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先週末のゲート前

特に大きな動き無く週末を迎えてしまいました。ツイッター版ではお知らせしました通り、マトラマン駅開業を見届けてから遠出をするつもりが、マトラマン駅の開業が大人の事情により1日遅れたため、週明けジャカルタに戻ってからのレポートとなってしまいました。お知らせが遅くなりまして、申し訳ございません。




Balaiyasa Manggaraiの6月全検入場編成は205系南武線ナハ10+ナハ13編成となっていますが、まだ外からは確認出来ません。今週末には出てくるでしょうか。デポック電車区にはメトロ6105Fが全検入場中です。ちなみに、05-102Fはトラブルが続いておりデポック電車区で修繕が続いています。

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ネタ無しなので、こんな角度から

前回、すっかりお知らせをするのを忘れていましたが、ダイヤ改正から数日を経て、フィーダー運用車のうち1本が日中、ブキットドゥリ電車区に入区せずに、BYMバックヤードに留置されています。このエリアは空港線車両基地設置にあたり電化されており、その設備が生かされたかたちです。ブキットドゥリ電車区への入出区の際はマンガライ駅下り方の単線区間を支障するため、少しでもブカシ線入線待ちを減らす努力がされているようです。

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BB306が荷物車を牽いて出てきました

ちなみに、先日9番線に入った際に気づいたのですが、空港線改札入り口と線路の間に業務用通路のようなものがあり、そこから出場列車を撮れるんですね。今更の発見です。

マンガライ駅構内の工事進捗は、日進月歩の勢いですが、特にお知らせするほどの大きな変化は無い為、今回は、マトラマン特集ということで、昨日、さっそく訪問してみました。マトラマン駅は言うまでもなく、ブカシ線マンガライ~ジャティネガラ間、その名の通りマトラマン通りとの交差地点に設置された新駅です。駅本体は1年近く前に完成しており、ずっと放置状態でした。5月28日のダイヤ改正で開業かと思いきや、ただでさえ混乱が予想されたマンガライ駅の線路切り替えですので、あえて時期をずらした格好となりました。開業日は6月17日。予定では16日の開業でしたが、後述する大人の事情により、1日の延期となりました。なお、6月7日にはスルポン線ポンドックランジ駅の新駅舎も供用を開始しており、こちらは1週間遅れの6月16日にブディカルヤ出席の式典開催、マトラマンは開業2日後の19日にブディカルヤ巡視とスケジュールが詰まっていました。


まずは、16日のポンドックランジ新改札巡視
高速道路を挟んだ先の新興開発地と繋がる通路が設けられ、
開発会社と国営企業グループのコラボラシということで、
エリックトヒルも出席


車椅子利用者を招いてバリアフリーをアピールするブディカルヤには
ブーイングの嵐。まずはメンテ切れで動かないエスカレーターとエレベーターに予算付けろよ!!
#ブディカルヤ謝罪しろ

それにしても、あまりにも酷い作りのマトラマン駅、これぞ運輸省クオリティと言った感じです。まずは、改札口から。

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運輸省マークがトホホの証!!
運輸省駅にしては珍しくReskaパーキングを併設


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マトラマン駅との交差部
この左側が駅入り口です

運輸省予算で建設された駅はその土地も運輸省管理になりますので、Reskaパーキングが設置出来ず、無料駐車場というか、乞食とヤクザのたまり場になってしまうのが常ですが、何故かマトラマンはReskaパーキングが。もともとある路線の改良なので、高架下はKAI所有という解釈なんでしょうか。不思議ですね。

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料金表
運輸省駅にあるKAIロゴはかなり珍しい

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きっぷ売り場の脇の改札は出口専用

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入場改札はこちら
それにしても安コンクリート高架橋の汚れが酷く新駅には見えません・・・
おおさか東線の方が綺麗ですよ、たぶん(雰囲気は似ている)。

