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またも脱線
Foto:Mas Akashiro

10月30日11時9分頃、Bogor発環状線経由Jatinegara行き1748列車がJatinegara入線直前、205系ハエ7編成3号車、前から6両目、サハ204‐38の両台車が、ダブルスリップ上で脱線しました(ハエ7編成は10月23日以降、車輪削正のためMM'256を欠車し、暫定8連化されています)。多発する脱線事故ですが、2度あることは3度ある、が現実のものになってしまいました。画像はいつもお世話になっておりますAkashiro様、E103系様より頂きました。ありがとうございます。
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配線を確かめるため、ネットから拝借
赤丸地点のダブルスリップ上での脱線です

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同上。ダブルスリップ拡大

環状線からのJatinegara行きで、5番線入線ということで、上記ダブルスリップ上を斜めに直進するはずでしたが、何らかの理由により、サハ204‐38の前方台車が脱線。それに引きずられる形で後方台車も脱線し、停車しました。もともと制限速度10㎞/h程度の低速運転区間ですので、脱線後すぐに停車し、惨事は免れましたが、正直、またかよ・・・といったところです。オランダ時代から?の古レールの交換は待ったなし、です。

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サハ204‐38前方台車

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サハ204‐38後方台車

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サハ204‐38,サハ204‐39の連結面
上記画像3点はAkashiro様から頂きました。

その後、E103系様に怪社を抜け出してもらい、事故後の見分してもらいました。

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1両目~6両目は先に5番線に移動

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最後尾8両目は人力で?3番線に移動

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事故当該車、サハ204‐38は発生後3時間しても復旧されず

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脱線していないはずのサハ204‐39も連結された状態

公式ツイッターによると、事故後3時間前後で復旧見込みとのガセ情を垂れ流していましたが、作業は難航した模様。どうも、サハ204‐38,サハ204‐38間の連結器がいかれてしまったようで、ここの切り離しに時間を要していたようです。とりあえず、クハ204‐95だけを3番線に移動したことにより、14時過ぎからPasarSenen発の長距離列車のみ運転を再開したようですが、14時までのSenen発及びSenen着の列車はManggarai,TanahAbang経由での運転となり、環状線はAngke,KampungBandan,PasarSenenでの折り返し運転となった他、Manggarai入線待ち渋滞により、夜までダイヤが大幅に乱れ、乗客の不満がSNS上を埋める状態でした。乗客もいい加減、またかよ・・・とボヤいていることでしょう。結局、事故編成が現場から移動し、BukitDuri電車区に収容されたのは20時過ぎ。ようやく、CommuterのPasaeSenen~Jatinegara間の運転が再開されました。事故損傷は少なかったわけですが、復旧までに要した時間は、これまでで最長クラスです。

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ダブルスリップ前に確認された脱線痕
上記画像5点はE103系様撮影

気になるのは脱線の原因ですが、毎度のJatinegara急カーブを抜けた先、かつダブルスリップ上ということで、起こるべくして起きた脱線ですが、上の画像の通り、ダブルスリップ手前から脱線痕があり、単純にポイント上での脱線というわけではなさそうな感じで、原因の究明が待たれます。9月14日のJakartaKotaの脱線でも、ポイント手前ですでに脱線していたという見方が強く、車輪摩耗との関連も指摘されています。といのも、9月のH9編成、今回のハエ7も事故前に長らくSerpong線運用に入っていたという共通点があるのです。現場の話によると、Serpong線内でのフランジ摩耗が極端に発生するととのことで、レールの老朽化もさることながら、フランジ厚の不足も、脱線に絡んでいるのではないかと言われる根拠になっているようです。確かにSerpong線はカーブの連続で、特にCilejit駅前後の急カーブ半径は、果たして日本車が通過できる半径なのかも、正直疑問なところであるわけで・・・。

まあ3度続けて発生すれば、さすがに次はないかなと、楽観視したいところです・・・。