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既報の通り、解体が始まった6113

のっけから衝撃的な画像ですが、現地ヲタたちが中の人が撮った画像をSNSで拡散し、既に日本人の下に多数届いているようですので、大したことはないでしょうか?それより、こちらはこの煙の量と、床材が溶けているような異様な匂いに驚きましたね。けれども、そもそもアスベスト処理も何もしていないのですから、全くもってTidak apa apaの世界です。私も既に日本で某社に十分アスベスト吸わされてますし(笑)、そんなもの昔は普通だったんだから、と。


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バーナーで側面焼き切り、どんどん骨抜きにして最後に潰すという伝統的手法
最後の仕上げに台枠を切っていた模様(まるで某社だ)

というわけで、KCJは10月上旬にDepok,Manggarai,Cikaumの廃車体110両(但しKCJ所属車のみ。KAI車は対象外)の解体業者の調達をアナウンスしていましたが、思いのほか早い作業の開始となりました。資料によると解体後は金属スクラップとして解体業者が買い取る模様です。なお、今回の解体は、Depok電車区への来年度以降導入の車両留置スペースの確保、およびCikaum駅構内への30年ルール適用のKAI客車廃棄スペース確保のために実施されるものです。Cikaumから台車やら何やらを持ち帰りしていたのは、これのためだったわけですね。Cikaumの全車が解体なのは72両という数字からもわかる通りですが、Depokでも基本的に既に廃車前提の休車状態になっているKCJ車全車、及び2015年にオフレールされた車両のうち、KCJに所属している車両も今回解体となります。不思議なのはManggaraiで解体されるのが、205系10両及び05系1両ということで、Juanda事故廃車は12両あるわけですから、2両だけは解体されないのですね。車番を照らし合わせていくとMM'337だけが除外されているのではないか、と思われます。まあ、その後の計画変更で解体になる可能性もあります。

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オフレール車両群からも一部解体が実施されます
しかし、完全横並びですが、どのように作業するのでしょう?

詳細は追ってレポートいたします。しかし、こうなると再びCikaumにも行かなければならないわけで、とりあえずCirebon出張帰りの時間をずらして(向こうで1泊、朝発→会社直行という強行軍)、車内からCikaumの状況を確認してきました。Depok通信の途中ですが、Cikaumの画像をどうぞ。

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骨抜きにされている車体。周囲には廃材が散乱。

これはかなりのハイスピードで解体が進んでいます。既に台枠だけになってしまった車両も多数・・・。

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スクラップを満載するトラック
これの行先を追跡してみたいですね

Cikaumでは同時並行的に何両もの解体を実施しているようで、トラック背後の2段目の車両も既に半分消えています。

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こちらも05系の顔が半分消えています

3段目にも10両弱載っていたはずで、わずか1週間そこらで、ものすごい勢いで解体が進んでいます。KAIから用地を確保せよとお達しが出ているのでしょうし、Depokでは隣で通常業務もやっているわけですから、その分の速度差でしょう。Depokでは現在、6113,7121、他2両程度が姿を消したくらいですので。それにしても、いつまでも積み上げておくわけにはゆかず、解体というのは当然の流れでしょう。本当はKAIも解体したいのは山々でしょうが、あちらは国家予算で購入している(特に今山積みになっている年代の車両は)ため、金属スクラップにして売却が出来ないにですよね・・・。

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参考までに比較画像を。11月12日撮影。
まだ作業開始前です。

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3段目の一部車両を解体準備のために下ろしたって感じでしょうか。

いずれにせよ、わずか1週間~2週間の間に10両以上の車両が消えたことになります。

はい、そんなわけでDepokに戻りましょう。

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こうなってくると気になるのは1090ですが・・・
(この車両は赤いだけでKAI所属です)

来年度の全検入場予定も公式から発表がありまして、それによると1090Fも検査入場のようですね??読み解くと、おそらく5809Fと何とか連結して12連を組むつもりなのではないか?と。後継の6000,7000,05が解体されているというのに、何とも強運の持ち主です。ただし、未だに先頭車同士連結のジャンパ問題は解決しておらず、先行きは不透明です。

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気になると言えば8003Fも・・・

11月に入ってから、めっきり見かけなかった8003Fは車輪限度値割れとのことで、車輪交換待ち。ただ、こちらは12月1日に車輪交換後の試運転が目撃されています。

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第二の橋へ。

5809Fも1090Fと運命を共にするためか、ここ1か月以上運用に入っておらず・・・。しかし、何か改造されているという形跡もなく、ちょっと心配ではあります。隣の6108Fも8連のまま。但しここにきて6127F、1092,1093の車輪交換も相次いで完了しており、次こそは6108Fの順番なのでは?と期待しているのですが。

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1線挟んで、隣にはマト68。編成札の設置が確認出来ます。

マト68も、単に予備というわけではなく、何らかの整備待ちの模様です。車輪限度値ですかね。なお、その周囲の中間車群は、近いうちに解体です。Depokの風景も、新年を迎えるころには様変わりしていそうです。

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改造線

牽引用のHibahの後ろは6127F。そのまま8連で復帰か、それとも何かまた企んでいるのか?奥の中間車がおそらく6108Fの2両、手前の205は欠車中のいずれかでしょう。

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最後に全検棟を。

H2は既に整備を終え、洗い場にいましたので、この時点では空。もしかしたら、1092,1093がいたかもしれませんね。

来月のデポック通信はあるのか、ないのか?もしないなら、これがこちらでの最後のデポック通信になりますね。サヨナラにふさわしい解体風景、でしょうか。