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ロゴも早々に張り替えられるのでしょうか

ツイッター版では既にお知らせしていますが、Railinkは3月31日、ジョグジャ空港線をKAIからRailinkに4月1日から運行移管することを発表しました。これまたツイッターの方では既報の通り、同日からは一部のKAI普通PSO列車がさらにKCIに委託されるなど、インドネシアにおける鉄道運行の再編が加速しています(詳細は次回のマンレポで)が、Railinkは補助金無しの完全民間運営を掲げていただけに、多額のPSOが投入されているジョグジャ空港線の運行を引き受けると言うことは、Railink設立以来の大転換です。通常のPSO列車は乗客5割負担ですが、ジョグジャ空港線は異例の2割負担(残りの8割を政府補助金で負担)というトンデモない路線であり、これまでの高級路線の方針転換ぶりが凄まじすぎます・・・。これは今後、Railinkジャカルタ地区へのPSO導入、KCIとの一体運行を見据えた動きとも言えるでしょう。




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先々週、KCIとKAIのジョグジャ駅窓口を隔てるバカの壁が撤去されており、
おお!!と思ったのですが、これは運行移管の前触れだったのでしょうか
空港線の自動券売機は余裕のあるKCI側に設置でしょうか?

RailinkへのPSO投入で、ジャカルタ地区、スカルノハッタ空港線がKCI環状線、タンゲラン線と一体運行されることは大いに結構で、メリットずくめですが、果たしてジョグジャ地区のRailink移管は果たして意味があるのかと言わざるを得ません。特にこの運行移管はKCIがKAIから普通列車の運行委託を受けたのと異なり、今回のRailinkの件では、運転士と当面の間の車両保有整備をKAIに委託するものの、それ以外はRailinkが独自に運行します。よって、駅舎や販売システムもRailink独自のものとなり、従来、公式アプリ、KAI Acsessでチケットが購入出来ましたが、4月1日以降は不可能になっています。ジョグジャ~ワテス間ではKCIに委託されている普通列車はKAI Accessから引き続き購入できるわけで、これは明らかな改悪です。ワテス駅も、空港線駅舎は別に作られていながら、そちらは使われることなくずっと放置されてきましたが、4月1日から供用開始し、KAI・KCI普通列車とは駅舎が分離されたものと思われます。

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3月31日まではKAI Accessで
KCIの普通PERAMEKS号とKAIの空港線の両方が検索、購入出来ました

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ところが、4月1日からはKCIの普通PERAMEKS号しか検索、
購入できなくなってしまいました


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一応、記念に先日ワテスまで空港快速に乗ったときの領収書
デジタルチケット本券は一定時間が過ぎると消えてしまうので・・・

それから、もう一つ、これが最大の問題点と思いますが、Railinkに移管されたことで、駅窓口での現金支払いを受け付けなくなりました。スカルノハッタやメダン同様に、クレジットカードでの購入を強制されます。せいぜい、ジャカルタのようにKMTでの「タッチ&ゴー」システムがあれば良いのですが、現状、まだ導入されていません。これ、普段使いでのジョグジャ~ワテス間の乗車ってかなりあるんですが、クレジットオンリーになってしまったら、この人たちのほとんどは乗れなくなってしまうでしょうね。ただでさえ混雑するジョグジャ空港線なので、地元民の排除というものもあるのでしょうが。

とにかく、この重大ニュースを前日まで公表しない、さらにKAI側はこの件についてダンマリを突き通しているため、ジョグジャ~ワテス間利用者を中心に、チケットが購入できない!!と戸惑いの声が多数上がっています。ジョグジャでRailinkのアカウントフォローしている人なんていないでしょ・・・。

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4月1日からのジョグジャ空港線予約サイトはこちらです

KAI Accessは日々の利用者向けに作られているので、チケット購入が本当にラクなんですが、Railinkの予約サイトって、本当に面倒くさいですよねぇ。でも、次回からはこちらで買うしかないですね・・・。ゴールデンウィークにジョグジャカルタに来訪予定の方は十分にお気を付けください。

唯一のメリットは、従来はKAIの最下位種別の一つであり、公式から時刻表の公開が基本的になく、当日、アプリ画面で確認するしかなかったのですが、Railinkになったことで、時刻表が公式SNS等で公開されるようになっています。とは言え、1日10往復に変更はなく、ダイヤも従来通りです。

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大人の事情でKRDE増備車の落成が遅延しているため、
当分10往復のまま・・・
現在ですら満席で当日チケットを売らない列車が
あるので、コロナ明けはパンクしそうです

今回の運営移管、メダン、ジョグジャの利用者が壊滅的な中、なんとしてでも収益源を確保したいRailinkにとって、ジョグジャ空港線の移管は渡りに船といったところでしょうし、そうせざるを得なかったとも言えます。閑古鳥の泣いているソロ空港線は引き続きKAIのままですしね。駅のレイアウト等、詳細は次回、ジョグジャ訪問時にまたお知らせします。

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