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これにて予定10本が出そろいました
しかし相変わらずのMendungな天気・・・

スカルノハッタ空港連絡線向け、ARS系(仮称)Ts10がMadiun~Manggarai間で甲種輸送されました。8月13日~14日の第一編成出場以来、毎月2本~3本というハイペースで落成が進んだ空港線車両ですが、11月25日!!と頑として言い張っている開業日までの無事10本が出そろいました(試運転等々考えたら、第10編成の25日営業開始なんて無理ですが、10本揃ったことに意義があるのです!!どうせ25日営業開始なんて無理だし;;)。

もう、あまりにも日常的になりすぎてしまい、第4編成以降の撮影はすっかりサボっていましたが、せっかく土日の配給になりましたし、最後の10本目なので気合を入れて(?)しっかりと記録してきました。ただ、この時期のジャカルタですので、午後の一番暑い時間を過ぎた15~16時台は、かなりの確率で土砂降りスコールの可能性が!!通過時刻がわかっていれば、まだいいですが、時間の読めない甲種輸送で、雨の中立ち続けるのは嫌です・・・。ただ、施行日により、運転報通りの遅スジのときもあれば、設定速度を無視した早スジになる日もあるというのは前にも書いた通りで、仮に早スジならば、ジャカルタ着が昼前後ですので、スコールは回避できるわけで。さて、どうしたものかと考えあぐねた結果、初日の見たまま情で、早スジならばジャカルタで撮影、遅スジならばチカンペックにお出迎えに行くという戦法に。で、前日報告によると、SemaranTawangを定刻通り(つまり遅スジ)に出たとの連絡があり、早起きチカンペックに決定。仮に、スマランから先、速度が上がってもさすがにチカンペック8時を上回ることはあるまい、と我が家を5時に出発し、近くのターミナルからバスに乗車。おそらく、先回り出来ているはずで、駅手前の田んぼで一発、停車中に巻き返し、もう1発という、前にチレボンでやったようなプラン。で、予定通り8時過ぎに高速チカンペック出口に到着し、アンコタで線路方面に向かい、念のために踏切警手に列番を伝え、今どこにいるか聞いてみたところ・・・、今さっき通過したよとの返答・・・。おい、マジですか。こりゃ、何のために5時に出たんだか。もう、がむしゃらに駅まで突っ走るしかない。傍から見れば、完全にクレイジージャップですわ。で、確かに駅にブルーシートトレインが停車中ですよ。北本線入ってから、速度上げやがって!!いや、逆に言えば計算通り、8時に到着したってことになるのですが、まさかそんなことになるとは・・・。

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とりあえず、駅の改札から証拠写真

とにかく先回りせねばならないわけで、駅前のオジェックのオヤジに、線路際の道を突っ走ってくれと頼みこみ(すごい形相でこっちが、駅に向かって走ってきたので、ビビっていたらしい;;)、適当な勝手踏切のところまでぶっ飛ばしてもらいました。この区間、土手のようになっていて、住居や草むらで線路が見えず、気が気じゃなかった(だいたいさっき、駅でチャイムなってたし)のですが、なんとか先回りに成功。

だがしかし、今度は待てど暮らせど来ないではないか!!さっきのチャイムは別の列車のだったのでしょうけど、その後もチャイムは聞こえて来るも、全部通過列車!!貨物も入れて、もう10本弱ここで通過待ちだったんじゃないですかね。もう、バテたのと、戦意喪失で全く数えていないし、撮ってもいないしで・・・。こんなに停車時間あるなら、もっといい撮影地があったでしょうに。

で、しばしすると線路伝いに明らかに怪しい風貌の3人組が接近して来ると、やはり現地ヲタ。しかし、奴らも考えていること同じなのかよ。

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現れたヲタ3人組

で、待つこと2時間。現地ヲタ曰く、この後スジ開くから、そろそろ来るんじゃねぇのか?ということになり、スタンバイ。が、そんなときに限って手前に30両モノの貨物列車が場内抑止で停車!!しかも、全然開通する気配がない。もう気が気じゃないですね。おいヲタ、悠長にアニソンだかなんだかようわからんもの聴いている場合ではないぞ!ここまで来て、そんなもん聴きたくもない。さっさと消して、お祈りだ!!

