
こんな天気ですが、とりあえず記録に・・・
年明け一発目の撮影となりました
昨年12月5日にスルポン線スディマラ駅で脱線事故当該となっていた、205系埼京線ハエ25編成ですが、事故後はブキットドゥリ電車区に回送され、復旧作業の為に約1か月ほど休車状態でした。車体そのものに損傷がないことから、まあすぐに復帰するだろうと予測出来ましたが、大晦日の12月31日に修繕明けの試運転を実施、年明け1月2日から運用復帰しています。今後、いくらでも撮れるでしょうが、スルポン線に送り込まれてしまう前に、とりあえず記録です。
事故当時の状況はこちらからご覧ください
さて、冒頭画像をご覧になって違和感を覚えた人は相当のインドネシア通でしょう。事故と全く関係ないはずのクハ205-144ですが、何故か切り詰め前のオリジナルサイズのスカートに戻っています。これって、事故前から、バイクと接触か何かで交換されていたんですかね。

後追い、こちらは切り詰めスカートのままです
とはいえ、脱線前に既に全検出場時のものからは交換されています
そんなわけで、特に大きな変化もなく運用に復帰してきましたが、気になるのは、脱線当該号車の車輪交換の状況です。モハ204-390の前方台車、モハ205-391の両側台車、モハ204-391の前方台車が脱線したわけですが、今回車輪交換が実施されたのはMM’391の2両のみ。しかも観察してみると、いずれも前方1軸のみという、これまでにない交換のされ方をしています。それ以外は削正だけで済ましているようです。

車輪交換されたMM'391ですが、よく見てみると・・・

モハ205-391前方台車
片側だけ交換されています

モハ205-391,モハ204-391連結部
1軸だけ新品車輪なのがよくわかります

車輪交換されたMM'391ですが、よく見てみると・・・

モハ205-391前方台車
片側だけ交換されています

モハ205-391,モハ204-391連結部
1軸だけ新品車輪なのがよくわかります
削正で対応できないような傷が入った場合、ユニット内の車輪全て交換してしまうのが通例でしたが、車輪が不足しているのか、経費節約なのか・・・。新品車輪を他の車輪と同じ厚まで削ることを考えると、それはそれはでもったいないような気もしますが。今回、他の車輪を削正しても、まだそこそこ厚があることからの判断なのかもしれません。
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