Railink移行後、初乗車しました
ビジネスレベルでの出張者は5月に入り激増していますが、英字のワクチン接種証明の準備や、行動追跡アプリへ接種証明をリンクさせるのに、保健省に申請する必要があるなど、煩雑さがぬぐえず、まして短期滞在ではアプリに反映される前に帰国というトホホな結果になる可能性もあるわけで、ゴールデンウィークを見ていても、わずかに線路際に立つ旅行者も見られましたが、あくまでもごくわずかと言った印象です。ただ、夏休みに向けて、訪問者も増えるでしょうから、利用者トラブルの絶えないジョグジャ空港線の注意喚起を再掲します。
こちらも記事もご参照下さい
お知らせしている通り、4月1日からジョグジャ空港線の運行が、KAIからRailinkに移管されました。その為、チケット購入方法や各種規定が大幅に変更されています。KAI公式アプリ、KAI Accessからのチケット購入、さらには駅窓口でのチケット購入が出来なくなり、基本的にネットからの事前購入、又はクレジットカードによる駅券売機での購入に限られることとなりました。さらに、大きいのは、Railinkでは立ち席を認めていない為、座席定員になり次第、チケット販売が中止となることです。30分毎にあるジャカルタならまだしも、日に10往復しかなく、しかも代替手段がほぼ無い(タクシーで1時間半~2時間かけて行くしかない・・・)中で、この対応は痛いですよね。
チケット券売機はここに設置されました
チケット券売機はここに設置されました
気になるRailink参入によるジョグジャ駅窓口のレイアウト、バカの壁が撤去されたことは前回お知らせしていますが、券売機はこの通り、KAI側に設置されました。しかし、向かって右奥のKCI側にも有人窓口(Loket KA Bandara)があり、スタッフが配置されていました。ということは、窓口での手売り発券もあるのか?と思ったところ、この窓口でチケットの販売はしていないとのこと。じゃ、あんたは何の為にそこに座っているんだ??
空港線チケットは券売機で買ってね
現金は使えませんよ!!とのこと
じゃ、このスタッフの存在意義は?
そして券売機に行ってみれば18:00の便まで満席とのことで・・・
無慈悲過ぎますね、Railink
空港線チケットは券売機で買ってね
現金は使えませんよ!!とのこと
じゃ、このスタッフの存在意義は?
そして券売機に行ってみれば18:00の便まで満席とのことで・・・
無慈悲過ぎますね、Railink
券売機前にもRailinkスタッフが対応をしていましたが、12:55に乗れると思って券売機前には人だかりが出来ており、皆この画面を開いてから、えっ?どうすればいいのよ・・・と。窓口入り口に18:00まで満席です!!と張り紙を出すか、スタッフが案内すれば良いのにね・・・。これ、下手したら飛行機逃してしまいますよ。国内線なんて、そんなに余裕見て空港に向かわないでしょうから。
ま、Railink移行前から立ち席が出る程高い乗車率を誇っていたジョグジャ空港線ですので、こんなこともあろうかと、クッソ使い勝手の悪いRailinkアプリをダウンロードし、事前購入していたので事なきを得ました。いやぁこのアプリが本当にクセもので、素人が作った非公式アプリ並みの操作性、KAI Access見習えと言いたくなります。KAIグループで統一しろよと。アクティベーションするのに、5回メールアドレスと電話番号入れて、やっと承認されましたよ。で、今度はジョグジャ地区の駅名が2~3度スクロールしないと表示されないという・・・。ホント、使えないですよ。日本人の方なら、クレジット払いでしょうから、アプリではなく、スマホでRailinkのブラウザ開くか、KAI Accessからのリンクで飛んで(ブラウザ版に飛ばされます)、購入した方が絶対ラクです。私の場合、QR決済する都合上、アプリ版でないと対応していないので・・・。
アプリ版では券売機で本券に交換する必要なく、
このまま改札機にかざすだけ
KCIの非電化区間ジョグジャ~クトアルジョの本数が少ない為、
その代用として地元客の利用もかなりあります(2000ルピアしか変わりませんからね)
せっかくなので、お山の中で空港線の折り返しを撮影
ロゴはいつ、KAI Bandaraに張り替えられるのでしょう??
