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スマトラ罐を彷彿させるカラーリングで登場した新型検測車
撮影:Rudy様

KAIが発注していたPlasser & Theurer製新型検測車両がオーストリアから発送され、6月29日、タンジュンプリオク港自動車ターミナルに到着しました。型番はPlasser & Theurer EM120-7190。通関作業は迅速に完了し、6月29日夜にタンジュンプリオクを出発し、陸送にてチルボンプルジャカン駅構内にある保線車両センター、Balaiyasa Mekanikに搬入されています。特認を取ったのか、昼夜ぶっ通しでの陸送となり、7月1日未明には既にチルボンプルジャカンに到着していました。




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今回の輸送はドイグロでない!!
シッピング関係の国営企業なんてあるんですね、底なし沼だな・・・
撮影:Rudy様

なお、KAIは保線機材として近年、多数の新型マルタイをPlasser & Theurerから調達しています。これまでも、保線機材は全てタンジュンプリオクからチルボンプルジャカンまで陸送されています(このところドイグロが頑張っていました)が、機材ということで本ブログの管轄外としてきました。もっとも検測車とは言え、本来は機材扱いですので、管轄外でも良いのですが、当地では保安装置が無い為、検測車は通常の車両扱いで、運転報に基づき運転されています。これまでも、当ブログでお知らせしている通り、一部の人が走る棺桶などとはやしたてる、アレですね↓↓


そんなわけで、今回の新型検測車をパスするわけにはいかない、と言いますか、車体がより大型になり、鉄道車両然としており、なかなか格好いいじゃないですか!!従来の検測車では、線路状態しか検査出来ませんでしたが、新型では架線の検査も可能になってます。従来の検測車は、いかにもマニュアルという感じで、検測用車輪をゴロゴロ言わせながら走っているのが、これまた可笑しかったのですが、新型の方は、見るからに多数の光学的な検測機材が設置されており、当然、より検測精度が高くなることが予想されます。今後の活躍に期待です。

ちょうど昨日まで私は田舎にいましたので、チルボンの町まで下りていくことは可能だったのですが、この架線測定機能の試験の為、近くジャカルタに凱旋するという噂なので今回現地取材はパス。後日、改めて観察してみようと思います。

ちなみに、架線検測と言えば、こんな使い物にならないポンコツがいましたね↓↓


運輸省発注&保有のINKA製検測車で、ドイツ製の架線検測機材を載せている「Galunggung」ですが、一応、チピナン機関区常駐ということで、いつでもジャボタベック管内の電化区間の検測が可能ですが、運行実績はこの2017年3月の試運転以降、ほぼありません。走行機能維持のための試運転は稀にありますが、検測機構は使っていません・・・。このほか、運輸省はいくつかの同型検測車両を保有していますが、いずれも使用実績がありません。

ロクな測定結果も出ないポンコツに使用料を払ってまで使うのはバカバカしいと、KAIは自前で検測車を保有しており、この度、高性能な新型検測車の導入に至ったわけです。先日のインドネシア鉄道事情講演会では、ずばりこの保線における運輸省とKAIの関係に質問が出ましたが、この通り非常に複雑なものなのです。簡単に言えば、運輸省が何も仕事をしないので、KAIがやらざるを得ないという感じですね。もっとも、従来ならKAIが運輸省に線路使用料を払って、さらに保線までやらされるという二重払いになっていましたが、保線費用として運輸省から補助金(IMO)が付くようになったので、まあ、良いのですが。だったら、運輸省は潔く、手を引けよと思うのですが、自分らの都合の良いよいに設計してINKAに発注すれば、まあ、懐に色々入って来るのでしょう。運輸省がドイツメーカーの機材載せるに拘るのは、完全に賄賂でしょうし;;

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