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リバイバル罐充当の可能性があった急行Kaligung
見事白で撃沈・・・ここで供養しておきます

6月下旬から、コロナウイルス感染者の急拡大で再び列車の大削減に追い込まれたKAI、特に平常運行を続ける都市圏内の各駅停車、普通列車を乗り継ぐ越境乞食をシャットアウトするため、都市圏外の普通列車とそれに準ずる列車は約3か月間、全て運休となりました。冒頭の画像、急行Kaligungもその一つ。




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白罐でもジャカルタ圏内でこの1年間、16年製新型客車を見る
機会がないので、これはこれで良いのですが・・・

現在、スマランポンチョルとテガル、ブルブス、チルボンプルジャカンを結ぶ急行Kaligungは、遡れば日車KRD、MCW302を充当するスマラン近郊の普通列車(Ekonomi Lokal)Kaligung(スマランポンチョル~テガル)です。その後、KRDの日車トラブル続発に伴う客車化を経て、2010年に列車名をKaligung Masに変更。種別はLokalながらPSO適用外のExectif Ekonomiに変更されました。2012年頃には、冷房車として改造された赤いKRDE Holec2本が配置され充当される時期も1年ほどありましたが、トラブルが多いことには変わりはなく、これはジョグジャに転出、再び客車化され、列車名も従来のKaligungに戻っています。2016年から新型客車の充当、旧Argoの大窓1等車連結も開始され、増発、運転区間の延長が続き、現在では1日1往復に限り、第3事業部のチルボンプルジャカンまで顔を出すようになりました。



余談ですが、第4事業部の虎の子、CC201-69国鉄復刻色罐は9月下旬から10月上旬にかけての、ジャワ島管内各地へのサービス巡業を終えた後、現在は再び第4事業部管内のみの、「Lock Region」に戻ってしまいました。唯一、営業列車として他の事業部に顔を出す可能性があるのが、このチルボンプルジャカン発着のKaligungということで、田舎に戻ったついでに狙っていたわけです。前日のチルボンプルジャカン行きKaligungに復刻罐が充当されており、基本的にチルボン機関区で方転及び整備の上、翌日の同列車で戻るというのがおおよそのパターンですので、それに賭けていたのですが、CNにいた予備罐が出てきてしまいました・・・。結局、復刻罐が動いたのは日没後で、アルジャウィナングン発ソロバラパン行きのセメント貨物でチルボンを発ってしまいました・・・。その後の目撃情も全然上がりませんので、スマラン地区の工臨等でしか動いていないようです・・・。(そんな状況なので、SMCでは復刻罐を1両増やすとかなんとか??これはちょっと期待)

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チルボン早朝発でジョグジャに最速で到達できる急行Ranggajatiも運転再開

話が逸れましたが、この急行Kaligungには、このコロナの1年半、特別な乗車規定が適用されています(コロナピーク時にはそもそも運行されないので、実際適用されているのは半年そこらですが・・・)。これまでもお知らせしていますが、現在のインドネシア国内の近郊・長距離鉄道移動のコロナ対策規定は以下の通りです。

FCOsejvUYAwTtOA

KCI(各駅停車:Commuter Line)、Railink(特急):乗車時に「プドゥリリンドゥンギ」でQRスキャン(最低1回のワクチン接種が必要)

KAI(普通列車:Ekonomi Lokal):チケット購入時にKTP番号の提示・登録(最低1回のワクチン接種が必要)

KAI(長距離列車:急行・特急):乗車24時間以内の抗体迅速検査又は出発72時間以内のPCR検査の陰性証明、及びチケット購入時にKTP又はパスポート番号(外国人のみ)の提示・登録(最低1回のワクチン接種が必要、外国人は証明書類の持参必須)


しかし、これらの規定に当てはまらないのが、急行Kaligungを始めとした、普通列車から格上げされた急行列車です。KAI社内でも扱いが明確でなかったこれら列車(統計上は普通列車の乗客に計上されている模様)ですが、乗車規定の説明にあたり、現在、KAIは公式に「KA Aglomerasi」という表現を使っています。また、このAglomerasiに該当するのは、第4事業部が運行するJoglosemarketro、Kamandaka、Kaligung、第9事業部のTawang Alun、Probowangi、それにスマトラ島第1地域事業部のSribilah、Putri Deli、Siantar Ekspres、第4地域事業部Kuala Stabasと紹介されています。但し、おそらく州政府からの要請なのか、それとも田舎エリアで引き続き高い感染が見込まれるからなのか不明ですが、第9事業部、スマトラ第1地域事業部、第4地域事業部管内のAgromerasiは、今年初めの普通列車の全国一斉運行再開時に、期限未定で長距離急行に格上げされています(コロナ対策にこじつけた便乗値上げですかね?)。よって、現在、特殊なAglomerasiの乗車規定が適用されているのはJoglosemarketro、Kamandaka、Kaligungのみとなります。規定は以下の通りです。

FCOshHZVgAM06WJ

KAI(Aglomerasi):チケット購入時にKTP又はパスポート番号(外国人のみ)の提示・登録(最低1回のワクチン接種が必要、外国人は証明書類の持参必須)、乗車24時間以内のPCR又は抗体迅速検査の陰性証明なし

つまり、乗車券購入は長距離列車に準ずる(アプリでも長距離列車のタブに入っていますからね)ものの、普通列車同様に陰性証明は不要とするという格好です。要するに、日常的利用者が多い為、その都度、運賃とほぼ同額かそれより高い陰性証明の取得を不要としています。取得必須では誰も乗らなくなってしまいますからね。

おまけ
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2021年3月から新設されたものの、数か月で運休に追い込まれた
急行Kertanegara

先日のジョグジャ遠征時の画像もここで供養しておきます。走行写真からは全く何が何だかわかりませんが、急行Kertanegaraです。3月の運行開始当初は17年製のK3 Premium(臙脂帯)とボロK1の混色編成で最高のネタだったのですが、コロナ運休の影響で、余剰になっている新型ステンレスに置き換わっていました・・・。同様の混色組成になると予想されていた急行Nusa Tembini(チラチャップ~ジョグジャ)は、7月2日からの運転開始がアナウンスされ、チケット発売も開始されていたものの、6月30日からの大規模運休の煽りで一度も運転されないまま、現在も運行再開に至っていません。かつての特別快速Wijaya Kusumaと同じ区間であり、Aglomerasiに加わる可能性もあり、今後に注目です。臙脂帯もボチボチP48ですから、混色は見れないまま終わってしまうかな・・・。

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