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再び5000系がこの位置で複線ドリフト
撮影:Farouq Adhari様

バックデート記事で大変恐縮です。既報のとおり10月3日7:40頃、Bogor発Angke行き1507列車がManggarai発車後最後尾車両後方台車が中央線下り線にはみ出る形で複線ドリフト状態となり、それに引っ張られる形で前後ともに台車が脱線し、停車しました。この地点では過去に何度か同様の事故が発生しており、直近では2016年4月7日に全く同じ場所、全く同じ事象により、くしくも5809Fの5009号車が脱線しています。その5809Fの脱線事故は以下のリンクからどうぞ→http://krl.ldblog.jp/archives/194676.htmlこちらに図がありますので、今回は書きませんよ。(※ただし、図中のこの間200mというのは今考えるとそんなにないような・・・50mくらいですかね・・・) 画像はいつもお世話になっておりますFarouq Adhari様から頂きました。ありがとうございます。
今回、更新が遅れたのには当方が忙殺されていた、というのもありますが、その他に一点検証しなければならない部分がありましたので。図は描きませんが、車内から見た構内配線を上げておきます。というのも、前にも上げたとおり、Manggarai駅高架化に伴う配線変更が中央線・環状線分岐部付近で実施されており、その完成した後をまだよく観察していなかったためです。しかも、その配線変更に伴う新設ポイントが脱線の原因だとする摩訶不思議なコメントも出ており、とりあえず確認がてら。

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環状線からのBogor線下り車内より
従来どおりですね

MRI01
同じく

MRI03
5番線発の中央線上りより、複線ドリフト地点を臨む

と、いうわけで新しいポイントは泣き別れが発生するまでに存在しておらず、全く原因として的を射ていません。もっとも泣き別れた地点は上に示した本来のBogor線下りと環状線THB方面がクロスするダブルスリップ上なのか、5番を出発した直後の、直進の環状線THB方面と中央線上り方面を振り分ける分岐部なのかは定かではありませんが、距離や構造を考えてもダブルスリップ上で泣き別れたのでは、と思います。
MRI04
新設されたシーサスポイントはこちら
これに加え、中央線下りと環状線THB方面の間に渡りも新設されています

この配線変更は9月29日に完了し、翌30日より使用可能な状態になっていますが、今のところ使用が開始されている形跡はありません。なお、これに伴いManggrai~Jatinegara間でも京三信号製の信号システムに切り替わっており、残る区間はCipinang信号所構内のみとなりました。が、30日の初っ端からManggrai駅構内信号トラブルを起こしたというのはここだけの話(笑) このシーサスが供用開始された場合、中央線からのBogor線下り列車は、ここで環状線側に転線して6番に入るようになるのでしょうか。となると、泣き別れの元凶とも言えるあのダブルスリップを殺してもよいことになるのではないでしょうか。

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新設されたシーサス上で停車した5817
撮影:Farouq Adhari

まあ、要するにこの場所でちょうど停車し、脱線していることから、このポイントに問題があるなんて言う輩が出てくるのでしょうけど、じゃあ後方台車がどうやって中央線下りに飛び出たのか説明してみろよ。全く余計な仕事をさせてくれました。

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側面より。後方台車は軽微な脱線です。

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後方台車をそのまま中央線側に残し、前方台車をジャッキアップし、スライドさせます

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あと少しです

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進路が開通したため、残り7両を先に自走でBukitDuri電車区に収容。

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最後に5017もDjokoTingkir牽引でBukitDuriへ
上記6点いずれもFarouq Adhari様撮影

復旧作業終了までの間、Bekasi線の一部列車はPasarSenen経由に振り替えた(Bogor線下りにも2本だけPSE~JNG~MRI周りというのがあったらしい・・・)他、大半の列車はManggrai等での折り返し運転となり、大幅にダイヤが乱れました。長距離列車はGambir~Manggarai間単線運転で凌いだ他、Kota~KPB~THB~MRIというルートを通った列車も出現したようです。

1回起きると立て続けに起きる脱線事故。2度あることは3度あるのでしょうか??

以上