帰りは久しぶりのボロボックス急行
ま、Railink移行前から立ち席が出る程高い乗車率を誇っていたジョグジャ空港線ですので、こんなこともあろうかと、クッソ使い勝手の悪いRailinkアプリをダウンロードし、事前購入していたので事なきを得ました。いやぁこのアプリが本当にクセもので、素人が作った非公式アプリ並みの操作性、KAI Access見習えと言いたくなります。KAIグループで統一しろよと。アクティベーションするのに、5回メールアドレスと電話番号入れて、やっと承認されましたよ。で、今度はジョグジャ地区の駅名が2~3度スクロールしないと表示されないという・・・。ホント、使えないですよ。日本人の方なら、クレジット払いでしょうから、アプリではなく、スマホでRailinkのブラウザ開くか、KAI Accessからのリンクで飛んで(ブラウザ版に飛ばされます)、購入した方が絶対ラクです。私の場合、QR決済する都合上、アプリ版でないと対応していないので・・・。
アプリ版では券売機で本券に交換する必要なく、
このまま改札機にかざすだけ
なお、私は空港に行く用事は無く、単純にRailink移行後のオペレーションを見たかっただけですので、途中のワテスで下車。空港線開業以来、全く使われていなかった空港線専用改札が供用開始していました(ということは、開業時からRailink移管を見据えていたことになりますね)。
KCIの非電化区間ジョグジャ~クトアルジョの本数が少ない為、
その代用として地元客の利用もかなりあります(2000ルピアしか変わりませんからね)
せっかくなので、お山の中で空港線の折り返しを撮影
ロゴはいつ、KAI Bandaraに張り替えられるのでしょう??
帰りは久しぶりのボロボックス急行
そこそこ天気が良かったので、夕方まで撮影し、帰りの空港線は良い時間が無く、さらにジョグジャでKCIとの接続もよろしくない為、ちょっとお高いですが、昔ながらの急行列車にワテスから乗車し、ソロまで直通で戻りました。これは撮影地で列車待っている間にKAI Accessから購入。国内旅行に関しては、コロナ禍前の水準に戻った、というか反動でそれ以上という感じで、こちらも残席僅かでしたが、アプリのおかげでなんとかなりました。便利なものです。窓口行ってHabisと言われたら、どうしようもないですからね・・・。
とにかく、インドネシアの鉄道はKCI等の都市鉄道を除いて、事前のネット購入が基本。特に、ジョグジャ空港線で、空港に向かう際は、フライト時間に合った列車を、少なくとも前日までに予約されることをお勧めします。高速道路が開通するまで、鉄道以外のロクなアクセスがありませんので、今後も高い乗車率が見込まれます。予備のKRDIを入れて、早期に増発が為されれば良いのですが・・・。INKA、早く増備車を改修して納品しなさいよ!!
※Railink移管に伴い、この記事からカテゴリに空港線情報を追加しています。
とにかく、インドネシアの鉄道はKCI等の都市鉄道を除いて、事前のネット購入が基本。特に、ジョグジャ空港線で、空港に向かう際は、フライト時間に合った列車を、少なくとも前日までに予約されることをお勧めします。高速道路が開通するまで、鉄道以外のロクなアクセスがありませんので、今後も高い乗車率が見込まれます。予備のKRDIを入れて、早期に増発が為されれば良いのですが・・・。INKA、早く増備車を改修して納品しなさいよ!!
