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季節のラッピングに新色登場!!

既報の通り、2月下旬より季節のラッピング第6弾として、通常ルーチーン外となるG20サミット(金融・世界経済に関する首脳会合)記念柄が登場しています。従来のラッピングは、クリスマス、レバラン、独立記念日と、暦上の記念日の合わせ装飾されてきましたが、このようなイベント開催を予告するデザインは初登場です。今年、インドネシアはG20の初の議長国となり、10月30・31日にバリ島で開催されます。つまり、東南アジアで初開催のG20となるわけで、政府としては国をあげて盛り上げたいのですが、元来政治に無関心な国民性ですので、認知度はほぼゼロ・・・。




よって、各省庁、国営企業の敷地内にノボリをこれでもか!!と立てたり、公務員のWhatsappやSNSのプロフ画像をG20バナーに交換させたりして、広報に努めているわけです。今回の罐のラッピングもその一環といったところでしょう。開催はまだ半年も先のことですが、気が早いことで・・・。ま、アジア大会も散々宣伝して、結局、初日の観戦客はガーラガラのガーラ湯沢で、半ば以降になってやっと埋まり始めたくらいですから。

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デザインはG20 2022公式のものと共通です

それにしても、これまでの季節ラッピングのデザインが結構マンネリ化していただけに、これはなかなか良いではないですか。いつもはゼッケンの如くKAIロゴの主張が激しいラッピングですが、今回は控えめです。お国の顔を立たせなければなりませんからね。

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BD所属のCC2061506

ですので、昨年の創立記念や独立記念日柄のごとく、どんどん増やしてもらいたいところなのですが、なんと今回に限って4両しか用意されていないという・・・。しかも、CPN機関区所属車への掲出が今回ゼロということで、全然ジャカルタに入ってこないったらもう・・・。客の目につくところでじゃんじゃん宣伝しましょうよ、社長!!

今回、G20ラッピングが施されたのは以下の通り。
CC2061308 SDT
CC2061362 YK
CC2061506 BD
CC2061507 BD

BDに2両もあるので、バンドン持ちの列車がねらい目と言え、当然Parahyanganなのですが、ラッピング設置当初は、バンドン以東の運用ばかりに入っており、Parahyanganは全部白・・・。それで、先日、ガウォックの通過待ちで、Argo Wilisに入っていたりしたのですが。それが最近、車中から観察していると、1両が朝のParahyangan運用に半ば固定で入るようになっており、1週間くらいは続けてくれるのでは?と思い、昨日、怪社出勤前に待ってみました。これで、また運用変わっていたら嫌だな・・・と思いましたが、なんとか撮れました(直後に曇り・・・危ない;;)。

とにかく、まだまだ半年もあることが大問題で、もしかして、社長さんのことなので別カラーを登場させるのでは?とか淡い期待も・・・。だいたい、半年もラッピング付けていたら、色褪せで酷いことになるでしょうし・・・。

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 CC2061503・・・
未だに創立記念ラッピングを付けているのが若干残っているのですが、
こりゃ酷い。早く撤去してG20に交換してくださいよ!!

それとも何でしょうか、昨今のロシア、ウクライナ事情を鑑みて、G20がG19になる可能性とか考慮しているのでしょうか。流石に開催がキャンセルとなることはないと思いますし、盟友中国のバックアップでなんだかんだでロシアも参加しそうな気もします。インドネシアは今回の件に対し、中立というか、ノーコメントを貫いていますからね。国民感情的にもロシア支持が多数派ですし。

このラッピングが幻となるかどうか、答え合わせは半年後に。

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