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いやぁ、間一髪のところでした(汗)

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特に仕様変更はないのですかね

最後の編成ですので、カバーにINKAロゴとか、祝!空港線車両全車落成!!とか出ないのかなぁと期待していましたが、これまで通りのブルーシート。曲がりなりにも、自称100%国産車両なのですから、もっとねぇアピールしても良いような気もしますが。ちなみに、ステンレスのボディは中国からの輸入であることが判明しました。やはり、INKAではステンレスボディは扱えません。

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後追い。緩急車としてKMP3,K3,K3を最後部に連結。

それにしてもなんだ。後方からまたも貨物接近とは・・・。本当に危ないところでした。アッラーのお力は偉大だったということで。

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現地ヲタに見送られて

とりあえず、最後の10本目が撮れて、ヤレヤレでした。わざわざチカンペックまで来て空振りでは、余りにも恥ずかしいですので。

で、次にやらないとならないのは、空港入線試験ですね。さあ、果たしていつになるか。線路は未だにBatuCeperと空港の間に、一部未接続の区間があるようで、本来ならばまだ入線出来ないはずなのですが、もう気が立っているKAIもBatuCeper側だけで入線試験をやっているようで、13日にWijayaKhusumaを利用した幹部視察が、また19日には道床ならしのため、CC204の入線が実施されたようです。

Wikus BatuCeper
WijayaKusumaによる幹部巡察 Foto:Mas Sendy Prasetya
https://www.youtube.com/sendyprasetya
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               (動画を再生する必要はありませんXD)

写真を見る限りでは、架線の設置も急ピッチで進んでいるようですね。背景の暗雲が何とも言えないですが。

17日付けの最新の報道によると、運輸省担当官の公式ガセ情として、空港線工事進捗率94%としています。数か月前までまだ6割とか言っていたくせに、すごい進捗率だな・・・と半信半疑で記事を読み進めていくと、この進捗率はBatuCeper~空港間のことのようで、信号通信関係、架線が一部まだ完成していないとのこと。で、駅の方はもう諦めているようで、Manggarai駅45%(これですらどう考えてもガセ)で、今年中の営業開始はなし(そりゃそうだ!!)、SudirmanBaru96%(サバ読んでいるが、これは確かに近い数値ではある)、Duri84%(ガセ!!)、BatuCeper63%(まあ、そんなところか)で、ソフトオープン中は空港~SudirmanBaru間ノンストップ、Manggraiは折り返しの為回送で入線という流れでほぼ確定でしょう。で、25日に試運転を行う(前回と比べ旅客営業も行うとの文面が消えましたね)という方針はそそまま。客を乗せなくても、とりあえずこの日に1本でも動けば、担当官の首は飛ばないというそれだけなのですが、自らの保身のためにガセ情バラまくのはどうなのよ。全ては25日にわかることですわ。24日にBatuCeper~空港間の線路歩きでもしてこようかしら。作業員が運輸省担当官にケツたたかれながら、作業しているような気がします。

おまけ

せっかくCikampekで下車、というか駅前まで来ましたので、こちらの画像を。罐には正直興味ないので、いつも列車から眺めるだけで、ふーんと思っていましたが、公道側にKAI保有の貸テナント物件を建設しており、今後撮れなくなりそうなので。

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こんな感じて、手前に店を作り、隠蔽する気のようです

先ほどのオジェックのオヤジが親切にもずっと待っていてくれたので、そのまま高速入り口まで乗せて行くことにしたのですが、曰く、俺がいれば大丈夫だから柵の隙間から中に入れと言われ、お言葉に甘えて、柵を押し倒し隙間から中へ。

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TanahAnangやManggraiの奥に眠っていた古典罐

Cikaumのように積み重ねているわけでもないのだから、ちょっとした博物館にでもしてくれればなぁ、と思うのですが、最近のKAIは合理主義一辺倒ですので、無理なんでしょうね。ヘリテージ部門の発言力もなくなっているようですし。しかしねぇ、ほんの数年前まで、Serpong線の主だったBB304がこんな状態になってしまうとは・・・。時の流れは速いです。

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以前のBalaiyasaManggaraiの入れ換え機BB300

BB300はインドネシアではあまり見かけないセミセンターキャブで好きだったのですが・・・。塗装変更までして、しばらく生き延びるかと思いきや、CC206の増備に伴う転配で、あっさり廃車されました。

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C300、現役の姿は見たことない

オヤジが言うには、マドゥーラ人の鉄くず商人がちょいと前に来て、廃車体の売却を打診したのだが、KAIに断られたとのこと。国有資産ですので、仮に解体技術があっても、鉄くずにすることは無理なようです。この辺の事情は、東南アジア諸国どこも似たりよったりなんじゃないでしょうか。

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ちなみに店舗が出来ると、こんな感じになるらしい

一度は、KAI保有地だから勝手営業(建設当初のKAI当事者の懐に金が相当入っていると思うのですが!!)は許さん!!として、線路際の商店を強制的に破壊しておきながら、その跡地に、自前で商店立てて、テナント料で荒稼ぎというのも、なんだかなぁ、と思いますね。