな車両がいましたね

ちなみに、これだけ電車本数が増え、区間が拡大しても架線メンテナンス関係の機材は極めて不足しています。運輸省保有の黄色い気動車シリーズの1両に架線モニタリング用の車両がありますが、結局、1度か2度の試運転の後、使用実績がありません。ドイツに騙されて運輸省がろくでもない機材を買ってしまった典型例のような気がします。なお、一連の黒歴史からか現在、運輸省は旅客車両を新規に保有することが禁止されているとのことです。この手の検測車や巡視車は引き続き新規発注が認められていますが、KRLIやKFWの失敗を繰り返させないという点では進歩と言えるでしょう。運輸省とドイツ、韓国のズブズブの関係が少しは解消されればいいですね。

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