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運転再開を祝して?大挙押し寄せたソロ自治鉄の皆さま

18日付け記事でお知らせした、北陸重機の小型事業用DLが牽引する2軸客車列車のタネ明かし。PP状態の後ろに繋がっていた本来のネタ(へそ曲がりでない真っ当な現地鉄は当然SL狙いです;;)、それがこちらの1921年ドイツ製のD14 10号機です。この機関車、長らくジャカルタのタマンミニ内にある運輸省管轄の交通博物館に収蔵されていましたが、動態復元が実現し、2020年2月に華々しくお披露目が為されました。





紅白旗掲出の姿を是非拝みたかったです・・・

この復元に際して、修繕工事を実施したBalaiyasa Yogyakartaからプルウォサリまで南本線を試運転を兼ねて走行するという大ネタも発生しましたが、このときは僅か1日の差で私はジョグジャから戻っており、撮影ならず・・・。しかも、その後は恒常的に週末運転となるだろうと誰もが期待していたところ、そのままコロナ禍に突入・・・。このD1410が公衆の面前に姿を現したのは、このルンプヤンガン~プルウォサリの回送と、ウォノギリ線の路面区間でお披露目式が実施された2月16日の2回のみという、幻の罐となっていました。D1410自体も本調子ではなく、再修繕が必要と判断され、このコロナによる観光客の激減と予算不足で、そもそもの復活すら危ぶまれていました。ただ、このところの感染者数の落ち着きと、緊急活動制限(PPKM)の段階的規制緩和を受け、ソロ市ではSLの貸切予約受付を再開(ソロのSL運行はKAWISではなくソロ市の管轄、というかジョコウィが市長在任中に鶴の一声で始めたものですからね)。10月16日にコロナ禍明け初の団体客の貸切が設定されました。




ウォノギリ線はこちらの記事もご参照下さい

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従来のC12に比べ一回り大きい中型機
堂々とした風格が良いですね

2009年から運行開始したプルウォサリ~ソロコタ間で貸切SLジャラダラ号には、元アンバラワ鉄道博物館に保存されていた小型機のC12 18号機が充当され、最近では週末にソロに行けばかなり高い確率で走行に遭遇できるというくらいの稼働率を誇っていました(中国からの団体観光客のおかげ)。まあ、それでメンテナンス時の予備機確保という意味合いなのか?今回新たにD14 10が加わったわけですが、正直C12がSL然したスタイルではないことからか、どうにも不人気。また、アンバラワの動態保存機も、いずれも小型機であることから、現状唯一の中型機としてのD14の再復活は現地ヲタでも待望されていました。そんなわけで、再復活初日となった16日は沿線はどこもかしこも人人人・・・でとんでもない賑わいに。ソロ自治鉄ってこんなにいたのかとびっくり(笑)

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プルウォサリの車両基地から推進運転で出区
KAIのOB職員の尽力でSLは運行されています
技術の伝承という意味合いでの保存運行は万国共通です

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C12 18は現在修繕中
よって、D14を確実に狙うなら今がチャンス!!

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入れ替えの都合でなんちゃって重連も実現

D14 10は今回の運行再開に合わせ、配管類を新調したとのことですが、それでもまだ本調子ではない模様。貸切ダイヤは午後14時半からだったのですが、朝から最終調整が続いてていました。しかし、圧力が上がらないのか、車両基地内を行ったり来たりで、お昼を過ぎても入れ替え作業が始まりません。しかし、団体貸切をキャンセルにするわけにはいかず、そもそも団体さんは既にバスでスラバヤを発っているとのことで、果たしてどのような手配が為されるのか注目されていたのですが、そこでピンチヒッターに立ったのが、北重の小型DLという訳なのです。


前回の記事はこちらからどうぞ

ただ、本運転のプルウォサリ~ソロコタ間の往復では、北重は切り離され、D14 10による単独走行に。入れ替え時に本線を横断、一部走行する為、ここでトラブルを起こすと南本線の運行に甚大な影響を及ぼすことから、その対策として連結したのかもしれません。午後のダイヤではSL側はどうやっても逆光にしかならない為、本運転でも後ろにDLが着くことを期待していたのですが・・・。

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いよいよ、名物スラメットリヤディ通りに入るSL列車
あれ・・・北重は切り離されてしまった・・・
道路上で構える現地鉄にも注目

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そして、ここからは壮絶な追跡劇が・・・

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バイクに二ケツしながらでも撮る!!

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追いつきました

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しかし、車多すぎ、バイク多すぎで併用区間での撮影はかなり困難
貸切やるなら、やはりカーフリーデーとなる週末の朝ですよねぇ

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観光施設の前で小休止
というか団体さんはここで全員降りてしまい、この先は完全にヲタの為の
フォトランと化しました(笑)

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終始逆光でソロコタ着・・・
待ち構える鉄の数が・・・

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給水と入れ替えのために切り離し

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転車台は無いので、復路は推進運転で戻ります

私は夕方までにジョグジャに戻る必要があり(ソロ発最終が定員で乗車不可ではシャレになりませんし・・・)、ここでソロバラパンに出て撤収してしまい復路の記録はしていません。しかし、KFW車内からプルウォサリの様子を覗いたところ、本来いるはずのSLの姿が無く、おや?と思ったのですが、結局復路走行中に不具合で止まってしまったようで、再びの北重出動となったようです。ただ、DL+SL重連走行時には既に日没後だったようで、下手に長居していたら、それこそジョグジャに戻れないところでした。果たして、今後完全に修復される日が来るのか、団体受付がまた停止してしまうのか、それとも恒常的にDL補機の連結となるのか、続報を待ちましょう。なお、貸切は3juta~4jutaルピア程度ですので、10人~20人集まれば、非常にリーズナブルな価格で走らせられます。日本人の皆様におかれましては、是非DL付きでの運行をリクエストされてみてはいかがでしょうか??(笑)

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