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フアランポーンで発車待ち中のバンスー行きシャトル(快速便)
後ろのオレンジのが各停便

昨日は東洋経済オンライン記事の方、多くの皆様にお読みいただいたようで、ありがとうございました。インドネシアの記事でもPVランキング上位を狙いたいものですが、インドネシアを題材にすると全然ダメなんですよねぇ。インドネシアの日本での知名度が・・・。そんなわけで、熟成したままになっていたこちらのネタを。フアランポーン発着の長距離列車亡き後(一部除く)の救済処置として運行されている列車代行バス、3月訪問時に利用してきましたので、紹介します。





昨日の記事はこちらから

シャトルバスについての詳細は、SRT公式SNS等に詳細が出ていますので、ALLタイ語とは言えど、図や時刻表でなんとなく理解出来るとは思いますので、最新の情報はそちらでご確認いただければと思いますが、一応、ちゃんと走っていますよということで、記録に残しておきます。特にこのバス、とにかく空いていて、渋滞にはまらなければ速い、しかも無料ということで、大混雑&ぐるっと迂回するMRTより断然便利!!是非、ご利用いただければと思います。利用者がいなければ、そのうち廃止になることも無きにしもあらず・・・ですので(詳細後述)。

まずは、フアランポーン側から。フアランポーン駅脇の車寄せからシャトルバスは発着しているので、すぐにわかるかと思います。MRTからの連絡通路あがってすぐのあそこです。

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この写真で皆さん、すぐにわかるでしょう

ただ、一番手前のレーンはタクシーやトゥクトゥク専用になっているので、横断歩道渡った先の島がシャトルバス乗り場です。とにかく、この時刻表の幟が目印です。

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快速便(高速道路経由ノンストップ)時刻表
青バス(冷房車)は快速便と覚えましょう

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各停便(一般道経由)時刻表
赤バス(非冷房)又はオレンジバス(冷房車)が充当されます

朝は概ね15分~30分毎、日中は30分~1時間毎と、さっそく、設定当初に比べると減便されているような気がしてならないのですが(設定当初って日中でも30分に1本あったような)、問題なのはこれもタイ語表記しかないこと・・・。ただ、フアランポーン発もバンスー発もほぼ同時刻に出ているようなので、Tidak apa apaといったところなのでしょうか。なお、高速道路経由のノンストップ便と各停便は車種が完全に分けられているので、乗り間違えの心配はなさそうです。特にノンストップ便の青バスはLEDの行き先表示機で、タイ語、英語の交互表示、前面には列車マークも付いているので、わかりやすいです。とかいっておきながら、LEDが壊れていて無表示の車両も平気で投入されていましたが・・・。トラップはどこの国にもありますよね・・・。

私が乗ろうとしたのは朝5:45のノンストップ便。しかし、車寄せに止まっているのはオレンジバスのみ。こんな朝から渋滞するはずもなく、だいたい、他の時間に観察していた限りでは、発車時間前にはオレンジと青がいつも縦列で待機していたので、発車時間間際になっても来ないと言うのは、どう考えてもおかしい・・・ということで、やむなく停車している各停便のオレンジバスに乗車。運転士に聞いても、ノンストップ便の青いのはこの後ろに来ると言うだけで、45分発が本当にあるかどうかなんていう保証はないですので。乗客3名で、こちらは定時発車。別にこれを見送ってノンストップを待つ人もいなかったので、客がいなくていつのまにか廃止されたのかもしれませんね。なお、運賃回収が無いわけですが、バンコク名物?のおばちゃん車掌も乗っています。

各停便は一般道経由で、SRTの線路にほぼ沿って進みますが、フアランポーン付近が一方通行で、結構迂回するので、ここで時間を食います。ただ、こんな時間に途中から乗って来る人はおらず、というか、途中区間では乗車専用ですから、案内があるわけでもなく、どこに途中のバス停があるの?という感じ。各停便とはいえ、ノンストップでバンスーに到着。朝で渋滞なく、特に長い信号待ちが無いという前提で所要時間は30分弱。この辺の道路、そんなに渋滞する印象はないですが(去年、日中に車でシャトルバスロケハンしたときもそれくらいの時間でした)、少し余裕を見て早めのバスに乗車した方が良さそうですね。

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バンスー着
青バス以外は、サボもタイ語しかないので慣れていないと心配になりますね

なお、バンスーで到着するバス停は降車専用で、フアランポーン行きはここから乗れないので注意しましょう。降車は東口と言えば良いのでしょうか、バンスー客車区がある方側で、乗車用のバス停は真反対の西口、在来線バンスー駅側です。

というわけで、バンスー⇒フアランポーンを。

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これがシャトルバス乗り場を示す案内看板

とにかく広大なバンスー駅で、初めて利用する人は必ず迷うと思いますが、とにかく、フアランポーン行きのバス乗り場は、在来線バンスー駅が奥に見える方の出口ということです。そうすると、上記画像にあるようなシャトルバス案内用の幟が見つかるはずです。あとは、矢印の方向に進めば問題ありません。

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バス車内から見た乗り場

日付変わって、バンスーに長距離列車で到着しまして、バス乗り場に歩いていくと、ちょうどバスは発車しそうな雰囲気。しかも、青バス!!これは乗らない手はないと、そそくさと乗り込んでしまい、乗り場周辺の写真を撮れずに恐縮なのですが、なんとなく雰囲気が伝わればと思います。ちなみに、同時発車するはずの各停便は並んで止まっておらず、これまた謎。やっぱ、減便されている??(快速と各停でほぼ発車時刻被ってますし・・・)

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ちょうど列車が着いたところとは言え、乗客はこれだけ

で、発車すると、おばちゃん車掌が一声、列車のチケットを持って手を上げてください、と。言われてみれば、無料シャトルなので、列車利用者限定のサービスですよね。行きのバスではノーチェックでしたが;; とはいえ、一人一人のチケットをおばちゃんが見るわけでも無かったので、昨日、一昨日のチケットを持って手を上げてもわからないでしょう。もっとも、几帳面な車掌なら、いちいちチケットを確認するでしょうから、こればかりは何とも言えません。ま、とにかく、あくまでもSRTの列車代行であり、MRT代用には使えないということです。あとは、自己責任の範囲でご利用ください・・・。

快速便は、すぐに高速道路に入り、またその出口もフアランポーン駅の直近のところにありますので、とにかく順調(高速道路が渋滞したらどうしようもないですが)に走り、20分ちょっとで到着。いやいや、これは便利すぎますよ。是非とも継続してもらいたいサービスです。バンスー発着のSRTチケットを握りしめて、どんどん利用しましょう。乗って残そうシャトルバス!!

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