で、最大の問題がこちら。I♡DJKAとか、客をバカにしてんのかと?自己満足もほどほどにしろよと、怒り爆発です。



まずは仕事してから看板つけろ運輸省!!ということで、現地鉄にもこのネタは通じた模様です。ツイッター画像で恐縮ですが、右上から、地平まで繋がっていないエスカレーター、左下、人も一人通れるかわからないエスカレーター脇の危険なホーム、そして、最後は極めつけ、有効長が足りずに、16日に慌てて延長した架設ホーム、です。車いすでも快適に利用できるとかなんとか、言っていますが、完全にヤラセということがわかりますねw()別に敷地が足りなかったとかではなく、完全に設計ミスなんだから笑わせます。

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改札内の様子
向こうの階段裏がエスカレーター
私は手前の階段から撮っています

他の運輸省駅のデフォルトは、階段、エスカレーター1つずつですが、何故かマトラマンは階段×2とエスカレーター。さほどの利用も無いのに、どうして??階段1つにすれば、エスカレーター、地面まで繋がったのにね。

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問題の長さが足りなかったホーム

で、こちらが開業が1日延期した要因・・・。1年も放置しておいて、その間に気づかなかったという完全なるブディカルヤ仕事。前日の試運転で、12連のケツがはみ出ましたというKCIからの報告で発覚と言うね。運輸省職員が全く働いていないというのが、本当によくわかりますね。ちなみに、これはジャティネガラ側の先端部分で見ることが出来ます。信号機は既にジャティネガラの場内信号です。すぐ先が環状線との合流部で急カーブしていますので、撮影向きではありません。

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マンガライ側先端部
こちらは作業員が停止位置目標を今更書いていました

反対側の先端はこんな感じ。こちらは延長は為されていませんが、12連では本当にカツカツな感じで余裕がありません。もっとも、こちら側もすぐ先にマンガライの場内信号があり、ほとんどスピードを出さない区間なので、問題無いと言えば問題ないのですが。どうせ、信号待ちで止まるのでホームを作ってしまったという方が正しいかもしれませんね(笑)

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スディルマンの高層ビル群をバックに特急列車が通過

上の画像で、上り電車が停止信号で止まっていますが、これは上記の特急列車をやり過ごすためでした。マンガライ駅線路切り替え後、中央線方面との平面交差はマンガライのジャティネガラ寄りに移っていますので、マトラマンでバカ停することが非常に増えています。

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特急通過後、ようやく発車
この先に亘り線があり、下り線に転線した後、さらに単線の環状線に入るので、
そりゃ信号待ちが長くなります・・・

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ホーム中ほど
先端部分に比べれば幅に余裕がありますが、どうして階段・エスカレーターを
ジャティネガラ側の先端に寄せたのかが問題・・・

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TJマトラマン停留所は引き続き工事中
改良後は歩道橋で繋がるはずですが、どんな形になるのか

現在は、このようにTJマトラマン停留所は改良工事の為、休止されたままですが、将来的にここが接続されると、スネン、ジュアンダ、アンチョル方面のショートカットとなり、便利になります。ただ、これが無い限りは、ポンドックジャティの撮影地か、駅前のKATO代理店に行く鉄ヲタくらいしか利用者はいないでしょう(爆) 開業したばかりというのもあるでしょうが、それくらい閑散としていました。テレビ局は利用者の声を拾いたいみたいで、すかさずインタビューを仕掛けていましたが、初日なんてみんな鉄ヲタで、全くコミュニケーションがかみ合っていないと言うw 私が行った日もMetoro TVだかがまだいました。ブディカルヤ謝罪しろ!と言っておけば良かったかな??ともかく、TJが停留所が復活するまでは、信号待ちでドアを開けるだけのトホホ駅ということで。何もこのタイミングで開業させる必要あったのか?というのが、正直な感想でした。

6月17日からの公式時刻表
【PDF版】
【エクセル版】

マトラマン駅対応、環状線フィーダー反映済
ダウンロードしてご活用ください

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