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もぬけの殻・・・
中央のメトロ中間車は引き続き6121Fでしょう

2週間にも及ぶ今年のレバラン休みが明けましたが、こんなに長い休みの後では、まあ五月病ですよね(笑)大した動きが無い1週間でした。噂によると、今月の全検(P48)入場は205系武蔵野線M32編成とメトロ7000系7123Fらしいのですが、M32は運用開始が2019年5月で、ぴったりのタイミングなものの、7123Fって2020年2月の全検(P48)出場ですよね。タイミング的には要検(P24)なのですが、本来は今頃到着していたであろう新規導入車によって廃車又は使い倒し廃車になっていたわけで、チョッパ車を巡る検査入場順序は完全にパターンから外れてしまっていることがわかります・・・。




さて、マンレポVol.310でお知らせした通り、2階コンコースから地平のブカシ線・環状線ホーム、6・7番、8番線へ降りる追設階段が供用を開始していますが、この供用開始以降、ブカシ線への乗り換え動線が変更となっています。従来、ブカシ線8番線へ降りる階段は旧Railinkの階段で、エスカレーターは2本とも上り運転専用で、ブカシ線に乗車する客は、旧Railinkへ繋がる自動ドア跡から8番線へ下りることになっていました。しかし、圧倒的多数の環状線~ボゴール線乗り換えの降車客を優先するために、この階段とエスカレーターが原則降車客専用となり、ブカシ線利用者はこの追設階段が8番線に下りる唯一の動線となっています。従来のルートで乗り換えようとするとセキリュティに制止させられてしまいまうので、ご注意ください。

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かつてブカシ線乗車客専用だったこの入り口ですが、
今後は出口専用となり、ここからの入場は出来ません

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馬鹿の壁を破壊して出来た従来の出口は原則締め切りに
日中時間帯で、電車の到着が無いときに限ってブカシ線乗車客の
入場が許されている感じです

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数名ここから入ろうとして制止されていました

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今後のブカシ線乗り場入り口はこちらです
なお乗車専用ではなく、降車客の利用も可

特に大きな話題がないので、今回はこちらの件を。

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画像はイメージです

全国ダイヤ改正が6月1日に実施されることが決定しました。さらに、コロナ明け初のダイヤ改正ということで、数年ぶりにPDF媒体での公式時刻表が公開されています。2018年頃まではKAI公式ページでも案内がありましたが、その後、この手の時刻表は公開されなくなり、さらに、コロナ禍に入ると、社会情勢を見て非常に流動的な運行体制となってしまったため、紙ベースでの時刻表は完全に消えてしまいました。コロナ禍の中、2021年2月に最高速度120㎞/hへの引き上げを伴う大規模ダイヤ改正(2019年12月ダイヤ改正から見れば大幅減量ダイヤ)が実施されていますが、事実上、毎日運転の臨時列車という性格が強く、特急と一部の上位急行以外は、状況に応じて運休という状態でした。


それが、今回、このように全国の優等ダイヤが俯瞰できるようになったと言うのは、完全なるコロナとの決別を意味するわけで、目出度いことと言えるでしょう。とは言え、インドネシアですので、これですら、1ヵ月、2か月もすれば修正が入り始め、追加停車(または通過)、利用の少ない列車はいつの間にか廃止なんてこともザラにありますので、この時刻表が絶対的なものになることはあり得ません。日式時刻表に編集し直そうなんて欲を出すと、完成する頃には全く使い物にならなくなっていますので、ご注意ください。列車時刻はネットの予約画面から最新のものをご確認ください。

注目点はジャカルタ~スマラン・ジョグジャ・ソロ・スラバヤの主要都市間で増発が図られていることでしょう。従来1往復運転だったSembrani、BIMAが2往復運転(BIMAの増発分はArgo Semeru)になり、ジャカルタ(ガンビル)~ソロ間では新規で2往復、Manahanが新設されています。Argo Muria、Argo Sindoroは合わせて2往復運転だったのが3往復となり、さらに同区間でArgo Merbabu1往復(臨時扱い)が新設されています。Argo Semeruもそうですが、従来の列車名のまま増発すれば良いじゃないかと思うのですが、列車名ばかり増やす拘りはなんなのでしょうか。従来、定期2往復、臨時1往復だったSancakaは定期3往復、臨時1往復に増強されていますが、こちらは臨時列車もSancakaを名乗っており、不思議ですね。ソロ~スマラン間の短距離都市間急行は、その移動需要とは裏腹に本数が極めてすくないのですが、臨時列車扱いながらBanyubiru2往復が設定。既存のJogrosemarkertoと合わせて本数が増強されています。が、以前も設定されては運転休止を繰り返している同区間の急行ですので、今度こそ定着することを願いたいものです。

その他、注目の新設列車としては北本線経由でガンビルとジュンブルを結ぶPandalungan(但し臨時列車扱い)でしょうか。おそらく、今後の最長距離列車となり、所要時間も約15時間と、かつてのMutiara Selatanには及ばないもののかなりの横綱級。一方で、ジャカルタ~バンドン間は10往復と2021年ダイヤから据え置きで、2019年から比べると半減したまま。今後の高速鉄道開業で、このままフェードアウトしていく運命でしょう。また、ジャカルタ~バンドン~バンジャルを結ぶジャカルタ発、バンドン以東の山線直通唯一の特急列車Pangandaranはコロナ運休のまま復活せず、時刻表落ちしています。また、ガルット線優等列車はジャカルタ(スネン)発着のCikuray1往復のまま増えずに、ガンビル発の特急の設定は見送られています(2021年2月ダイヤではスジだけは残されていたので、これも時刻表落ちか・・・)。また、2021年2月改正で一気に運行区間の伸びたMutiara Timurは、結局スラバヤ~ジョグジャ間の延長運転が中止され、元のクタパン(バニュワンギ)~スラバヤ間に短縮されています(但し1往復から2往復に増強)。一方でコロナ禍の中、臨時列車として運行を開始したTegal Bahari、Airlangga、Dharmawangsa、Kertanegara、Baturaden Ekspresは定期列車に格上げされました。

また、コロナダイヤ中に暫定的に新型ステンレス客車を充当していた急行は、新型客車充当がデフォルトとなり、大幅なスピードアップが図られます。個人的に注目しているのが、ジョグジャ詣の鉄板となりつつあるMatramです。1時間以上ものスピードアップをすることから、ジャカルタ発が1時間繰り下がり、慌てて怪社を出ずとも十分に間に合う時間設定となり、さらに従来通過していたワテスが停車となっており(下車客が少なく、再び通過にならなければ良いですが・・・)、到着後、秒で鉄活動出来る最強列車となりました。
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6月1日改正でスピードアップする列車

各列車の詳細は、上記リンクから時刻表をダウンロードしてご確認ください。

こうなると、KCIにも若干のダイヤ修正が入るものと思われます。こちらも情報入り次第、お知らせいたします。

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