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コメント
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YIAの空港線に乗りました。
簡単な報告です。
早朝のAirAsiaでKUL→YIAと飛んで、ジョグジャ新空港から入国。
入国を終えて制限区域を出たのが朝の08:36。
取りあえずは駅に行き、乗車券の確保。
自動発券機での購入ですが、KAIバンダラのお兄さんが立っていて、操作を代行してくれました。
便の選択画面では、次の09:25発にも空席があったのですが、空港見物をしたかったので10:07発を選択。
電話番号入力画面では、インドネシアの携帯は持っていないと伝えると、お兄さんは自身の携帯の番号を入力しました。
支払い画面では、Link Ajaは持っていないし、クレカは日本で発行された物しか持っていないと伝えると、お兄さんは自身の携帯の画面から決済をし、私はカウンターでRp.2万を払いました。
結果、楽勝に購入できました。(^_^)
パクアン氏のブログではずっと満席が続いたとあったので心配していたのですが、選択画面に現れた便は全てに空席がありました。
たぶん、空港→市内方面は空いているのでしょう。
車両は例の緑色。
車両正面のロゴはKAIのまま。
先頭車両に乗車したのですが、乗車率は40%くらい。
ずっとボックス席を一人占めでした。
空港線は複線でビックリ。
定刻発車の定刻到着。
ジョグジャ駅では出口をウロウロと探しました。
乗り鉄インドネシアの最初の便は、快適でした。
詳細レポートありがとうございます。
無事乗車出来て良かったですね。現金支払い不可で、お兄さんに金を渡して
お兄さんのLink Ajaで決済と言うのがいかにもインドネシアですが、この臨機応変さ
を知っているWati様だからこそできた技でしょうね・・・。一般客なら券売機前で
右往左往して終わりでしょう・・・。
すでにYIA発着の国際便も復活しているのですね!!
> 現金支払い不可で、お兄さんに金を渡してお兄さんのLink Ajaで
> 決済と言うのがいかにもインドネシアですが、この臨機応変さを
> 知っているWati様だからこそできた技でしょうね・・・。
いやぁ、褒めてもらうのは気持ちがいいのですが、実際は私の技では無く、KAIバンダラがそうしていると思います。
確認はしていなのですが、お兄さんの持っていた携帯は個人の携帯ではなく、会社所有の携帯でしょう。
その理由は、お金をお兄さんに払ったのではなく、KAIバンダラのカウンターで払ったからです。
たぶん、買えない人が続出したので、その対応策としてやっていると思います。
一般の旅行者も、お兄さんに泣きつけば何とかしてくれると思いますよ。
だったら最初から、ロケットで現金で売れよ! とは思いますが。
ところで、YIAの空港線は何で複線なんでしょう?
南本線の分岐からそんなに長距離では無いので、信号所を1つか2つ作れば、少々の増発をしても単線で十分な気がします。
> すでにYIA発着の国際便も復活しているのですね!!
フライトはあり、航空券は買えたものの、
①YIAを外国人の入国に開放しているか?
②YIAでVoAを売っているか?
確実な情報が無いままでの見切り発車でした。
入国できず、追い返される可能性も考えての搭乗でした。
結果として、イミグレにいちゃもんを付けられる事も無く、スムーズな入国でした。
VoAはクレカで払えました。
ただ、税関がeカスタムとかになっており、そこを通過するのに時間を要しました。
ご存知の通り携帯での申告ですが、SIM無しの外人は使えない。
一応は税関のWi-Fiは飛んでいるのですが、遅すぎて使用に耐えない。
しびれを切らした税関担当者が、彼個人の携帯で申告してくれ、得られたQRコードを私のデジカメで撮影し、その画像を出口の係員がハンドスキャナで読み取るというトホホな形で通過しました。
何はともあれ、インドネシアトラップの数々ですね。特に最後の税関のオチが・・・(スカルノハッタも全く同じ状態です;;)
一般観光客がお兄さんに泣きつけるかどうかが肝でしょう!!
空港線が複線の件ですが、今の本数を見れば単線でも全く問題ないはずで、完全な過剰投資ですよね。世界的観光地ジョグジャ新空港が単線であってはならないと言う、感情論だと思います・・・。